概要
上海アリス幻樂団による東方Projectに登場する八雲紫と博麗霊夢及び「ZUN's Music Collection」に登場する宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーン（メリー）の四人によるグループ。
霊夢は東方Projectにおける主人公であり、紫はその世界観にもかかわる重要なキャラクターである。
蓮子とメリーは「ZUN's Music Collection」のシリーズにおいてともに様々な「 不思議 」を追い求める主人公格の人物たちである。
それぞれの原作において霊夢・紫の二人と蓮子・メリーの二人は出会っておらず、その関係性はそれぞれに関連する二次創作において様々に想像されている。
霊夢の住まう世界と蓮子・メリーの住まう世界は空間的に隔てられていることが語られており、あるいは時間的に両者が同時期に並行しているものであるかなど不明な点もある。
ただし紫は霊夢の住まう幻想郷に登場するが「外の世界」との行き来も自在であり、かつその「 全ての物事を根底から覆す 」能力（稗田阿求評、「幻想郷縁起」『東方求聞史紀』）には世界を渡る事に関連しても例えば概念的・時間的な文脈において未知の部分も存在する模様である。
「ゆかれい蓮メリ」は、両者の出会いに関して紫を通しても様々な可能性が想像されるものともなっている。
「ゆかれい蓮メリ」のストーリーとしては、この四名が集うケースに特徴的なものとして紫とメリーの二人に関連した二次創作である「紫=メリー説」の文脈で語られることもある点が挙げられる。
例えば紫となったメリーまたはメリーである紫を通して蓮子や霊夢が関わるというストーリーなどは「紫=メリー説」の要素も含み得るものである。
詳細は「紫=メリー説」を始め「秘封倶楽部」、または「ゆかメリ」、「蓮霊」など関連する記事も参照。
なお秘封倶楽部の二人と幻想郷側のキャラクターが同時に描かれるアプローチには本グループの他「レイマリ蓮メリ」や「レイサナ蓮メリ」がある。こちらはグループメンバーとして紫ではなく東方Projectのもう一人の主人公のである霧雨魔理沙や東風谷早苗が加わるものである。
「レイマリ蓮メリ」、「レイサナ蓮メリ」は同世代的な少女たちによる日常風景や冒険譚などのストーリーが語られる事も多いが、「ゆかれい蓮メリ」はこの「紫=メリー説」に関連してよりシリアスなストーリーが展開される事も多い。
また、紫、蓮子、メリーの三名による「ゆか蓮メリ」のグループでは、霊夢以外のメンバーは共通しつつも「ゆかれい蓮メリ」とはまた異なるストーリーが展開される（例えば紫が蓮子やメリーの世界を積極的に訪れたりそこに住居を構えていたりなど）ことも多いなど、それぞれにまつわるキャラクター性と組み合わせの力学によって様々な表情が見出されている。
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関連グループ
- ゆか蓮メリ
- 紫、蓮子、メリーの三名によるグループ
