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概要

ウィザーディング・ワールド(魔法ワールド)』に登場する人物。魔法使いの男性。


ハリー・ポッターシリーズ』及び『ファンタスティック・ビーストシリーズ』に登場する。


ホグズミード村にある汚らしい旅籠(寝室付きのバー)ホッグズ・ヘッドの店主。


実はホグワーツ魔法魔術学校校長にして20世紀で最も偉大と謳われる大魔法使い、アルバス・ダンブルドアの実弟である。


プロフィール

NameAberforth Dumbledore
  • アバーフォース・ダンブルドア
守護霊🐐ヤギ
映画版演者
映画版吹替
  • 中井和哉(中年期/『ファンタスティック・ビースト』第3作)
  • 菅生隆之(老年期/『ハリー・ポッター』第8作)

人物・本編での動向

外見は兄と似ているが、中身はぶっきらぼうで皮肉屋。「議論より決闘を好む」と称され、若い頃には「意見が食い違う相手には決闘を仕掛けるのが基本だった」など、アルバスよりかなり苛烈な性格をしている。


兄とは2歳差でホグワーツへ入学している。

おそらく兄と同じくグリフィンドールなのだろうが、どの寮か明言はされていない。


ヤギ好き。以前ヤギに「不適切な呪文」をかけて役所のお世話になったことがあるらしい。どんな呪文だったのだろうか。


過去に起きた事件から明確に兄のことを嫌悪しており、関係性は険悪。

しかし不死鳥の騎士団の一員である事実から嫌いこそすれ敵対しているわけではなく、その関係性は年月を重ねてある程度の折り合いをつけていることは窺える。

騎士団のナンバー2であるアラスター・ムーディでさえアバーフォースをほとんど見たことはないので、実際のところどのくらい活動していたのかは分からないが。


兄が死に魔法省が陥落した一年後には闇の陣営が勝利したことを認めていたが、裏ではネビル・ロングボトムに支援するなど、完全に屈服したわけではなかった。


ハリーたちと対話した後は兄に対するわだかまりが多少なりとも取れ、ホグワーツへの通路を開き、ハリーらをネビルと合流させる。その後は闇陣営への対抗に協力した。


最終戦で戦況が激化すると自らホグワーツへ赴き参戦。オーガスタス・ルックウッドを倒している。


過去

兄アルバスの鼻が折れ曲がっているのは、アバーフォースに顔面を殴られたためである。彼らの仲がここまで険悪になった理由には、2人の妹アリアナ・ダンブルドアとアルバスの親友ゲラート・グリンデルバルドが大きく関係している。


アリアナはマグルの少年から受けた暴行により精神を病み、魔力の制御も出来なくなってしまったが、彼女はアバーフォースに懐いており一緒に山羊に餌をやるなど良好な関係を築いていた。母ケンドラが老いて以降は唯一アリアナの発作を諫められる人物がアバーフォースであった。


しかし、兄2人がホグワーツへ入学し家を離れると、母ケンドラは娘の魔力を制御できず、ついにはその暴走に巻き込まれて死亡してしまう(この事からアリアナはオブスキュラスを抱えていた可能性がある)。


これを受けてアバーフォースは今後は自身が妹の面倒を見ると主張したものの、アルバスは家長としての責任感からまだ学生の弟にはホグワーツに通うことを優先させ、自身が卒業後実家に戻りアリアナの介護をする事を引き受けた。


しかし、学生時代から有力な魔法使いとして将来を渇望された天才であったアルバスにとって、妹の介護に手を煩わされ外での活躍の機会を奪われている状態は非常にもどかしいものであった。後にリタ・レストレンジとの会話で、アルバスは妹を愛してやれていなかった事を認めている。そんな生活の中で、アルバスが唯一自身と対等な目線でものを見れる天才、ゲラート・グリンデルバルドと出会ってしまった事で状況は急変する。


グリンデルバルトとの交流に取り憑かれたアルバスはアリアナの世話が疎かになっていき、更には「死の秘宝」の探究やマグルの支配などという歪んだ道へと傾倒、魔法界への革命を起こす計画を立て始める。


妹が巻き込まれる事を恐れたアバーフォースはアルバスとグリンデルバルドに対峙し、計画が到底不可能である事を説いた。これによりアルバスは「現実に引き戻された」が、同時に彼の叫んだ真実を「聞きたいと思わなかった」という。

そして激怒したグリンデルバルドがアバーフォースに拷問の呪いをかけたことで、彼らは三つ巴の決闘を開始する。


アリアナはアバーフォースを助けようとするも発作を起こし魔力が暴走、事態は混乱を極めた状態となる。結果として3人の決闘の流れ弾が彼女を直撃し、アリアナは14歳の若さでこの世を去ってしまう。


妹の死に打ちひしがれたアバーフォースは兄を責め、妹の葬儀で彼の鼻を殴り折り、その後も決して兄を許す事はなかった。そしてこれ以降アルバスのことを「秘密主義的で、他人を駒のように使う愚兄」と冷笑するようになっており、顔を合わせることも無くなった(元からさほど兄とは仲が良くなく、妹の介護の件もあり不満は溜まっていた)。


アルバスも妹の死の責任を痛感しており、これ以降グリンデルバルドと袂を分かち、終生この過去を抱えて生きていく事となった。また、彼が名誉や地位に対する執着を無くしたのもこのトラウマからである。


これらの過去からアバーフォースは兄のことを嫌悪しているが、一方でその後多数の功績により「偉大な魔法使い」という虚影を背負わされ、等身大の自分を誰も見ようともしなくなったアルバスにとっては、「兄が嫌いな弟」として真っ当に感情をぶつけるアバーフォースの事は唯一の家族という事もあり信頼していた。


そのため死を目前にしてハリー達の助けを願い、アバーフォースもこれに応えている。


原作の7巻終盤では、アルバスはハリーに対して、アバーフォースのことを「ひねくれ者」としながらも「粗野で無学だが自分などより遙かに称賛されるべき弟」と評している。


映画版

実質的な活躍は『死の秘宝 Part2』のみで、ホグワーツの決戦では守護霊で大量のディメンターを吹き飛ばすなどそこそこかっこいいシーンが追加されている。


ネタバレ

過去編である『ファンタスティック・ビーストシリーズとダンブルドアの秘密』に登場。アルバスやニュート・スキャマンダーとともにグリンデルバルトの野望を止めるべく活動した。


その際、実は女性との子供がいることが明らかになった。

アウレリウス・ダンブルドア/クリーデンス・ベアボーン


「アバーフォースはヤギを恋愛的にも性的にも愛している」と考えていたファンが多かったため、かなり物議をかもした。


関連タグ

ホグズミード

アルバス・ダンブルドア アリアナ・ダンブルドア

ダンブルドア家

ゲラート・グリンデルバルド

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