ピクシブ百科事典

もしもボックス

もしもぼっくす

『ドラえもん』に登場するひみつ道具のひとつ。想像を現実にしてくれる。
目次[非表示]

概要

漫画ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。
公衆電話ボックス型の道具で、中に入って受話器を掛け、「もしも○○が××だったら?」のように話してベルが鳴れば、その通りになる。
作中では「もしも魔法の世界だったら?」「もしものない世界だったら?」「もしもお金が要らない世界だったら?」のように、世界の法則ごと変えてしまう使い方が多い。

現在の公式設定では、宇宙には無数にパラレルワールドが存在していて、その中から使用者の入力した事柄が実現しているパラレルワールドを探し出し、その世界と現実世界を入れ替える機能となっている(『映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険』より)。

一見万能な道具のようだが、思い通りの世界にしようとしても結果的にはそれなりに辻褄が合わされてしまうので、なかなか上手くは行かないようだ。

作られた並行世界の一例

正月遊びがつまらない世界

最初に使用されたのがこれ。なんとも地味である。
凧揚げ羽根つきが存在しない世界であり、これなら運動オンチなのび太でも勝手にルールを作って遊べるぞ! となったはいいものの、のび太が作ったへたくそ用ルールでは誰もまともに遊ぶことができず、恥ずかしくなったのび太が元の世界に戻してしまった。

お金のいらない世界

この世界では貨幣があればあるほど貧乏になるという設定で、物を買う際にはお金を受け取らされ、スリは自分の持っている札束を他人のにねじ込み、給料日には労働者が封筒お札を詰めて職場に持って行き、街角では乞食ダンボール箱いっぱいのお札を「一枚でもいいから持ってって」と泣き付く・・・結局現実世界を余計に厄介にしただけの世界で終わってしまった。ちなみにこの世界ではを遺棄しようとするものが後を絶たないため、貨幣を捨てた者は10倍の罰金をもらわされることになる。もうややこしくて仕方がない。
ナニ? ペイの拡充? もう許してやれよ

あやとり世界

あやとりが超大人気スポーツになっている世界。のび太がプロあや(そういうスポーツがある)の選手として史上最年少デビューを果たすかに思えたが、ある身近な人物の手によってこの世界も終わりを告げる。

の無い世界

ジャイアンリサイタルを恐れるあまりのび太が作り上げた世界。だったら「無許可で人を集めて音楽を聞かせたら逮捕される世界」とかにすればいいのに、愚かな選択である。
結果、この世界では音が存在しないためありとあらゆることに筆談が必要となり、あらゆる情報をだけで感知しなければいけない(背後からが来ても気が付かないなど)という厄介な世界でしかなかった。しかも、ジャイアンの歌は筆談でも字がヘタすぎて精神攻撃レベルだったため、結局何の意味もなかったのである。

の無い世界

全員が他人に指摘されるまで自分のが分からないという世界。交通問題が多発し、化粧もロクに出来ず、ナルシストが世界中で誕生した。結局、この世界も危険ということで元に戻された。

物価がとんでもなく安い世界

「お金のいらない世界」で懲りたのび太が、1万円札が現実世界(1981年)の日本における10億円分の価値を持つ、物価がメチャクチャに安い世界なら大富豪になれると考えて作り上げた世界。
しかし、小学生の分際で10億円もの大金を持ち歩く少年が周囲から狙われないわけがなく、のび太はたちまち誘拐犯同士で取り合いになるというプチ三千院ナギ状態に。這う這うの体で逃げ切ったのび太は元の世界に戻すが、反動でドケチになってしまった。

のび助がアメリカに転勤になる世界

本当に自分が周囲から信頼されているのか気になったのび太が「ためしにぼくがパパの転勤でこの街からいなくなったらみんなはどう反応するか」という実験のために作った世界。
今までに比べて格段にまともな世界だが、こういう時に限ってもしもボックスが故障してしまい…。
なお、この時は別世界が作り出されたわけではなく、現実世界の改変という形でのび太の望みを実現させた。のび助の勤務先にアメリカ支社などないにもかかわらず、同支社への異動を命じられるという強引な手法が用いられた。ドラえもんが世界を元に戻すと、帰宅したのび助の口から会社側の「2月馬鹿」(4月馬鹿=エイプリルフールの2月版)だったと語られる。また、のび太にこれまでのお詫びとしてボコボコにされたジャイアンの怪我はそのままだった。これらのことから、改変中の世界のことは皆記憶しており、かつ改変中に起こった出来事は復元後の世界にも引き継がれるようである。世界の改変という程の大きなことは行われず、もしもボックスの効果は、のび助の上司達の心を操り嘘をつかせたことに止まるとも見られる。

