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「わかってねえな、ナリア。ゲームってのはな、障害がある方が盛り上がんだよ!」(第2話)

ジュウオウジャーか。貴様等、出番にはまだ早いぜ。ゲームが始まるまですっこんでな!」(第5話)


CV:中田譲治/スーツアクター岡元次郎


データ

身長/203cm(チェーンコンティニュー身長/73.1m)

体重/201kg(チェーンコンティニュー体重/723.6t)

対応機種/アザルドナッター

ジャンル/フローライト


概要

デスガリアンの幹部「チームリーダー」の一人。

主に強力な武器を使用し、力任せに標的を狙う事を得意とするプレイヤーで構成されている「チームアザルド」のリーダーを務めている。


青色のキューブを幾重にも組み合わせた様な重厚な身体が特徴。

長い長方形の打撃型ブレード『アザルドナッター』を得物とし、そこから斬撃を放つ事も可能。メダルの投入口は腰の右側。


彼自身も力尽くでターゲットをいたぶる戦法を得意としており、圧倒的なパワーで敵を叩きのめす。

パワーと共に本能覚醒モードのジュウオウジャーを全く寄せ付けない等、ジュウオウジャーの攻撃を受けてもビクともしない程の高い防御力を誇る。更に驚異的な再生能力を持ち、爆散してもたくさんのキューブが集まり、何度でも元通りに復活する事が出来る(この特性はジニス以外知らなかった模様だが、ジニスの反応から察するに何度か使用している様である)。


ジニスを「オーナー」と呼び、旧知の仲のように気さくにタメ口で会話する等、細かい事を気にしない豪快な性格で、自身を敗った大和に賞賛する潔さとチームリーダーとしての責任感も持ち合わせている。

一方で、一番目に送りだしたハルバゴイが倒された際には汚名返上の為に次の出撃予定であったチームクバルに抜け駆けしてボウガンスを出撃させたり、上手く行かないと物に当たる等短気な面も見せている。

また、同じチームリーダーであるクバルとは仲が悪く、互いにプレイヤーが倒された際には嫌味を言ったり、言われたりする事がある。


なお、ジニスへのタメ口からも解かる様にアザルドは長い事デスガリアンに所属しているのだが、実はデスガリアンに所属する以前の記憶を一切失っている。何でも、宇宙を“ひどい状態”で彷徨っていたところをジニスに助けられたらしく、記憶を失っても忘れなかった『とにかく暴れたい』という感情が『遊び相手が欲しい』とするジニスの利害と一致、そのままデスガリアンの一員になったとの事らしい。


活躍

第5話では、ブラッドゲームを実行前に行方不明になったガブリオを探し出し、ブラッドゲームを再開する為、単身で地球へ出向く。

ガブリオの捜索中、同じくガブリオを捜索するジュウオウジャーと遭遇。最初はガブリオの探索を優先して無視しようとしたが、ジュウオウジャーから攻撃を受けた為、冒頭下段の台詞の後に戦いを挑む。

上記の高い防御力とパワーでジュウオウジャーの攻撃や本能覚醒モードを持ってもしても寄せ付けず、ジュウオウイーグルを重傷に追い込むも、ラリーからジューマンパワーをもらい、新たにジュウオウゴリラへの変身能力を得たイーグルの怪力に圧倒され、最後はアッパーを食らって「言ったろ。この星を舐めるなよ」という台詞を前にし、敗北。

しかし、上記の再生能力で復活し、地中に埋まったガブリオを助けた。


第20話ではクバルと共にジニスの洗脳を振り切ったザワールドを回収しに地球へ降り立つが、そのザワールドが6人目のジュウオウジャー、ジュウオウザワールドとして戦いを挑んで来た為、それに倒されそうになったクバルから盾にされてしまう。

