機体スペック
分類 アサルト・ドラグーン
形式番号 ASK-AD02
開発 FI社
生産形態 試作機
全高 21.2m
重量 53.4t
武装 レーザー・ブレード(近接格闘用光学剣) ファイア・ダガー(ミサイル) ガンレイピア(手持ちライフル) ハルバードランチャー(手持ち大型ビームランチャー) ソードブレイカー(背部収納の自律機動ビーム砲台)
パイロット
Aではアクセル・アルマー、ラミア・ラヴレス、レモン・ブロウニング。
OG2では1号機にレモン・ブロウニング、2号機にアーチボルド・グリムズ、3号機にラミア・ラヴレス。
各シリーズにおける扱い
A
主人公とそのライバル、レモンしか搭乗しない(PSP版『A Portable』ではレモンはヴァイスセイヴァー一択となるため主人公とライバルしか乗らない)。
最強武器の「ソードブレイカー」は移動後攻撃可能でありながら射程が6もあるという使い勝手の良さを誇る(その代わり、レベル20にならないと使用できない。あまりに使い勝手が良すぎたためか、『A PORTABLE』では最短射程が3に下方修正されたほか、演出とは裏腹にバリア貫通属性が無い)。
そのため、最終話でツヴァイザーゲインを最初のターンのプレイヤーフェイズで倒すための前提条件が一番簡単な機体でもある。(『A PORTABLE』ではツヴァイの強化で一撃で仕留めるのは不可能になっている)。
また、ソードブレイカーは弾数制であるがハルバードランチャーはEN武器であるため、総合的な攻撃回数が多いメリットがある。(これはENや弾数アップのオプションパーツの恩恵を受けにくいデメリットにもなるが、それらのパーツを使わなくても攻撃回数が多い)
運動性に関してはトップレベルの性能を持ち、あのνガンダムにも匹敵する。逆に耐久力はパッとせず、高い運動性を生かして敵の攻撃を回避していく運用が中心になる。防御装備としてはシールドこそ無いが切り払いが可能。ビームコートや誘導ミサイルに有効なジャマーの機能も持っているが、運動性を強化していけばまずお世話になることはないだろう。
全主人公機体中で最も攻撃力が低い本機であるが、本作では攻撃力アップのオプションパーツが強力であり、弱点を補って完全無欠の機体になるポテンシャルを持つ。
『A PORTABLE』ではそれらの強化パーツの廃止や連続ターゲット補正の導入など不利な要素もあったものの、ガンレイピアのバリア貫通属性が『OGS』から逆輸入されフル改造ボーナスで空を飛べるようになるなど使い勝手がさらに向上。特殊技能のガンファイトをつければ恐ろしい間合いを実現することができる。
OG2
主に敵として登場するが、条件を満たせばラミアの搭乗機として入手できる(ヴァイサーガとの二択)。地形適応が強烈なヴァイサーガと比べると流石に見劣りするが、こちらは汎用機なのでラミア以外のパイロットも搭乗可能。
PTやAM用の換装武器を装備でき、同時に自身の携行武器(レーザーブレードとガンレイピア)も換装武器扱いとなっている。ソードブレイカーは「長射程・移動後攻撃不可」になっているため、ヒット&アウェイ技能や精神コマンド「突撃」持ちを乗せると使い勝手が良くなる。
敵として量産型も登場する(カラーリングは緑)が、コストの関係からソードブレイカーはオミットされている。
(改造されすぎて原型を留めていないが)「ラピエサージュ」も本機がベースとなっている。
OGs
レモン専用機としてカスタムタイプの「ヴァイスセイヴァー」が登場(前述の通り、『A Portable』にもサプライズ参戦している)。
追加シナリオでアクセルも搭乗しているシーンがある。
敵としての登場は、レモンがヴァイスセイヴァー、アーチボルドがジガンスパーダに乗り換えているためGBA版OG2に比べると出番が減ってしまっている。
その代わりアニメ版『ジ・インスペクター』では(ソウルゲインの復帰が遅れる関係で)アクセルの搭乗期間が延びており、アルトアイゼンを大破させる役も担った。ソードブレイカーの銃口からビーム刃を発生可能、という事も判明。
OG外伝
何故か最初からクロガネに搭載されていた。シャドウミラーからの鹵獲機扱いと思われるが、ただでさえラミアの乗機はスィームルグとヴァイサーガのどちらかが余るため、持て余すとして譲渡されたのかもしれない。
『第二次OG』以降も同艦で保有しているようだが、デフォルトパイロットもいなければ強化改造もされない……と、仮にも元主人公機とは思えぬぞんざいな扱いを受けている。一応の正規パイロットが居るラーズアングリフとはえらい違いである。初出スパロボで選択制だったキャラや機体が「選ばれなかったもの」として割を食うのはOGシリーズではよくある事だが……。
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