ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

のぞみ(列車)

4

のぞみ

「のぞみ」とは、JR東海とJR西日本が東海道新幹線・山陽新幹線で運行する最速達列車の愛称。
「のぞみ」とは、JR東海とJR西日本が東海道新幹線・山陽新幹線で運行する最速達列車の愛称。

概要

概要

JR東海JR西日本東海道新幹線山陽新幹線で運行する最速達列車の愛称


山陽新幹線・九州新幹線の「みずほ」、東北新幹線北海道新幹線の「はやぶさ」、上越新幹線の「とき」、北陸新幹線の「かがやき」に相当する。


愛称はJR東海の社内検討により決定したもので、「希望」を大和言葉にしたものとされる。この提案をしたのは当時選考委員を担当していた作家の阿川佐和子である。


歴史

歴史

1992年平成4年)3月14日ダイヤ改正に伴い、従来の速達列車「ひかり」よりも速い列車として、東海道新幹線の東京駅新大阪駅間にて全車指定席で運転開始。


当時利用客数を伸ばしていた航空機に対抗する列車として登場したこともあり、それまで一部の「ひかり」に連結されていた「食堂車」や「グリーン個室」や「カフェテリア」などを廃止して、乗車定員を増やしている。また速度向上を重視した事もあり、2階建て車両は導入されていない。


当初は東海道新幹線でだけの運行であったが、翌1993年(平成5年)3月18日より山陽新幹線での直通運転も開始。毎時1本に東京ー博多間を設定。


その後もダイヤ改正の度に順次増発されていき、2003年(平成15年)10月1日ダイヤ改正で東海道・山陽新幹線のダイヤ構成の根本的見直しに伴い「ひかり」と入れ替わる形で大幅に増発され、名実ともに東海道・山陽新幹線の主役の座についた。1号車~3号車に自由席を設定。


2023年9月13日に、最繁忙期大型連休お盆年末年始に適用)に限り、のぞみ全列車を全席指定で運転すると発表。2023年12月28日~2024年1月4日乗車分から適用開始された。


所要時間

所要時間

現在の日中の標準的な所要時間は、東京〜新大阪間が2時間27分~30分、東京〜博多間が平均4時間57分~5時間丁度。


なお、2020年(令和2年)3月14日以降においては、東京~博多間の下り最速列車は「のぞみ1号」(東京発博多行きの始発)で4時間52分、上り最速列車は「のぞみ64号」(博多発東京行きの最終)で4時間46分である。東京~新大阪間の最速所要時間は「のぞみ64号」・「のぞみ265号」の2時間21分である。


なお、2023年3月18日改正で、東京~新大阪間の所要時間が3分短縮された。


停車駅

停車駅

現行(2023年3月18日ダイヤ改正) 博多・広島行きは東京発が毎時12・30・48分発で、51分発は広島行きであるが、多客期は臨時列車として博多まで延長運転されるものもある。博多発毎時15分・36分(時間帯により00分もある)が東京行きであるが、19:30発と20:01発は運行時間に規制がある関係(※)で名古屋止まりとなっている。


博多発着の途中停車駅は、

東京駅-品川駅-新横浜駅-名古屋駅-京都駅-新大阪駅-新神戸駅-(姫路駅)-岡山駅-(福山駅)-広島駅-(徳山駅)-(新山口駅)-小倉駅-博多駅

  • ( )内は一部の列車のみ停車。いずれか1駅が基本(定期列車では上り最終の1本のみ全列車停車の途中9駅のみに停車)

また、同改正改正で、相鉄東急新横浜線の開業に伴い、新横浜始発の臨時列車「のぞみ491号」(新横浜6:03発・新大阪8:06着)を新たに設定した。先発の「ひかり533号」(新横浜6:00発・新大阪8:13着・広島9:56着)の発車後に同駅を発車し、一個西隣の小田原で「ひかり533号」(小田原6:14着・6:17発)を追い越すダイヤになっている。


(※)新幹線は周辺環境への影響や保線作業時間の確保の関係で異常時を除き24:00~6:00の間は原則として営業運転は行わないが、行う場合は速度を落として運転される。


