声：沢城みゆき
概要
ファンダヴェーレで最も長寿で美麗であることで知られるエルフ族の末裔（第314代目）で、四ツ葉騎士団三銃士の一人。14歳、血液型AB型。アニメ第5話より第39話まで登場。
三銃士の中では「大地の魔法」を担当し、生きた植物のトゲを使った攻撃に長けている。
自然や草木を愛しており、彼女の関わるエピソードでは特にそのことが強調される。同じく植物を愛する草太のことを気にかけている様子。
マイペースな性格でよくあくびをしたり、居眠りする。植物系の魔法には長けてはいるものの、特に幼い頃は睡眠につくと自らの魔法力を制御できなくなり、周囲の土地や生物を無意識の内に攻撃し荒廃させる癖があったため、仲間から恐れられる存在となってしまった。制御する術を学ぼうと魔法学校への入学を希望した。
周囲を傷付けることを恐れ、以降眠ることを拒んでいる。そのため、童話の『いばら姫』の別題『眠れる森の美女』のように普段は眠りについている…というか昼夜問わず眠いように見える。それ故によく眠りかけて寝惚けてしまい、暴走し敵味方構わず傷付けてしまうこともしばしば。
人里離れた田舎に永い間すんでいたせいか、気を抜くと言葉がなまることがある。だがら、『いばらぎ』じゃねえって言ってっぺ！
OVAでは出演していないが、これは元々サンドリヨンの部下として設定されていたためである。TVアニメ化の際に「三銃士を全部女の子にしよう」という提案があり、四ツ葉騎士団の三銃士に変更された（OVA版の三銃士は、赤ずきんと白雪姫、それとハーメルンだった。ハーメルンはTVシリーズにも登場しているが、主要人物でなくなったため出番は少ない）。その時点で一部の設定が変更されている。
最終回でとんでもないことをしでかした人物でもある。
服装と武器
花びらと花のつぼみをイメージした服装と鎧を着用。本人の持久力の無さもあり、比較的軽装な赤ずきんに比べると重装である。
武器はその名の通りバラの茎を模した鞭で、それを用いての中・遠距離攻撃を行う。索敵能力もあり、茎を使用しての探索や追跡も行える。
植物を召喚し、防御や拘束に使用することも可能。防御に重点を置いているが攻撃力も確かなもので、花びらや葉で敵を攻撃し単独で倒したこともある。
関連イラスト
関連タグ
冷泉麻子：居眠りキャラ、マイペースな性格繋がり。実は『いばら』繋がりでもあったりする。
ヨル・フォージャー：『いばら姫』繋がり。こちらはいわゆるアサシンなので真逆のスタイルといえる。
ガシャポンクエスト：登場人物の中に似たような設定の人物（偶然にもいばら姫と同じエルフの少女）がおり、制御できない魔法により周囲から恐れられている点も同じ。
