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アキレス・ディード

あきれすでぃーど

アキレス・ディードとは、『ダンボール戦機』シリーズに登場したホビー用小型ロボット「LBX」のひとつである。
目次 [非表示]

概要

タイニーオービット社がアキレスの設計データをベースに開発したLBXで、アーマーフレームのタイプはナイトフレーム


白いアーマーフレームが特徴的だったアキレスから一転して黒を基調としたカラーリングとなっており、鋭角的になったパーツや全身に配されたノズル、チンガードのような意匠のフェイス等、よりメカニカルで悪役然としたビジュアルとなっている。

一般プレイヤー向けの製品版として開発された量産型アキレスともいえる機体で、基本性能こそアキレスと変わらないものの、より扱いやすいようにカスタマイズが施されている。

また、背部に搭載された小型ノズルによって短時間ながら単機で飛行することが可能となっている(ゲームで飛ぶのはストーリーデモのみであり、他の航空機に可変するLBXとは違って、空中ダッシュしても飛ぶ事はできない)。

さらに、特殊モード「デモニックモード」を搭載。起動時には機体が赤紫色に発光し、一時的ながら機体性能を大幅に向上させることができる。ゲーム版での効果はスピードアップとCゲージの充填と、Vモードと同様の効果を持つ。

基本装備は、ビーム弾を発射する片手銃「ダークシューター」と、流線的なフォルムとノズルが特徴的な盾「ダークシールド」。


必殺ファンクションは、銃から黒い竜巻状のエネルギー弾を放つ「ブラックストーム」


W』序盤においてタイニーオービット社の新たな主力商品として大々的に発表され、製品として発売される予定だったが、謎のテロ組織「ディテクター」のブレインジャックによって、プロモーション用の機体を強奪されてしまう。以降バン達の行く先々で暗躍する。

前述の通り、基本性能は先代アキレスと同等であるのだが、初登場時にはオーディーンを必殺ファンクションで大破させたり、Dエッグの外壁に穴を開けるなど高い性能を発揮している。


使用者は長らく不明だったが、29話にて、ディテクターに攫われていたカズに託されていた事が判明(アロハロア島の一件では密かにライフルで海中の敵LBXを狙撃するシーンがあり、この時点で託されていた事が示唆されている)。以降も彼の愛機として使用されている。敵に回っていた時とは異なり、(主人公たちの機体が軒並み強化された為)強さは普通に強いLBX程度に収まっており、本編のパラレルである劇場版ではキラードロイド(ワイバーン)にパンドラ共々破壊されてしまった(ファンの間ではディテクターが操作していたから強かったという評価をされる事もしばしば…)。


48話以降は、対ベクター用の兵装として開発された狙撃銃「ルミナスシューター」を装備し、過去のスナイパーとしての経験を存分に生かせるようになった。

LBX アキレスディード



関連・派生機体

アキレス・ディード(瀬名アラタ専用機)

島に来て、島を去る者

ダンボール戦機ウォーズ』の主人公、瀬名アラタが所持していた専用カラーのアキレス・ディード。白と黒で塗装されているほか、全身に赤雷のようなステッカーが貼りつけられている。

神威大門統合学園の規則により、ヒカルルシファーと共に没収されていたが、最終回でアラタが学園を去る際に、サクヤによるメンテナンスを施された上で返却された。

その後、オールスターフォトバトルのスペシャルアニメにて、アラタバンアキレス(レプリカ)とのバトルで使用。

その際は、ブロードソードとバスターソードの二刀流スタイルで、必殺ファンクション「コスモスラッシュ」を使用した。

ゲーム版『WARS』では、早期購入特典のシリアルコードを入力することでラボ内でパーツを開発することが可能となっている。

また、全身のステッカーはバンダイから発売されている「LBX ステッカー9」に収録されているものと同じものなので、全身に塗装を施したうえでステッカーを貼れば、プラモデルでもアラタ専用のアキレス・ディードを再現することができる。


アキレス・ディードカスタム

ウォーズ』の後日談にあたるホビージャパンの外伝『LBX烈伝』にて登場。

エンペラーM5ディ・レギウディアへの対抗策として、上記のアラタのアキレス・ディードをベースに、ドットブラスライザーのコアスケルトンや、M5によって破壊されていたアキレスD9のパーツ(アーマーフレームの一部やソードビット)を組み合わせる事で誕生した。

また、機動性を高める為に、ドットブラスライザーの専用支援機であるドットフェニックスを追加装甲として装備している。

武器は強化改造が施されたルミナスシューターで、銃身を槍としても使用できるようになっている。


必殺ファンクションは、ドットフェニックスに搭載された8本の剣型のビット(子機)を射出する「ソードビット」と、ルミナスシューターから特大のビームソードを生成し、相手へと振り下ろす「真刀・カムイ」


ドットブラスライザーではなくアキレス・ディードをベースとしているのは、サクヤ「常にコントロールポッドで操作する訳じゃない」という意見から、コントロールポッドでの操作に最適化されているドットブラスライザーでは厳しいと判断されたため。


サマリア共和国での最終決戦では、バンのアキレスⅡカスタムとの合体必殺ファンクション「ダブルレイウィング」により、ディ・レギウディアの撃破に成功した。


TOアキレス

ゲーム版にのみ登場する、宇崎拓也専用のミントグリーンのアキレス・ディード。

名前の「TO」は、宇崎拓也が社長を務めるタイニーオービット社の略称である。


装甲娘』において

適合者の本名は「ワキタ イズミ」(CV:柚木涼香)。旧版、ミゼレムクライシス版共に登場したが、ミゼレムクライシス版ではミゼレム側の装甲娘として活躍している。詳細は『ワキタ イズミ』を参照。


余談

プラモデルは、基本的にはアキレスの色違いだが、ランナーが追加された上でお値段据え置き。また、精度が見直された事で、アキレス(再販前)の大きな課題だった関節の弱さも大幅に改善されており、ランナーの都合上、余剰パーツとしてアキレスランスまで付いてくる豪華仕様となっている。


さらに、HFアキレスのリデコとして、ハイパーファンクション版も発売。ランナースイッチの採用によって余剰パーツが少なくなっている為、通常版と異なりアキレスランスは付属していないものの、各ノズルや銃系武器に取り付けられるエフェクトやスタンド、さらには完全新規のルミナスシューターまで付属している等、非常に豪華仕様となっている。


関連タグ

ダンボール戦機W ダンボール戦機ウォーズ LBX ナイトフレーム アキレス 青島カズヤ 瀬名アラタ


歴代カズ機:ウォーリアー / エジプト / ハンター / フェンリル / アキレス・ディード


歴代アラタ機:アキレス・ディード(アキレス・ディードカスタム)/ドットフェイサー/ドットブラスライザー


ガンダムMk-Ⅱ続編で敵に回る前作主人公機という点が共通している。元ネタではないかとの意見も

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