一応、倒された直後に再生能力で復活(何気に再生スピードが大幅に短縮されている)したが、流石に扱いが悪すぎた為クバルに詰め寄っていた。しかしナリアからも…


その後、巨獣ハンター・バングレイの乱入と暗躍に伴うブラッドゲームの一時中断、バングレイ死亡後はクバルを中心に不穏な空気が流れると言う周りの変化はあった物の、アザルドだけはいつもと変わらずにブラッドゲームへ興じていた。

しかし第41話において、ジニスはおろかクバルやナリアも不在だった為、二人を探しに地球へ降り立つ。とは言え、行先の見当も無かった為適当に歩き回っていたのだが、そこでバド/ジュウオウバードと偶然遭遇。二人を探し回っていた時の退屈晴らしとばかりに交戦する。

一方のバドは、キューブの塊とも言うべきアザルドの姿に反応しつつも抵抗。続く42話で、ライザースピニングスラッシュを放ってアザルドの右腕を切り落とし胸を抉り取るが、すぐさま再生能力で復元されてしまう。

直後に飽きたアザルドは撤退、バドは難を逃れたが、自分の持っていたジュウオウキューブがアザルドの復元時に体内へ取り込まれた事に気付く。

これはかなり異質な話であり、異星人であるはずのアザルドと地球のパワーの結晶が見間違うほど似ているというのはありえない事態である。それゆえ第44話でもこの疑問をバドはラリーに相談している。


程無くして、ブラッドゲームの競争相手だったクバルが戦死するも、「彼の反逆劇以上に面白い物を見せないと褒美は与えられない」と言うジニスの言葉に応じてゲームを再開。今度は嫌味を言われる相手が居なくなった為か積極的にプレイヤーのゲームに割り込む様になった。

しかしそこでキューブホエールと遭遇、何故か最優先で敵意を向けられ攻撃される羽目に。更にジュウオウバードと戦った際、元の体の一部代わりにジュウオウキューブを取り込んで以降、身体に違和感を覚え始める。それをナリアに診断して貰って知った為、今度は自分からバドを襲撃しようとメーバを仕向ける。



正体































第45話にて自身の体を取り戻すべく地球へ赴く。途中で自分の乗って来たトライアングラーを攻撃したジュウオウキングオクトパスコクピット内へ乗り込んで暴れたりもしたが、程無く飛行していたバドを地面へ叩き落として襲撃。しかしすぐに、バドへ加勢したジュウオウジャーとの混戦になり、再びジュウオウゴリラのパンチを喰らってバラバラになるも復活した。

(※この際、取り込んでいたジュウオウキューブも全て吐き出しジュウオウジャーに回収された)

その直後、バド=ジュウオウバードが放ったホエールチェンジガンの一撃『ジュウオウファイナル・ディープロック』により体がバラバラになる事無く固められたが、その影響で自身の記憶と封印が解かれた事で真の姿へと変貌する(※変貌の直前、アザルドナッターを不要とばかりに投げ捨てた)。


アザルドの正体、それはかつてジューマンの先祖ケタスが戦い宇宙に追放した怪物その人

実はアザルドとしての姿は彼を回収したジニスが不完全な形で封印を解いた為で、彼を固めていた地球のパワーが本来の肉体を覆う様に実体化した物だった。この姿でも再生能力は健在だったが、それを行使する度に表面のキューブ(結晶化した地球のパワー)が少しづつ剥がれ封印の綻びが進んでいた。

そして、剥がれ落ちたキューブ(※実質王者の資格ジュウオウキューブ、オリジナルである大王者の資格の亜種と言える)を元に、ジューマン3人と人間・門藤操を素材としてジニスが創り上げたのがザワールド=ジュウオウザワールドだったのである。


帰ってきた動物戦隊ジュウオウジャー

ポカネ・ダニーロによりコピーとして復活。再生能力は健在だったものの、コアの存在が知られていたためレオ、セラによって倒された。(レガシー形態にはなっていないのだが)


