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  1. ジャングルの王者ターちゃんの登場キャラクター。本稿で解説。
  2. アイドルマスターシンデレラガールズの登場キャラクター安部菜々のファンが付けた愛称。詳しくは該当記事参照。

概要

CV:石井康嗣


アフリカでも最強の部族と名高いウポポ族の最強戦士。アニメではウポポ族が登場しないので流浪の戦士。

身長197㎝、体重130㎏の巨漢。

かつてターちゃんヂェーンを巡って決闘したが引き分けに終わり、5年後にターちゃんと再戦を望む。しかし約束の日、激太りしたヂェーンの姿を見て立ち去る(漫画ではターちゃんが「今ヂェーンを引き取ってくれたら大量の食べ物とエテ吉を付けるぞ」と言っている)。

登場初期はストイックな一面が強調され、いかにもターちゃんのライバルとしての風格を見せていたが

表情は少ないながらギャグをこなす場面もしばしばあり、ウポポ語が日本語での卑猥な言葉に酷似している事を認識した上でヘレンの困惑する顔を見たい為だけにウポポ語っぽく卑猥な言葉で話す、美人な女医のミス・ヂェニファー目当てで大した事の無い怪我(指にトゲが刺さっただけ)で診察の行列に並ぶなどお茶目な面もあった。


第2部「新ジャングルの王者ターちゃん」の最初の長編のユンケル帝国編で行われた格闘トーナメントの優勝賞金で大富豪になってから(アニメではダイヤモンド鉱床を発見してから)はすっかりギャグキャラが板につき、初期の面影が殆ど無いバカでスケベで人生守りに入った臆病な情けない男に成り下がったが、随所で仲間のためになら命を懸けて戦う男らしさも見せた。

因みにこの変化はクローン編にて同じ顔でもその者の魂で顔が変わる例として『貧しい戦士だった頃のアナベベ』と『金持ちになったアナベベ』として彼の顔写真で説明された。


シリアス長編では「ゼブラちゃんちゃこりんマン」「まっててコイサンマン」「あたりはずれ江戸っ子破魔矢マン」などといった覆面レスラーとして参戦するが、これは「敗北したら自害せねばならない」というウポポ族の掟から、別人を名乗っているのである(ユンケル帝国編では決勝戦でドーピングを自らの意思で封印したカシオ相手に敬意を払って自ら覆面を取って本名を名乗り、ノーガードで殴り合って白星を収めた。中国編で行われた西派の交流試合に参戦した時は覆面の着用が認められなかったのか、素顔で試合に出場。参加した試合ではいずれも白星を収めた)。

ただし、その言動や強さからターちゃん一家には早い段階で正体がバレる事が殆どで、「なんだバレてたの」と言ってギャグ顔をしながら白状する。


原作では「ズベタ」という名前のとてつもなくブサイクで強い鬼嫁がいる恐妻家。本来はサリアという美人の恋人がいたのだが、強さこそが価値であり強い血統を残すウポポ族の掟からズベタと結婚せざるを得なくなった。同様に、ウポポ族の強豪の配偶者は、全員屈強かつブサイクである。

因みに、彼が原作で事業に成功したのはヂェーンによればズベタの助言によるところが大きいようで、それが大金持ちになってウポポ族の生活を離れてからも彼女と離婚できない理由の一つだったと思われる。


原作終盤でヘレン野口へのナンパにうつつを抜かしている間に急を告げるズベタからの電話に気づかず事業に失敗し莫大な借金を抱えて無一文に戻るが、ズベタと共に掘っ立て小屋を建てて二人で暮らしながら再び事業での成功を目論んでいた。

最終回ではまた大富豪に戻っていた。


戦闘力など

登場初期の頃はカバやアルマジロをバーベル代わりに使い、水牛と相撲を取る(アニメではアフリカゾウを投げ飛ばしていた)など、アフリカならではのトレーニングで体を鍛えていた。

だが、ギャグマンガ故に強さが安定しない事に定評が有り、昔の話とは言え素手の戦いでターちゃんと引き分けると言う大金星を挙げ(アニメ版ではペットのシマウマを地上から成層圏までぶん投げていた)ながら、ハンター組合の雇った殺し屋バイオレンスマッスルパワーに惨敗していた。


その為か、ユンケル帝国編の御前試合でターちゃんが大臣の言動(自分の目的の為なら人の命を省みない行為)に腹を立て大臣を殴った事による反則負けになりターちゃん一家側で残る戦力がアナベベだけになった際もターちゃんからは「アナベベだけが頼りなのだ」と信頼されていたものの、ヂェーンには「ターちゃんと引き分けた時よりも少し弱くなった」と評されていた(ただし、常人より遥かに上の強さは健在で、のらりくらりと戦いながらも準決勝まで圧勝しており正体が明かされるまではその強さにペドロから一目置かれていた)。


