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曖昧さ回避

概要

へし切長谷部(へしきりはせべ、圧切長谷部とも)は、南北朝時代に製作された


「刀 金象嵌銘長谷部国重本阿花押 黒田筑前守(名物へし切)」の名称で日本国宝に指定されている。現在は福岡市博物館所蔵。

差表には所持銘「黒田筑前守」(黒田長政)が、差裏には極め銘「長谷部国重」および鑑定者の本阿弥光徳を示す「本阿」と彼の花押が金象嵌で入る。


織田信長が、自分へ敵対を働いた観内という茶坊主を成敗した時、台所へ逃げて膳棚の下に隠れた観内を棚ごと「圧し切り」(刀身を押し当てて切ること)にして斬殺したことで、その際用いられた大切れ物の刀に「へし切」の異名が付けられた。恐ろしいほどの切れ味の名刀。

文化庁の国指定文化財等データベース(参考:同HP)の「刀 金象嵌銘長谷部国重本阿花押 黒田筑前守(名物へし切)」のページでも「膳の上から圧し切った」と記述されており、そのように書く刀剣書籍も多い。

だが文献によっては「刀を差し込んで膳の下から切った」ともされており、説が分かれている。


その後については、2014年のNHK大河ドラマ軍師官兵衛』にも描かれていたのもあり織田信長から黒田孝高黒田官兵衛)が拝領したとする説が有名であるが、織田信長から豊臣秀吉に贈られた後に黒田長政または黒田孝高に贈られたとする説もあり、拝領の経路には多数の説がある。

文献や史料ごとに伝承の異同はあるものの、以後黒田家の家宝の一つとして長く同家が所有した。



以上にはへし切長谷部 - Wikipediaからの引用も含まれます。


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