車両編成

車両編成

全ての列車が16両編成であり、新大阪・博多側から順に

前方1〜3号車が自由席車、続いて4〜7号車及び後方の11〜16号車が指定席車、編成中央部の8〜10号車がグリーン車という編成である。


「のぞみ301号」

「のぞみ301号」

運転開始当初の下り一番列車であった「のぞみ301号」の停車駅は、東京を出ると新横浜のみで(当時は品川駅は未開業)、名古屋京都を通過していた。特にJR東海本社のある名古屋を通過するのはかなり衝撃的な出来事であり、名古屋飛ばしと呼ばれる騒動となった。ちなみに、この「のぞみ301号」は300系の山陽新幹線運行開始後も残ったが、1997年11月29日に「のぞみ1号」に新横浜停車を追加して統合し廃止、該当列車は同日に東海道新幹線への乗り入れを開始した500系になった。


余談

余談

「のぞみ」という列車名はかつて朝鮮総督府鉄道・南満州鉄道釜山新京(現在の長春)間を走っていた急行にも用いられていたが、奇しくも同区間を走っていた姉妹列車の名は「ひかり」である。


国鉄時代から東海道新幹線の高速化計画は進められていたが、当時は「スーパーひかり構想」と呼ばれており、計画車両も当時主力であった100系に近いデザインだった。東京駅にモックアップが展示されたり、プラレールが発売されるなどした。

しかし車両軽量化の難しさや高速化重視のためにこの車両デザインはボツになり、新たに300系の開発が進められた。


「のぞみ」の指定席特急料金は「ひかり」や「こだま」より少し高めに設定してある(自由席特急料金は同額)。


また、ビジネス客向けの列車である事から、外国人向けのジャパンレールパスでは自由席・立席含めて乗車できなかったが、2023年から追加料金を徴収の上で解禁された。


2023年春より一部の旅行会社を通じて「のぞみ」の車両を貸し切りにする「貸切車両パッケージ」の販売を開始。スポーツやアイドルなどといったファン交流イベントや、車内でのプレゼンテーション・商談などを想定したもの。

プロレス団体DDTはこれに目を付け、2023年9月18日の「のぞみ371号」の16号車を貸し切ってプロレスの試合(高木三四郎 vs 鈴木みのる、いわゆる路上プロレス)を行った。


充当された車両

充当された車両

最高速度は東海道区間では300系・500系・700系・N700系が270km/h、N700a・N700A・N700Sが285km/h。山陽区間では300系が270km/h、700系が285km/h、500系・N700系シリーズ・N700Sが300km/hである。


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JR東海東海道新幹線

JR西日本山陽新幹線

列車愛称 新幹線

ひかり こだま みずほ さくら つばめ

500系のぞみ Ambitious_Japan! ヒカリアン のぞみ(ヒカリアン)

勇者特急マイトガイン

概要

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JR東海JR西日本東海道新幹線山陽新幹線で運行する最速達列車の愛称


山陽新幹線・九州新幹線の「みずほ」、東北新幹線北海道新幹線の「はやぶさ」、上越新幹線の「とき」、北陸新幹線の「かがやき」に相当する。


愛称はJR東海の社内検討により決定したもので、「希望」を大和言葉にしたものとされる。この提案をしたのは当時選考委員を担当していた作家の阿川佐和子である。


歴史

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1992年平成4年)3月14日ダイヤ改正に伴い、従来の速達列車「ひかり」よりも速い列車として、東海道新幹線の東京駅新大阪駅間にて全車指定席で運転開始。


当時利用客数を伸ばしていた航空機に対抗する列車として登場したこともあり、それまで一部の「ひかり」に連結されていた「食堂車」や「グリーン個室」や「カフェテリア」などを廃止して、乗車定員を増やしている。また速度向上を重視した事もあり、2階建て車両は導入されていない。


当初は東海道新幹線でだけの運行であったが、翌1993年(平成5年)3月18日より山陽新幹線での直通運転も開始。毎時1本に東京ー博多間を設定。


その後もダイヤ改正の度に順次増発されていき、2003年(平成15年)10月1日ダイヤ改正で東海道・山陽新幹線のダイヤ構成の根本的見直しに伴い「ひかり」と入れ替わる形で大幅に増発され、名実ともに東海道・山陽新幹線の主役の座についた。1号車~3号車に自由席を設定。


2023年9月13日に、最繁忙期大型連休お盆年末年始に適用)に限り、のぞみ全列車を全席指定で運転すると発表。2023年12月28日~2024年1月4日乗車分から適用開始された。