西派のトーナメントでは詳細を知らぬまま半ば強引に中国へ連れ回され一回戦から先鋒として参加させられるが、金持ちになってからファイティングスピリットを失いモチベーションが上がらず、また武器の使用ありの試合な事を知らず戸惑う中で相手に一方的に痛めつけられ頭に致命傷を食らい敗北………かと思われたが頭に気を食らった衝撃で一時的に記憶喪失になり金持ちになる前の戦士だった頃のアナベベに戻り相手を一撃で場外へ殴り飛ばした。が、自身もダメージが大きく勝利後しばらくして気絶。結果的に先鋒戦は引き分けに終わった。

記憶も戻り戦意を失ったアナベベは三回戦を辞退しアフリカへ帰ろうとしたが、帰りの道中で黒龍拳側についていた白人スポンサーに出会いそこで黒龍拳優勝の暁には西派拳士を暗殺集団に仕立てる陰謀を知り、暗殺リストの中にターちゃんが入っているのを見るとそれを阻止する為に会場へ戻り戦闘意欲を取り戻し、翌日の準決勝戦はアナベベ一人で五人抜きを果たした(アニメ版では一回戦とは別人の様な強さで一人で勝ち抜く姿に黒龍拳一同が驚く描写が追加されている)。


一流の格闘家が揃うパンピングアイアンホテルトーナメントでは梁師範の付き添いとして共に参加したが、「大抵の相手には楽勝」と嘯きながら凶器やだまし討ちを駆使して挑むなどユンケル帝国編の頃からは考えられない卑怯な攻撃を駆使しながらも(一応は)表の世界で上位と思わしき戦績だった。

何だかんだで勝ち進むが準決勝では運悪くアポロニア仮面と対戦する事になってしまい仮病で辞退を考えていた所にマイケルがターちゃんの戦闘意欲を引き出す為にまっててコイサンマンに扮しアポロニア仮面と戦う事を望んでいた為彼と交代し窮地を脱した。

だが、それを知ったターちゃんに責められ(アナベベが戦うと思っていた当初は彼の事を心配していた)、試合でアポロニア仮面に一方的に痛め付けられるマイケルを目の当たりにすると自らの行為に後悔の念を抱き、アポロニア仮面にマイケルがとどめのコーナーポストへパイルドライバーされそうになった際は後悔と謝罪の意を込めスタンドから立ち上がりリングまで駆け寄り自らの背中でマイケルを受け止めて彼が致命傷を負うのを防いだが、この時アナベベ自身は大きな怪我を負うことはなく打たれ強さ自体は未だ健在であった。

また、マイケルが死亡したと思われていた当初は責任を感じ泣き崩れ、「死んでお詫びを…」と自害しようとしていた。


裏の格闘技団体MAX主催トーナメントでは梁師範やペドロと異なりバンパイアの血を飲んでパワーアップしていないにもかかわらず所属レスラーをものともせず勝ち上がっていた(最終的に親MAX派の審判による反則負けで終わるが)。

決勝戦では終始観客として試合を観戦し終盤にターちゃんを助ける為の介入もしなかったが、アフリカ育ちである彼にはターちゃん以外の人間で唯一動物の霊の姿が見えていた。


アニメ版

前述の様にアニメ版にはウポポ族が登場せず、アニメ化の時期には既に原作も連載後期だった為に貧しい戦士だった頃から原作後期のようなコミカルな面が強調されており(西派トーナメント編も同様)、ズベタも登場せず独身のままなので原作以上に花嫁探しに執着する場面が何度か見られた。

流浪の戦士なので部族の掟など無いせいか、原作よりも敵にやられる描写が増やされてしまい(アニメオリジナルキャラクターのダイテンドンとワイアット・アッパパ。ただし、どちらも万全の体制では無かった)、ユンケル帝国編も省略された為、貧しい戦士だった頃の強さが原作よりも分かりにくいが、機関銃の射撃を至近距離で受け重傷を負った状態でもハンターのジープを投げ飛ばしたりと常人を逸脱する強さは持っていた。


西派トーナメント編では原作以上に友情に厚い一面が強調され、黒龍拳のスポンサーから事の真実を聞き会場へ戻る際にはターちゃんだけでなく自分が抜けた為に三回戦で余計な負担をかけてしまったペドロに対しても罪悪感を感じており、会場へ戻る際もペドロを気に掛けたり、その日の夜にはペドロに直接謝罪をした。


クローン編終盤では終始観戦するだけだった原作と異なり、深傷を負ったターちゃんを助ける為に梁師範やペドロと共に立ち上がり、遥かに格上となったアイアンマスクに挑む描写が追加された。

クローン編でアニメ版は幕を閉じたため、一度零落した原作と違い、大富豪のままであった。


余談

「待っててコイサンマン」は藤島桓夫の曲「月の法善寺横町」の歌詞の一部「待ってて こいさん(お嬢さん)」と、南アフリカ・ボツワナ共和国の砂漠に住む黒人原住民を題材にした映画「コイサンマン」を混ぜたリングネーム。



関連項目

ジャングルの王者ターちゃん

黒人 ネタキャラ 成金

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