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「俺は間違っていた!レッドターボ、お前こそラキア様の生まれ変わり!」

CV:神山卓三

登場話:第12話「星になった暴魔獣」


概要

現代に蘇った暴魔獣の1体。

筋骨隆々の緑色の身体に赤いモヒカン頭と言う出で立ちをしており、峰に当たる部分がジグザグになった稲妻剣で武装している。


元々は暴魔大帝ラゴーンに仕えて暴れ回る暴魔獣だったが、ラキアとの戦いに敗れて死を覚悟するも命を救われた。それ以来アラクレボーマはラキア側に寝返り、罪滅ぼしのためにラゴーンの命を狙ったが返り討ちに遭い、地獄牢に封印されていた。ちなみに封印のマークの形状はラキアのとは異なっている。


復活したらラキアと共に戦うことを夢見ていたが、劇中ではズルテンの手で復活されると同時に彼から嘘八百を吹き込まれ、ターボレンジャーをラゴーンの手先としてつけ狙う羽目になってしまう。


活躍

暴魔城の地獄牢からズルテンの手で復活させられると、「自身もラキアに救われた」と嘘八百を並べ立てるズルテンの言葉にまんまと乗せられ、彼に「アラクレボーマ。この偉大なる聖獣ラキア様は滅びてしまった。ラゴーンの部下のターボレンジャーによってな」と吹き込まれた事でターボレンジャーに襲い掛かる。


ラキアの像の前でかつての自分の過去を思い返すアラクレボーマ。その一方でターボレンジャー達もシーロンから彼のことを聞いており、乱入して来たアラクレボーマを必死で説得しようとする。

彼等の言葉に心動かされるアラクレボーマだったが、そこへラゴーンの声が響き渡り、5人があたかも自分の手先であるかのように振る舞ったため、完全にターボレンジャーを敵とみなして襲い掛かってしまう。5人のコンビネーションアタックを跳ね除けると、目から涙を流しながら稲妻剣でレッドを叩きのめす。


その後、ズルテンの意を受けてウーラー兵達と共に街で破壊活動を行うと、駆けつけて来たターボレンジャーと再度交戦。変身せずに尚も説得を試みるの姿に、かつてのラキアの面影を見出す。


「俺は…、俺はお前を信じる。お前が偉大なラキアのために流した涙を!俺は…、俺はお前を信じる!!」


力が説得するところにズルテンが妨害に掛かるも、残りの4人が変身して相手を海へと吹き飛ばして阻止し、このまま説得は成功するかに見えた。

だがそこへ暴魔城が浮上し、アラクレボーマに謎のガスを浴びせようとするが、咄嗟に力はレッドに変身して彼をかばう。そしてそんなレッドを助けようとする他の仲間達の姿を受け、アラクレボーマは上記の台詞とと共に遂に改心。レッドをかばってガスを浴び、消滅してしまう。


直後にズルテンの放った暴魔再生巨大化光線巨大化再生すると、自我を失って暴れ回る。そんな彼を止めるべくターボレンジャーはターボロボで応戦し、激しいインファイトの末にアラクレボーマの妖気を抜き去ることに成功。それと同時にアラクレボーマはターボロボによって宇宙へと連れて行かれ、ラキアの元へと旅立つのであった。


レッド「アラクレボーマ。ラキアと一緒に俺達を見守っていてくれ……!」


余談

モチーフは不明。


声を演じる神山氏は昨年の『超獣戦隊ライブマン』でもブッチーの声を演じていた。

今作では続く第21話のスモウボーマ、第32話のカガミボーマ、第48話のゴムゴムボーマの声も兼任している。


関連タグ

高速戦隊ターボレンジャー 暴魔百族 暴魔獣

善玉怪人 哀しき悪役


ウーラーボーマ:こちらはラゴーンに恭順を誓っており、アラクレボーマとは完全に真逆。


バラリベンジャー:同じく主君に反旗を翻す戦隊怪人の後輩。

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