所要時間

所要時間

現在の日中の標準的な所要時間は、東京〜新大阪間が2時間27分~30分、東京〜博多間が平均4時間57分~5時間丁度。


なお、2020年(令和2年)3月14日以降においては、東京~博多間の下り最速列車は「のぞみ1号」(東京発博多行きの始発)で4時間52分、上り最速列車は「のぞみ64号」(博多発東京行きの最終)で4時間46分である。東京~新大阪間の最速所要時間は「のぞみ64号」・「のぞみ265号」の2時間21分である。


なお、2023年3月18日改正で、東京~新大阪間の所要時間が3分短縮された。


停車駅

停車駅

現行(2023年3月18日ダイヤ改正) 博多・広島行きは東京発が毎時12・30・48分発で、51分発は広島行きであるが、多客期は臨時列車として博多まで延長運転されるものもある。博多発毎時15分・36分(時間帯により00分もある)が東京行きであるが、19:30発と20:01発は運行時間に規制がある関係(※)で名古屋止まりとなっている。


博多発着の途中停車駅は、

東京駅-品川駅-新横浜駅-名古屋駅-京都駅-新大阪駅-新神戸駅-(姫路駅)-岡山駅-(福山駅)-広島駅-(徳山駅)-(新山口駅)-小倉駅-博多駅

  • ( )内は一部の列車のみ停車。いずれか1駅が基本(定期列車では上り最終の1本のみ全列車停車の途中9駅のみに停車)

また、同改正改正で、相鉄東急新横浜線の開業に伴い、新横浜始発の臨時列車「のぞみ491号」(新横浜6:03発・新大阪8:06着)を新たに設定した。先発の「ひかり533号」(新横浜6:00発・新大阪8:13着・広島9:56着)の発車後に同駅を発車し、一個西隣の小田原で「ひかり533号」(小田原6:14着・6:17発)を追い越すダイヤになっている。


(※)新幹線は周辺環境への影響や保線作業時間の確保の関係で異常時を除き24:00~6:00の間は原則として営業運転は行わないが、行う場合は速度を落として運転される。


車両編成

車両編成

全ての列車が16両編成であり、新大阪・博多側から順に

前方1〜3号車が自由席車、続いて4〜7号車及び後方の11〜16号車が指定席車、編成中央部の8〜10号車がグリーン車という編成である。


「のぞみ301号」

「のぞみ301号」

運転開始当初の下り一番列車であった「のぞみ301号」の停車駅は、東京を出ると新横浜のみで(当時は品川駅は未開業)、名古屋京都を通過していた。特にJR東海本社のある名古屋を通過するのはかなり衝撃的な出来事であり、名古屋飛ばしと呼ばれる騒動となった。ちなみに、この「のぞみ301号」は300系の山陽新幹線運行開始後も残ったが、1997年11月29日に「のぞみ1号」に新横浜停車を追加して統合し廃止、該当列車は同日に東海道新幹線への乗り入れを開始した500系になった。


余談

余談

「のぞみ」という列車名はかつて朝鮮総督府鉄道・南満州鉄道釜山新京(現在の長春)間を走っていた急行にも用いられていたが、奇しくも同区間を走っていた姉妹列車の名は「ひかり」である。


国鉄時代から東海道新幹線の高速化計画は進められていたが、当時は「スーパーひかり構想」と呼ばれており、計画車両も当時主力であった100系に近いデザインだった。東京駅にモックアップが展示されたり、プラレールが発売されるなどした。

しかし車両軽量化の難しさや高速化重視のためにこの車両デザインはボツになり、新たに300系の開発が進められた。


「のぞみ」の指定席特急料金は「ひかり」や「こだま」より少し高めに設定してある(自由席特急料金は同額)。


また、ビジネス客向けの列車である事から、外国人向けのジャパンレールパスでは自由席・立席含めて乗車できなかったが、2023年から追加料金を徴収の上で解禁された。


2023年春より一部の旅行会社を通じて「のぞみ」の車両を貸し切りにする「貸切車両パッケージ」の販売を開始。スポーツやアイドルなどといったファン交流イベントや、車内でのプレゼンテーション・商談などを想定したもの。

プロレス団体DDTはこれに目を付け、2023年9月18日の「のぞみ371号」の16号車を貸し切ってプロレスの試合(高木三四郎 vs 鈴木みのる、いわゆる路上プロレス)を行った。