余談

  • 声を演じる中田氏は『超新星フラッシュマン』のサー・カウラー、『超獣戦隊ライブマン』の大教授ビアスで役者として幹部クラスの顔出し出演の経験もあり、近年では『海賊戦隊ゴーカイジャー』のザイエンの声を担当していた。
  • また、中田氏は1時間後の作品にも全く同じ立ち位置のキャラを演じている(そのキャラは再生能力も無い為、序盤で退場した……が、後にとある事情で復活している)。
  • 物語終盤まで、ジニスを筆頭とする他のデスガリアンの面々や外部の連の存在感に隠れがちだったが、実を言うと彼の外見はデスガリアンには似つかわしくない異様な風体をしている。彼以外のデスガリアンメンバーが、基本的に“無機物(モチーフ)の意匠を取り入れた『宇宙服を着た宇宙人』”の外見であるのに対し、アザルドは“キューブが寄り集まった姿の怪物が服を無理に着込んでいる”と言う外見で、とても宇宙人には見えない。そもそも、わざわざ『服』を着込んでいる(ズボンを穿いてベルトを締め、タンクトップまで着ている)時点で、他の主要メンバーが地肌と宇宙服の境が判りにくいデザインになっているのとは対照的である。また、アザルドのメダル投入口はベルトの右腰部分(正面からでは気付き難い位置)と言う『服』の方に付いており、他のチームリーダーやプレイヤーのメダル投入口が基本的に体の何処かに直接、あからさまに外科手術を施した形で付いている点と比べてもこれまた異質である。…尤も終盤判明した彼の正体を考えると、この外見自体が伏線の一つだった模様である。なお結局、腰の投入口へメダルが投入される事は無かった。
  • 無機物モチーフは蛍石。ジャンル名と同じ名義でパワーストーンとしても扱われており、抑圧された感情の開放や、集中力と思考力を与える効果を持つとされる。前者は暴力衝動を決して隠す事の無かったアザルドを連想出来るが、後者はブラッドゲームゲームマスターであるジニスを連想出来る。アザルドの退場間際での扱いから考えるに、ジニスにとってアザルドはゲームを面白い物とする為に(傍に置いて)持っていたある種の『お守り』だった様だ(※自分と対等であるとアザルドが宣言し、『お守り』で無くなったと感じるやすぐに『玩具』として捨てている)。また、蛍石は半導体回路を焼き付ける為の露光レンズとしても用いられるが、アザルドのキューブ(体の一部)を介してがジューマンパワーを身体に注ぎ込まれザワールドとなった事を考えると興味深い(※大和の例を見る様に、人間がジューマンからパワーを貰って変身を得る事は、ジュウオウジャーに変わる為の『回路』を体内に造り上げていると言い換えられる)。

関連項目

動物戦隊ジュウオウジャー デスガリアン

ジニス ナリア クバル ジャグド


ノッペラボウ(カクレンジャー):同じ篠原保デザインした青いと再生能力を持つ戦隊怪人繋がり。


破王バットバス18年前の動物系戦隊のパワーファイター系の敵幹部。組織の中でもかなりの古株で、ボスとの付き合いも長いが、最終的にそのボスに見捨てられる点が共通している。


究極オルグ_センキ同じく動物系戦隊に登場するラスボスで、こちらも心臓部が無事なら何度でも復活する不死身の能力を持つ。


5000℃のクラスニーゴ:こちらも同じく、主人公とは何の縁もない組織と思われていた物の、実は戦隊ブルーと因縁の相手であった事が発覚したと言う事が共通する(こちらは1話限りの登場だが)。


恐竜武人ライジャ20年前のメタルヒーローの武闘派の敵幹部で、頭脳派の幹部と仲が悪く、常に張り合っている点が共通している。ただし、こちらのカラーリングは赤を基調としている。


アーカード:理屈は違うが中田氏が演じている不死身キャラ繋がり。弱点とも言うべき『本体』がある点も共通する。

ナロゥ=ナロゥ=アビス:同じく中田氏が演じている他作品のキャラ。

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