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あれは妹が生まれた年の8月の事だった。


概要

略称は「ぼくなつ3」。

ミレニアムキッチンが企画開発し、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)から発売。


2007年にPS3ソフトとしてリリースされた。

正式タイトルは、

『ぼくのなつやすみ3-北国編-小さなボクの大草原』

である。


北海道南西部にある羊蹄山(作中ではウーテイ山)の麓の農村が舞台となり、モデルは喜茂別町周辺と思われる。

道産子である原作者兼開発責任者の少年時代経験も強く反映されたという。


歴代主人公は前作まで小学3年生であったが、今作から4年生となる。

前作にあったでの水泳自転車の搭乗ができなくなったが、草すべりや乳牛の世話、捕まえたお気に入りの甲虫を持ち越しての周回プレイなどの要素が大幅に増えた。

前作に引き続き川や湖での水泳、釣り山登りなどもできる。

またプレイの進捗度などによって複数のエンディングが用意されている。


ストーリー

1975年(昭和50年)8月1日。

母親が臨月を迎えた当時10歳の主人公ボク(愛称)は、31日まで北海道の「花唄」という集落で酪農を営む父方の親戚に預けられる事になった。

本州とは風土の異なる夏の北海道の大自然の中で、親戚や現地の人たちと共に一夏の思い出を作っていく。


登場人物

ボク(CV:千葉翔也)

本作の主人公であるプレーヤーキャラ。

当時は東京都に住んでおり、控えめであるがすぐに誰とでも打ち解ける事ができる。


・吉本武(おじちゃん)(CV:堀内賢雄)

ボクくんの父親で農家に婿入りした叔父

基本的に穏やかで落ち着いた性格。


・吉本楓(おばちゃん)(CV:堀越真己)

ボクくんの叔母

明るい性格で現在は牧場の経理と効率化を担当。


・吉本緑(CV:万代千紗)

ボクくんの同い年のいとこ

幼い頃より親の仕事を手伝ってきた事からしっかりとしている部分があり、虫相撲にも参加する程活発。

作中でボクくんに好意があるかのような態度を取っており、エンディングによっては大人になったボクくんとのやり取りや吉本家に婿入り(緑と結婚)したと思われるボクくんの様子が描かれている。


・吉本日向(声:津村まこと)

緑の妹でボクくんのいとこ。

8月25日生まれで作中で1歳を迎える。


・吉本正助(じいちゃん)(CV:佐々木敏)

農協に勤めるおばちゃんの父親で緑たちの祖父、ボクくんにとっては大おじのような存在。

近所の大神のおばあちゃんとは旧知の仲で気にかけている。


・木取勇人(CV:斎藤恵理)

緑の同級生で少々強引な性格。

虫相撲ではトカゲの一種であるカナヘビを繰り出すなどシリーズ最高レベルの反則行為に出る。


・永井未知(CV:鈴木絢子)

東京都板橋区に引越した緑たちの元同級生で、夏休みを利用して花唄に遊びに来ていた。

一見内向的に見えるがいつも哲学について考えているようである。

またボクくんを気に入ったようで、ストーリー本編や東京に戻ってからの後日談でデートに誘っている。


・山田礼(CV:津村まこと)

近所の子供たちのリーダーである小学6年生。

父親が住職であり、母親は東京都に住んでいる。

エンディングでは勇人と共にまで見送りに来た。


・花咲めぐみ(CV:弓場沙織)

おじの牧場の隣に住む若いガラス細工職人。

少々性格がキツい部分もあるが、ボクくんに吹きガラスを教えてくれたりプレイの進捗度ごとにガラス細工をくれる。

地元の子供たちの見守りなのか、毎晩ある場所でお化けのフリをして待ち構えている。


・花咲はるみ(CV:最上莉奈)

めぐみの親戚である高校2年生。

ガラス細工職人を目指しており、中旬のみ工房に訪れる


・大神鈴(大神のおばあちゃん)(CV:斎藤千恵子)

現在一人人で暮らしている明るい老婦人。

相談を受けたボクくんの選択肢によって、札幌市にある息子の家に引っ越すかこのまま残るかのどちらかになる。


・大神良(CV:斎藤志郎)

大神のおばあちゃんの息子。

現在札幌で妻子と暮らしており、母を心配して同居を説得している。


・お坊さん(CV:藤本譲)

礼の父親である住職。

毎晩お経をあげているが、移動マップ上では住居部分は確認できない。


・裕美(運転手)(CV:くわはら利晃)

おじの牧場の牛乳を運ぶピックアップトラックの男性ドライバー。

夕方の出発まで暇を持て余しており、ボクくんに俳句を教えたりある地点までトラックに乗せてくれたりする。


・船頭さん(CV:くわはら利晃)

近くの川で小型船を操縦する、ぎっくり腰から復帰したばかりの船頭

ボクくんを対岸まで渡してくれる。


・父(CV:牛山茂)

1日と31日のボクくんの送迎時のみの登場。

1作目と4作目の主人公の父親達とは別人であるが、容姿が酷似しており声優も同じ。


・ナレーション(CV:ダンカン)

その正体は大人になったボクくん。

少年時代の出来事や、ストーリー終了後の現在までの様子を伝える。

担当したダンカン氏は1作目から一貫してナレーターを務めてきたが、4作目では現地の住民役となった。


主題歌

ひまわり娘

歌はmarhy(from DAUGHTER)がカバー。


関連イラスト

みっちゃん


シリーズ作品

ぼくのなつやすみ

ぼくのなつやすみ2

ぼくのなつやすみ4


関連項目

アドベンチャーゲーム SCEI

夏休み 昭和時代 北海道

少年時代

上田三根子(キャラクターデザイン)

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