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概要

女神ルティアナが他の神より賜った創生の魔力で創造したオーガプクリポウェディエルフドワーフ人間の六種族が住んでいる世界。


大陸各地では光の河という光が溢れた大地の裂け目がある。

これはルティアナの身体が変化したものであり、この裂け目の先に魔界がある。


種族間の交流は盛んであるものの、大いなる闇の根源とその配下の魔物達に狙われており、各地で魔瘴が発生して多くの住民が困っている。

オーガの住む西のオーグリード大陸、プクリポの住む南東のプクランド大陸、ウェディの住む南西のウェナ諸島、エルフの住む北東のエルトナ大陸、ドワーフの住む東のドワチャッカ大陸、そして人間の住む中心部のレンダーシアの六つの大陸で構成されている。


各五大陸は大地の箱舟で行き来可能。

各大陸

  • オーグリード大陸

雪原や荒野など、厳しい自然が特徴。

過去の「神殿レイダメテス」事件による移民が多かっためか、人間のNPCが比較的多い。


過去の時代がシナリオの舞台になったり、Ver.1のラスダンが存在していたりVer.5ではメインの舞台である魔界への入口があったりと、他の4大陸に比べて何かとシナリオ全体で訪れる機会が多い。

  • プクランド大陸

緑豊かな平原となだらかな丘陵が続く地形が特徴。

建造物はどれもメルヘンチックな雰囲気で、まるで絵本の世界が丸ごと飛び出して来たような世界観である。


一方、辺境にはけがれの谷やチョッピ荒野といったやや荒廃した地域もあり、五大陸の中でも明と暗の差が大きい大陸ともいえる。

  • ウェナ諸島

亜熱帯を思わせる風景が特徴。

諸島の名の通り、他の大陸と違い幾つかの島に分かれており、渡し船を使って各島間を移動することになる。


道中のジュレー島下層では当初ドルボードが使用できなかったこと、渡し舟のイベントシーンがある関係で他の大陸と比べると道のりが長く感じられる。

  • エルトナ大陸

桜の花びらが舞い散るカミハルムイ領や紅葉した木々の並ぶ草原など、四季折々の風景が特徴。


この大陸には世界樹と暗黒大樹が聳え立っている。

  • ドワチャッカ大陸

かつては自然環境も過酷で魔物がはびこっており、ドワーフたちはそれに怯えて生活していたが、後に大地の三闘士として讃えられるが立ち上がり大陸中を開拓したことで、地上でも安心して暮らせるようになった。

ドルワーム王国の周辺は砂漠や火山などが多く、過酷な地となっているがアグラニの町や岳都ガタラ周辺は緑が生い茂る草原が広がっており、二面性を併せ持つ。

フィールドの随所にかつて繁栄した国の名残である廃墟や遺跡が点在している。

 

ストーリーの難易度は各大陸の中でもぶっちぎりで高い。

ストーリーの区切りとなるボス、天魔クァバルナはラスボスにも匹敵するほどの強さで、間違いなくキーエンブレムボス中最強。


レンダーシア

世界の中心にある、人間たちの住む世界。

ゲーム起動直後のタイトルロゴが出るシーンで魔瘴によるモヤがかかっていたが、2ndパッケージではそれらが取り払われ、地図上でもレンダーシア大陸を見ることができるようになった。

主人公の故郷があるエテーネの島は内海にある。

港町レンドアと娯楽島ラッカランはレンダーシアの一部に属している。


また、大魔王マデサゴーラが創生の渦を利用して偽りのレンダーシアを創造しており、作中には二つのレンダーシア大陸を行き来する。


過去には大エテーネ島という島が隣接していた。



遥か昔、浮遊大陸ナドラガンドが存在したが七つめの種族である竜族が生活していたが神であるナドラガが他の神に反乱を起こし、敗北したのを機にナドラガを封印すべく住民もろとも断罪の虚空という異空間に封印されてしまった。

また、Ver.5の舞台である魔界は大いなる闇の根源によって酷く魔瘴に汚染され、闇の根源ごと切り離されたアストルティアの一部であり、魔仙卿曰く「世界の創造主から見限られ捨てられた大地」とのことだが、仮に切り離していなければ魔瘴はもっと広がっていたと言える。



アストルティアの上空には女神ルティアナの眷属となる天使が住まう空中都市が浮かんでいる。

正式名称は「天星郷フォーリオン」

人類が困難を乗り越えたときに姿を現すという伝承があり、聖天舎の書庫で読める本によれば1000年前の不死の魔王ネロドスの侵攻を退けた際にも上空に姿を現したという。

ここに天使以外が足を踏み入れるには天使たちに選ばれた者の証である魂の燭台が必要であり、それを持たない者はここに近づこうとするだけで容赦のない攻撃を受けることになる。

フォーリオンはとこしえの揺り籠の時代、天を飛び交う船、「天の船」だった。

とこしえの揺り籠が滅んだ際、住人たちはその船に乗り、ルティアナとともに旅立ったという。


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