眠れば眠るほど偉い世界

大体想像はつくと思うが、ここも世紀末だった。

魔法世界

科学迷信として廃れ、魔法が発達した世界。勿論タダでいくらでも魔法が使えるわけではなく、必死な努力が必要。
これこれでも、「科学世界の裏に魔法が発達した別の世界があったら?」という発想が描かれた。
似たような物に『劇場版仮面ライダーウィザードinマジックランド』がある。
作中では、危機的状況に陥ったドラえもんとのび太が、もしもボックスの使用を阻止しようとタイムマシンに乗り過去の自分達の元へと向かう。しかし、魔王の刺客であるメジューサに追跡され、過去の世界で魔法により石に変えられてしまう。ここでは、時を遡るともしもボックスの作り出した世界を脱却できることが分かる。また、元の世界(魔法が存在しない世界)に移動したにもかかわらず、のび太がホーキングを行えたり、メジューサが魔法を使うことができる。改変後の世界における法則は、改変前の世界に移動しても通用するようである。

環境汚染が激化した世界

「ドラえもん学習ゲームブック 地底大魔王の謎」に登場。のび太と竜の騎士に登場した地底国出身の恐竜人間・カール(地底大魔王)が昼寝中のドラえもんのポケットから盗み出したもしもボックスで作り上げた。
熱帯雨林が降らなかったら」「フロンガスの濃度が上昇したら」「全世界の排気ガス南極上空に集まったら」という三つの破滅のシナリオ人類全滅させようとしたが、カールがもしもボックスの賃貸料金を支払ってなかったせいで計画は白紙に帰ることとなる。

野球サッカーが融合した世界

外伝漫画『ドラベース』にて、プロサッカー選手ロナえもん草野球チーム江戸川ドラーズと闘うために無理矢理作った世界。基本ルールは野球だが、「打者バットを使わずにボールを蹴ってもよい(守備についている選手もボールを蹴ってパスしていい)」「反則を起こした選手にはカードが出る」「外野席奥のゴールにボールが入ったら無条件でホームラン」などサッカーのルールも取り入れたカオスなスポーツが流行っている。
・・・キックベースでよくないかな・・・。

のび太が三歳児の世界

1999年に放送された第1563話「のび太3さい!?」。
ママの友達が連れて来た三歳児の子供が褒められているの見て悔しがるのび太は体は3歳児、頭脳は5年生の三歳児に変身した(わざわざ巨大なもしもボックスなんか使わなくても、タイムふろしきを被るだけでいいとも思うが…)。
みんなから優しくされ味を占めた幼いのび太は静香ちゃんの家へ行き近所の子供たちと学校ごっこをやる。

のび太が女子の世界

1996年に放送された第1402話「わたしのび子よ」。
女子がいいと思ったのび太は女の子にトランスフォームした。その関係でドラえもんも女になった。
みんなに優しくされたが、しずかちゃんとジャイアンで問題が発生した。
のび子パンチラシーンやブルマ姿のサービスシーンもあった。

のび太とジャイ子が結婚していた世界

トヨタ「ノア」のCM、TOYOTOWN NOAH「のび太とジャイ子の娘」編より。
ミニバンを買ったのび太を見たジャイ子が作り上げた世界。ジャイ子と同じ格好をした我儘娘がおり、彼女とドライブに行こうとしたが「月かアマゾン(に行きたい)」と言ったり、車内で「やっぱり南極がよかったな」と愚痴をこぼしたりしていた。
それに対してのび太は「結婚するならしずかちゃんがいい」と思った。

関連タグ

ドラえもん 公衆電話 電話 電話ボックス パラレルワールド
のび太の魔界大冒険

pixivに投稿された作品 pixivで「もしもボックス」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 143273

コメント