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アオザメ

あおざめ

ネズミザメ目ネズミザメ科アオザメ属のサメの一種。サメの仲間で、最も早く泳ぐ鮫として知られている。
目次 [非表示]

概要

学名Isurus oxyrinchus、英名はShortfin mako

最大全長4.5mに及ぶ大型のサメ。

背中のメタリックな濃い青色が特徴的。


分布

太平洋インド洋大西洋の熱帯から温帯海域に広く分布し、地中海にも分布する。日本近海では青森県より南の太平洋、日本海に分布する。

外洋に多く、滅多に沿岸に来ることはない。水深750mまでに生息する。

水温8~26℃の海域に生息するが、15~22℃の海域によく出現する。


生態

三日月状の尾びれとなっており、歯がナイフ状、胸びれが短い。

尚、遊泳力が非常に高く、体型はマグロ類などの高速遊泳魚と同じ水の抵抗を受けにくい流線型をしている為サメの中で、最も高速の18ノット(時速35キロメートル)以上の速さで泳ぐといわれている

身体には、体温を水温より高く、一定に保つ奇網器官が発達している。そのため、冷水域や深海でも活動ができる。

主にカツオマグロイカ等を捕食しており、常に食物連鎖の上位にいる。

外洋性のヨシキリザメと同じように、大規模な回遊を行い、大西洋を東西に4000km移動した記録や、37日間で2130km移動した記録もある。

未受精卵を胎児に与えるタイプの胎生で、最大25匹ほどの子供を産む。

年齢によって住み分けを行う。

人にとって危険な種で、死亡事故も1件ある。


人との関わり

日本ではヨシキリザメとともに高級はんぺんの材料とされており、またフカヒレは通常出回っているヨシキリザメの物より高級とされ、高値で取引されている。

獲物として大型であり、引きが強く針にかかると空中にジャンプするので、海外ではスポーツフィッシングの対象となっている。


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近縁種

バケアオザメ:アオザメとは鰭の長さで見分ける事が出来る。アオザメより深海に適応している。


関連タグ

サメ

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