充当された車両

充当された車両

最高速度は東海道区間では300系・500系・700系・N700系が270km/h、N700a・N700A・N700Sが285km/h。山陽区間では300系が270km/h、700系が285km/h、500系・N700系シリーズ・N700Sが300km/hである。


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のぞみ

「のぞみ」とは、JR東海とJR西日本が東海道新幹線・山陽新幹線で運行する最速達列車の愛称。
「のぞみ」とは、JR東海とJR西日本が東海道新幹線・山陽新幹線で運行する最速達列車の愛称。

概要

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JR東海JR西日本東海道新幹線山陽新幹線で運行する最速達列車の愛称


山陽新幹線・九州新幹線の「みずほ」、東北新幹線北海道新幹線の「はやぶさ」、上越新幹線の「とき」、北陸新幹線の「かがやき」に相当する。


愛称はJR東海の社内検討により決定したもので、「希望」を大和言葉にしたものとされる。この提案をしたのは当時選考委員を担当していた作家の阿川佐和子である。


歴史

歴史

1992年平成4年)3月14日ダイヤ改正に伴い、従来の速達列車「ひかり」よりも速い列車として、東海道新幹線の東京駅新大阪駅間にて全車指定席で運転開始。


当時利用客数を伸ばしていた航空機に対抗する列車として登場したこともあり、それまで一部の「ひかり」に連結されていた「食堂車」や「グリーン個室」や「カフェテリア」などを廃止して、乗車定員を増やしている。また速度向上を重視した事もあり、2階建て車両は導入されていない。


当初は東海道新幹線でだけの運行であったが、翌1993年(平成5年)3月18日より山陽新幹線での直通運転も開始。毎時1本に東京ー博多間を設定。


その後もダイヤ改正の度に順次増発されていき、2003年(平成15年)10月1日ダイヤ改正で東海道・山陽新幹線のダイヤ構成の根本的見直しに伴い「ひかり」と入れ替わる形で大幅に増発され、名実ともに東海道・山陽新幹線の主役の座についた。1号車~3号車に自由席を設定。


2023年9月13日に、最繁忙期大型連休お盆年末年始に適用)に限り、のぞみ全列車を全席指定で運転すると発表。2023年12月28日~2024年1月4日乗車分から適用開始された。


所要時間

所要時間

現在の日中の標準的な所要時間は、東京〜新大阪間が2時間27分~30分、東京〜博多間が平均4時間57分~5時間丁度。


なお、2020年(令和2年)3月14日以降においては、東京~博多間の下り最速列車は「のぞみ1号」(東京発博多行きの始発)で4時間52分、上り最速列車は「のぞみ64号」(博多発東京行きの最終)で4時間46分である。東京~新大阪間の最速所要時間は「のぞみ64号」・「のぞみ265号」の2時間21分である。


なお、2023年3月18日改正で、東京~新大阪間の所要時間が3分短縮された。


停車駅

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現行(2023年3月18日ダイヤ改正) 博多・広島行きは東京発が毎時12・30・48分発で、51分発は広島行きであるが、多客期は臨時列車として博多まで延長運転されるものもある。博多発毎時15分・36分(時間帯により00分もある)が東京行きであるが、19:30発と20:01発は運行時間に規制がある関係(※)で名古屋止まりとなっている。


博多発着の途中停車駅は、

東京駅-品川駅-新横浜駅-名古屋駅-京都駅-新大阪駅-新神戸駅-(姫路駅)-岡山駅-(福山駅)-広島駅-(徳山駅)-(新山口駅)-小倉駅-博多駅

  • ( )内は一部の列車のみ停車。いずれか1駅が基本(定期列車では上り最終の1本のみ全列車停車の途中9駅のみに停車)

また、同改正改正で、相鉄東急新横浜線の開業に伴い、新横浜始発の臨時列車「のぞみ491号」(新横浜6:03発・新大阪8:06着)を新たに設定した。先発の「ひかり533号」(新横浜6:00発・新大阪8:13着・広島9:56着)の発車後に同駅を発車し、一個西隣の小田原で「ひかり533号」(小田原6:14着・6:17発)を追い越すダイヤになっている。


(※)新幹線は周辺環境への影響や保線作業時間の確保の関係で異常時を除き24:00~6:00の間は原則として営業運転は行わないが、行う場合は速度を落として運転される。


