データ
| 初出 | 第2世代 |
|---|---|
| タイプ | エスパー |
| 威力 | 80(〜第4世代)→100(第5世代)→120(第6世代) |
| 命中率 | 90(〜第4世代)→100(第5世代〜) |
| PP | 15(〜第4世代)→10(第5世代〜) |
| 分類 | 特殊 |
| 範囲 | 単体 |
| 直接攻撃 | × |
| 効果 | 技を使ってから2ターン後に相手を攻撃する。 |
| 英語名 | Future Sight |
概要
第2世代から存在する、2ターン後の未来に攻撃を予知すると言うエスパータイプの技。
技の仕様からも分かるとおり、技を使ったターンは攻撃できない。
また、攻撃のタイミングでダメージを与えるわけでは無いのでまもるやみきりの対象にならないと言う面白い特徴がある。
さらにダメージ計算は技発動時の相手の特防で計算される。つまり技を発動した時の相手の耐久が低ければ、受けに出てきたポケモンに大ダメージを狙う事ができる。
とは言え、ダメージを与えられない使用ターンの行動をどうフォローするかを良く考える必要がある。
くろいまなざしやかげふみ等で交代できないようにしたり、ほえるやふきとばしで強制的にポケモンを交代させたりして使いたいところ。
なお、初登場の第2世代では何故か命中率90だった。おいおいしっかり予知しろよ。
その代わりタイプ相性の影響を受けない為どんな相手でも安定してダメージを通す事ができた。その後第5世代・第6世代で技の上方修正を受け現在に至っている。
一方でタイプ相性無視の効果は無くなってしまい、攻撃を与える前にエスパー技を受け付けないあくや耐性があるはがねを呼び込むリスクが生まれやや使いにくくなった。
逆に言えば相手がエスパーに耐性のあるポケモンに交換してくることを"予知し"、こちらはそのポケモンに有利なタイプに交換をするという戦略も取れるため、一長一短でもある。
現在は回復技を連打する高耐久ポケモンを崩す一手としての採用が主。例えばサイコキネシスだけではじこさいせい等で受けきられるという状況でも、みらいよちの攻撃ターンと足並みを合わせれば１ターン中に２ターン分の攻撃が重なり、回復が間に合わなくなるという寸法。
アニメではその特殊な発動条件故かあまり登場していないが、DPではUMAトリオの2匹が放ったみらいよちが自身を捕獲したポケモンハンターの乗った飛行艇を時間差で攻撃し、湖に沈めるという衝撃シーンで使われた。
XY編ではゴジカのニャオニクスが使用。♂と♀両方が覚えている。
こちらでも時間差で攻撃を仕掛けているが、サトシがその時間差をピカチュウの尻尾を使って計るという戦術で突破した。
pixivでは
ポケモン関連のキャラクターの未来予想図にこのタグが使われる事がある。
「予言者現る」の意味で使われる事も。
