まいこはん

まいこはん

まいこはんとはポケットモンスターのNPCポケモントレーナーの肩書きである。

概要どすえ

第2世代『金・銀・クリスタル』とそのリメイク作である第4世代『HGSS』に登場するトレーナー。

『GSC』ではエンジュシティ中央にあるエンジュおどりば（かぶれんじょう）にて彼女たちとのポケモン勝負に勝つと、観客の男性が褒美にひでんマシンを授けてくれる。

リメイク版の『HGSS』では主人公の行く先々に出没する謎の人物として出番が増えている。

実は主人公があるポケモンに相応しいかどうかを見極めるために見守っている舞妓姉妹であり、彼女たちの勝負に勝つとハートゴールドでは『とうめいなスズ』、ソウルシルバーでは『うみなりのスズ』が貰え、ホウオウ/ルギアの捕獲イベントで舞を踊り、彼らを呼び出す役割が与えられた(※)。

こちらでは殿堂入りした後におどりばにて彼女たちと戦うことができる。

姉妹全員、第2世代までに登場したイーブイの進化系を使う。

(※)別途でラジオ塔にて「にじいろのはね」/「ぎんいろのはね」を入手する必要がある。対になるバージョンのポケモンを捕獲する際にはクリア後にニビシティの老人から入手する必要がある(後者の場合はスズは必要ない)。

ただし、クリスタルでは「にじいろのはね」入手に限り、三犬を連れてスズのとう一階にいるぼうずに話しかける必要がある。

余談だが、ラジオ塔は元は木造の塔だったとされ、ホウオウやルギアが来訪していた事が示唆されている。

『GSC』では内一人が「スモモ」という名前だったが、後の作品『DPt』にて同名のジムリーダーが登場したため、『HGSS』では「コモモ」に変更されている。

アニポケでは設定が少々異なる。5人は伝説のポケモンの巫女ではなく、習い事の先生という設定であり、使用するポケモンも入れ替わっている。末っ子という立場からサクラはカスミと意気投合し、ロケット団を追い払った功績を認められて旅をする事を許された(ちなみにカスミにもサクラという一番上の姉がいる)。

まいこはんとしての姿は全員黒髪だが、地毛は全く異なり、姉妹はどちらの姿でも目の色が異なるため、そちらで見分けることが出来る。順に青いウェーブがかったロングヘアで茶色の瞳を持つのがサツキ(CV:冬馬由美)、青い瞳に紫色のワンレングスヘアなのがスモモ(CV:こおろぎさとみ)、茶色の瞳にグリーンのワカメヘアが特徴的なのがタマオ(CV:愛河里花子)、緑の瞳に赤毛のショートヘアが特徴的なのがコウメ(CV:かないみか)、トリを飾るのがピンク色のツインテールと菫色の瞳なのがサクラ(CV:國府田マリ子)となっている。

アニメ「Pokémon Evolutions」第7話「ザ・ショウ」では彼女らの仕事が詳細に描かれた。彼女らは普段は伝説のポケモンを語り伝える伝統芸能を上演しており、裏方や相棒のポケモンたちがエフェクトを担当している。一方でただ伝統を受け継ぐだけでなく、ライトアップやプロジェクションマッピングなどの現代的なエフェクトも多用している。観客の中にはぼうずやマツバの姿が見られた。

こちらでのCVはそれぞれタマオ(CV:上田麗奈)、サクラ(CV:千本木彩花)、サツキ(CV:村川梨衣)、コモモ(CV:諸星すみれ)、コウメ(CV:藤田茜)となっている。

『ORAS』でも断片的にその存在が語られる。

クスノキ館長の部下の実家がまいこはんの家系であるようだが、男に舞を踊る資格はないためにホウエンに出稼ぎに出たという。その彼から流れてきた「とうめいなスズ/うみなりのスズ」を貰う事でホウオウ(OR限定)、ルギア(AS限定)をシーキンセツで捕獲できる。

メンバー

名前	続柄(アニメ)	教えている習い事(アニメ)	使用ポケモン(原作/アニメ)	名前の由来
タマオ	三女	生花	ブラッキー	玉緒(ベンケイソウ科)
コウメ	四女	箏	エーフィ/ブースター	ウメ(バラ科)
サツキ	長女	茶道	ブースター/サンダース	サツキ(ツツジ科)
サクラ	末っ子	なし	サンダース/イーブイ→エーフィ、アゲハント	サクラ(バラ科)
スモモ(GSC)/コモモ(HGSS)	次女	不明	シャワーズ	モモ(バラ科)

各キャラクターの担当

担当	ポケモン
発光エフェクト(粉)	バタフリー、モルフォン、ポポッコ、ハネッコ
伝説のポケモン(モーションアクター)	オニドリル
月光エフェクト	ブラッキー
落雷エフェクト	サンダース、レアコイル×3
火炎エフェクト	ブースター
水流/降雨エフェクト	シャワーズ
スモークエフェクト	マタドガス

余談

彼女たちが働くエンジュおどりばのモデルは京都府京都市にある「南座」がモデルだと思われる。

関連タグ

ポケモントレーナー　一般トレーナー

他の和風トレーナー

ぼうず　にんじゃ　ニンジャごっこ