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アメンドーズ

あめんどーず

フロム・ソフトウェア開発のアクションRPG『Bloodborne』に登場する「上位者」と呼ばれる存在の一体。
目次 [非表示]

アメンドーズ、アメンドーズ…

憐れなる落とし子に慈悲を…

概要

ゲーム本編において度々遭遇することとなる上位者

隠されたステージへの橋渡し役として、時には危険なステージギミックとして、一部エリアではボスとしても登場する。

物語序盤からいくつかの個体がヤーナムの各所に出現しているが、プレイヤーが(ムービー以外で)その姿をはっきりと視認できるようになるのは赤い月発生後、もしくは啓蒙の値が40以上に達した状態になった時である。


上位者の中でも登場機会が多い一方、作中で彼等に具体的に語られている台詞・テキスト等の情報は非常に乏しいため、その目的・正体などについてはプレイヤーによる考察や推測によって語られることが多い。

ヤハグル


アメンドーズの名に言及するほぼ唯一のNPCであり、狩人に扁桃石を渡し接触を誘導した張本人でもある『蜘蛛のパッチ』はいくつかの台詞にて「憐れな(る)落とし子」と語っている。

種族全体を指しているのか『悪夢の辺境』に登場する個体のみを言っているのかについては解釈が分かれるところか。


容姿

見上げるほどの巨体と左右非対称の長い7本腕を有する異形。

網目状の外骨格のようなものに覆われた特徴的な頭部をもち、レーザーを放つ時などに網目の隙間から大量の目玉が発現する。

作中に登場する多くの個体は顔から触手が口髭の如く生えているが、ボスとして登場する個体には触手がなく全体的な体色も異なる。

アメンドーズ

アメンドーズ


登場する個体

ヤーナム聖堂街

大聖堂の右にある古教会の内部に登場。

とあるNPCからアメンドーズの頭部そっくりな形の奇妙なアイテム「扁桃石」を入手した後、アメンドーズが発生させる光に触れると掴まれ、教室棟に転送されるイベントが発生する。オドン教会の外壁にも張り付いており、こちらは教会外の広場にて「血に酔った狩人の瞳」を所持した状態で掴まれることによりDLCエリア『狩人の悪夢』へ行くことができる。(キーアイテムを所持していない状態で掴まれても発狂ダメージを負った状態のままその場に戻されるだけで特に何も起こらない。)

なお、大聖堂の階段には網目状の頭をもつ奇怪な胸像が立ち並んでおり、同じものが『禁域の森』にも大量に乱立している。


隠し街ヤハグル

赤い月発生後のマップに複数体出現し、行く先々の建物に張り付いている。中には眼下を通るプレイヤーを捕らえようとしたり、敵味方関係なく巻き込むレーザーで一帯を派手に焼き払い攻撃してくる個体も存在する。

また、ヤハグル教会や市街にはかなり精巧に作られた彼等の彫像が鎮座しているのが確認できる。ヤハグルの街やそれを主催するメンシス学派とはただならぬ関係があるのだろうか。


悪夢の辺境

ステージのボスとして登場。

灯りの名からして「アメンドーズの寝床」とあるステージ最深部の塔の上に姿を現し、広場に足を踏み入れたプレイヤーの前に飛び降りてきて戦闘開始となる。撃破すると「病めるローランの聖杯」をドロップする。


狩人の悪夢

道中にアメンドーズの巨大な屍と思しき朽ちた物体が確認できるエリアがある。

武器「小アメンの腕」が拾えるのもこのステージ。


聖杯ダンジョン

固定聖杯ダンジョンでは『呪われたトゥメルの冒涜』三層にボスとして登場。撃破すると晴れて「トゥメル=イルの大聖杯」を入手できる。

凡聖杯ダンジョンではローラン、イズなどの3層以降にボスとして出現。


戦闘

薙ぎ払いや連続攻撃、踏み付けといった巨体とリーチの長い多腕を生かした肉弾戦に加え、レーザー光線、体液撒き散らしなど多彩な攻撃を放ってくる。

体力が7割程になると咆哮を上げ、攻撃に神秘の衝撃波を伴う叩きつけが追加。

体力が3割を切ると今度は腕の一対を自ら引き千切って武器の如く左右の手に持つという常軌を逸した形態変化を遂げ、攻撃のリーチを更に伸ばしてくる。

弱点である頭部が最もまともにダメージが通る部位なため、頭が下がったタイミングを狙ったり打点の高い武器や遠距離攻撃などを駆使して頭部を集中攻撃するのが基本的な攻略法。

形態変化後に股下などの安地を利用しつつ攻撃をパターン化させて安全に倒す方法も編み出されている。


冒涜アメンドーズ

聖杯ダンジョンのボスでもあるアメンドーズだが、固定聖杯の鬼門である『呪われたトゥメルの冒涜』三層の門番としてもプレイヤーの前に立ちはだかる。

最大HP半減下であらゆる攻撃がワンパン火力に化けるという性質上、本編で戦う時とは比べ物にならないほど難易度が跳ね上がっており、二層の番犬と並び聖杯デビューを目指す新人狩人にとっての難所の一つとなっている。


小アメンの腕

DLC『The Old Hunters』にて追加された右手武器。

アメンドーズの中でも小型な個体の腕の一本をそのまま武器としたという素っ頓狂な代物で、折り畳まれた骨の塊のような外見をしている。変形前は無骨で重々しい鈍器そのものだが、変形後は伸びた腕と爪先が未だ生きているかのようにうねり敵を攻撃する。

初期補正は筋C/技E/神D

片手武器かつリーチに優れ地形にも弾かれないなど、イロモノな見た目と設定の割にシンプルに優秀な性能を備えている。

作中では聖杯ダンジョンで呼び出せる古狩人「異常者ワラー」が装備している。


聖杯マラソンでは

強力な血晶石を求めて聖杯ダンジョンの周回を行う所謂聖杯マラソン。

その舞台となる全ての追加儀法を盛った高深度のダンジョンでは「全強化」血晶の最高ランク「呪われた全強化の深淵血晶」をアメンドーズが唯一ドロップする。

これは月光の聖剣など属性攻撃が複合した武器火力の底上げに非常に適した血晶石であり、それらの武器で火力の高みを目指すプレイヤーは理想の深淵血晶が出るその時まで幾度もマラソンを重ね、大量のアメンドーズを狩り続けることとなる。

なおトゥメル=イルには出現しないという都合上、放射型の全強化の深淵血晶を手に入れたい場合は低確率で起こる形状変化を狙う必要も出てくる。


余談

  • 英語版での名称は『Amygdala』。Amygdalaとは英語で扁桃体のことを意味する。扁桃体は脳の奥に存在する神経細胞の集まりで、特に恐怖・不安といった感情に関連が深い器官とされている。
  • 前述の「Amygdala」の語源はアーモンドの意とされ、「扁桃」も元を辿ればアーモンドの和名であること、そしてアーモンドは「あめんどう」とも訳されることなどから、『アメンドーズ』の名前の由来はアーモンドから取ったものであるとの説がある。

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