「その先はネジレの扉だ。地獄の旅を味わうがいい！」
概要
第22話「ぬけ出せ！悪魔のラビリンス」に登場するアリジゴクの遺伝子を元にネジレ科学で生み出されたネジレ獣。
その名の通りアリジゴクことウスバカゲロウの幼虫の頭部を持つが、左半身は成虫のそれとなっており、右半身の外見はさながら幼虫の住みかである砂地のクレーター状の凸凹を思わせる。
手に持ったメビウスの輪のついた杖を使い、目に見えない「ネジレの扉」を作り出す能力を有しており、入った者は別の場所に空間移動してしまう。劇中ではこのネジレの扉を世界中にばら撒こうとした。
活躍
上記の杖でネジレの扉を街中にばら撒き、更にDr.ヒネラーの作ったメビウスクリスタルを杖にセットすることで同じ物を世界中にばら撒こうと画策。
ネジレの扉で街を混乱に陥れると、被害を拡大させるためにヒネラーから授かったメビウスクリスタルを杖にセットしようとする。
だが、そこへメガレンジャーが駆けつけたために戦闘へ突入。ピンクにクリスタルを奪われてしまったために、ネジレの扉でブルーと共に彼女を某所の山岳地帯に転移させる。そうして通信や変身が不能となった瞬とみくからクリスタルを取り戻そうと、尚もネジレの扉で翻弄する。
その後、瞬からクリスタルを受け取るが、そのクリスタルが偽物だったので激怒。瞬をビルの屋上から投げ飛ばし、改めてみくからクリスタルを取り返す。
今度こそ杖にセットしてネジレの扉を世界中にばら撒こうとするアリジゴクネジレだったが、そこへ現れた瞬に阻止されてしまう。屋上から落ちた瞬は、実はビルの下にあったネジレの扉で移動して無事だったのである。しかもネジレの扉のからくりが自身のメビウスの杖であることも見破られたためにレッドに杖を破壊されてネジレの扉も消え去ってしまう。
目の前でメガレンジャーに変身する瞬とみくを目の当たりにし、2人の正体を知って驚愕するアリジゴクネジレは、そのままブルーとピンクの連携攻撃に怯んだ末、ドリルスナイパーカスタムとマルチアタックライフルを同時に撃ち込まれて敗北する。
直後に現れたビビデビに巨大化ウイルスを注入されて巨大化すると、巨大戦ではネジレの扉で移動した砂漠でギャラクシーメガを蟻地獄に落として苦しめるも、駆けつけたデルタメガにギャラクシーメガを救出されたことで形勢は逆転。2体の繰り出す攻撃に怯み、その隙に2体が合体したスーパーギャラクシーメガのスーパーギャラクシーナックルを止めに喰らって爆散した。
余談
モチーフは蟻地獄。造形されたスーツには、口元のハサミが開閉するギミックが仕組まれている。
声を演じた長嶝氏は昨年の『激走戦隊カーレンジャー』では発明家グラッチの声でレギュラー出演していた。次回作の『星獣戦隊ギンガマン』でも壊力坊の声を担当している。
関連タグ
次元忍者フタブタ坊：5年後に登場する怪人で、こちらも空間を自在に繋げて操る能力を持つ。