車両編成

車両編成

全ての列車が16両編成であり、新大阪・博多側から順に

前方1〜3号車が自由席車、続いて4〜7号車及び後方の11〜16号車が指定席車、編成中央部の8〜10号車がグリーン車という編成である。


「のぞみ301号」

「のぞみ301号」

運転開始当初の下り一番列車であった「のぞみ301号」の停車駅は、東京を出ると新横浜のみで(当時は品川駅は未開業)、名古屋京都を通過していた。特にJR東海本社のある名古屋を通過するのはかなり衝撃的な出来事であり、名古屋飛ばしと呼ばれる騒動となった。ちなみに、この「のぞみ301号」は300系の山陽新幹線運行開始後も残ったが、1997年11月29日に「のぞみ1号」に新横浜停車を追加して統合し廃止、該当列車は同日に東海道新幹線への乗り入れを開始した500系になった。


余談

余談

「のぞみ」という列車名はかつて朝鮮総督府鉄道・南満州鉄道釜山新京(現在の長春)間を走っていた急行にも用いられていたが、奇しくも同区間を走っていた姉妹列車の名は「ひかり」である。


国鉄時代から東海道新幹線の高速化計画は進められていたが、当時は「スーパーひかり構想」と呼ばれており、計画車両も当時主力であった100系に近いデザインだった。東京駅にモックアップが展示されたり、プラレールが発売されるなどした。

しかし車両軽量化の難しさや高速化重視のためにこの車両デザインはボツになり、新たに300系の開発が進められた。


「のぞみ」の指定席特急料金は「ひかり」や「こだま」より少し高めに設定してある(自由席特急料金は同額)。


また、ビジネス客向けの列車である事から、外国人向けのジャパンレールパスでは自由席・立席含めて乗車できなかったが、2023年から追加料金を徴収の上で解禁された。


2023年春より一部の旅行会社を通じて「のぞみ」の車両を貸し切りにする「貸切車両パッケージ」の販売を開始。スポーツやアイドルなどといったファン交流イベントや、車内でのプレゼンテーション・商談などを想定したもの。

プロレス団体DDTはこれに目を付け、2023年9月18日の「のぞみ371号」の16号車を貸し切ってプロレスの試合(高木三四郎 vs 鈴木みのる、いわゆる路上プロレス)を行った。


充当された車両

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最高速度は東海道区間では300系・500系・700系・N700系が270km/h、N700a・N700A・N700Sが285km/h。山陽区間では300系が270km/h、700系が285km/h、500系・N700系シリーズ・N700Sが300km/hである。


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ひかり こだま みずほ さくら つばめ

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山陽新幹線・九州新幹線の「みずほ」、東北新幹線北海道新幹線の「はやぶさ」、上越新幹線の「とき」、北陸新幹線の「かがやき」に相当する。


愛称はJR東海の社内検討により決定したもので、「希望」を大和言葉にしたものとされる。この提案をしたのは当時選考委員を担当していた作家の阿川佐和子である。


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1992年平成4年)3月14日ダイヤ改正に伴い、従来の速達列車「ひかり」よりも速い列車として、東海道新幹線の東京駅新大阪駅間にて全車指定席で運転開始。


当時利用客数を伸ばしていた航空機に対抗する列車として登場したこともあり、それまで一部の「ひかり」に連結されていた「食堂車」や「グリーン個室」や「カフェテリア」などを廃止して、乗車定員を増やしている。また速度向上を重視した事もあり、2階建て車両は導入されていない。


当初は東海道新幹線でだけの運行であったが、翌1993年(平成5年)3月18日より山陽新幹線での直通運転も開始。毎時1本に東京ー博多間を設定。


その後もダイヤ改正の度に順次増発されていき、2003年(平成15年)10月1日ダイヤ改正で東海道・山陽新幹線のダイヤ構成の根本的見直しに伴い「ひかり」と入れ替わる形で大幅に増発され、名実ともに東海道・山陽新幹線の主役の座についた。1号車~3号車に自由席を設定。


2023年9月13日に、最繁忙期大型連休お盆年末年始に適用)に限り、のぞみ全列車を全席指定で運転すると発表。2023年12月28日~2024年1月4日乗車分から適用開始された。


所要時間

所要時間

現在の日中の標準的な所要時間は、東京〜新大阪間が2時間27分~30分、東京〜博多間が平均4時間57分~5時間丁度。


なお、2020年(令和2年)3月14日以降においては、東京~博多間の下り最速列車は「のぞみ1号」(東京発博多行きの始発)で4時間52分、上り最速列車は「のぞみ64号」(博多発東京行きの最終)で4時間46分である。東京~新大阪間の最速所要時間は「のぞみ64号」・「のぞみ265号」の2時間21分である。


なお、2023年3月18日改正で、東京~新大阪間の所要時間が3分短縮された。


停車駅

停車駅

現行(2023年3月18日ダイヤ改正) 博多・広島行きは東京発が毎時12・30・48分発で、51分発は広島行きであるが、多客期は臨時列車として博多まで延長運転されるものもある。博多発毎時15分・36分(時間帯により00分もある)が東京行きであるが、19:30発と20:01発は運行時間に規制がある関係(※)で名古屋止まりとなっている。


博多発着の途中停車駅は、

東京駅-品川駅-新横浜駅-名古屋駅-京都駅-新大阪駅-新神戸駅-(姫路駅)-岡山駅-(福山駅)-広島駅-(徳山駅)-(新山口駅)-小倉駅-博多駅

  • ( )内は一部の列車のみ停車。いずれか1駅が基本(定期列車では上り最終の1本のみ全列車停車の途中9駅のみに停車)

また、同改正改正で、相鉄東急新横浜線の開業に伴い、新横浜始発の臨時列車「のぞみ491号」(新横浜6:03発・新大阪8:06着)を新たに設定した。先発の「ひかり533号」(新横浜6:00発・新大阪8:13着・広島9:56着)の発車後に同駅を発車し、一個西隣の小田原で「ひかり533号」(小田原6:14着・6:17発)を追い越すダイヤになっている。


(※)新幹線は周辺環境への影響や保線作業時間の確保の関係で異常時を除き24:00~6:00の間は原則として営業運転は行わないが、行う場合は速度を落として運転される。


車両編成

車両編成

全ての列車が16両編成であり、新大阪・博多側から順に

前方1〜3号車が自由席車、続いて4〜7号車及び後方の11〜16号車が指定席車、編成中央部の8〜10号車がグリーン車という編成である。


「のぞみ301号」

「のぞみ301号」

運転開始当初の下り一番列車であった「のぞみ301号」の停車駅は、東京を出ると新横浜のみで(当時は品川駅は未開業)、名古屋京都を通過していた。特にJR東海本社のある名古屋を通過するのはかなり衝撃的な出来事であり、名古屋飛ばしと呼ばれる騒動となった。ちなみに、この「のぞみ301号」は300系の山陽新幹線運行開始後も残ったが、1997年11月29日に「のぞみ1号」に新横浜停車を追加して統合し廃止、該当列車は同日に東海道新幹線への乗り入れを開始した500系になった。


余談

余談

「のぞみ」という列車名はかつて朝鮮総督府鉄道・南満州鉄道釜山新京(現在の長春)間を走っていた急行にも用いられていたが、奇しくも同区間を走っていた姉妹列車の名は「ひかり」である。


国鉄時代から東海道新幹線の高速化計画は進められていたが、当時は「スーパーひかり構想」と呼ばれており、計画車両も当時主力であった100系に近いデザインだった。東京駅にモックアップが展示されたり、プラレールが発売されるなどした。

しかし車両軽量化の難しさや高速化重視のためにこの車両デザインはボツになり、新たに300系の開発が進められた。


「のぞみ」の指定席特急料金は「ひかり」や「こだま」より少し高めに設定してある(自由席特急料金は同額)。


また、ビジネス客向けの列車である事から、外国人向けのジャパンレールパスでは自由席・立席含めて乗車できなかったが、2023年から追加料金を徴収の上で解禁された。


2023年春より一部の旅行会社を通じて「のぞみ」の車両を貸し切りにする「貸切車両パッケージ」の販売を開始。スポーツやアイドルなどといったファン交流イベントや、車内でのプレゼンテーション・商談などを想定したもの。

プロレス団体DDTはこれに目を付け、2023年9月18日の「のぞみ371号」の16号車を貸し切ってプロレスの試合(高木三四郎 vs 鈴木みのる、いわゆる路上プロレス)を行った。


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