CV:釘宮理恵(特典CDドラマ プロジェクトZより)
概要
外伝コミカライズ『勇者王ガオガイガー外伝 エヴォリュダー-GUY-』から初登場するフランス国籍の少女。フルネームの初出はWebノベライズ『覇界王~ガオガイガー対ベターマン~』。
若干5歳にして『GGG』要人のひとり。天才的頭脳により次世代勇者王計画『ガオファイガー・プロジェクト』の中核(主にガオファーのプログラムリングに関する調整と修正)を担う。
その愛らしい容姿とは裏腹に、成熟且つ達観したメンタルに発達しており、ソフトクリームを単なる「虫歯の素」と邪険に扱う、プロジェクトで開発された『新型ガオーマシン』の合体運用のコメントも辛口で毒舌。
何故か『バイオネット』のエージェント達からは『ルネ』と同様に「裏切り者同士…」と妙な単語を口に出される。
彼女もまた、国際的犯罪組織『バイオネット』により胎児の段階から遺伝子レベルによる調整の施しを受けて、天才的な頭脳を作り出され、誕生と同時に母親と引き離され拉致監禁(表面上は切迫流産)、英才教育を与えられていたが、『GGG』によって救出、現在に至る。
大西洋上で『ガオファイガー』の運用試験中、『鰐淵シュウ』による『次世代型ガオーマシン』強奪及び『卯都木命』拉致に遭遇。『ガイ』と共に世界中を巡り捜査。翌年の香港で奪回に成功するも、出し抜いたエージェント『ギムレット』の母艦『シャポー・ド・ソルシエール』からの砲撃で三ヶ月の重傷を負い怪我は癒えたものの、頭脳だけでなく凱達と関わった記憶も消え失せてしまう。
10年後、再び故郷で組織に拉致されるも、『GGGブルー機動部隊』に救出され、救いに来た『戒道幾巳』の勇姿に一目惚れ。以降は一見クールを装いつつも恋する乙女へと変貌し猛烈なアプローチを繰り返すが、逆に機動部隊隊長となった『護』に対しては「坊や」と斜め上な呼び方で凹ませた(この時彼女は15歳、20歳の護よりも年下)。当時の記憶も甦り、『GGG』へと復職。『同機動部隊オペレーター次席』として幼い頃に出会っていた『華』のサポートに廻る。天才少女の切れ者ぶりと自作コンピューターによる『Gサーキュレーション』から発する『プロテクトウォール』のシミュレーション更新と微調整は出自と共に預かり知らぬとは云え、『末男』伝えで『護』達を驚愕させる。
自身が『ガオファイガー』の開発に関わった『ファントムガオー』に思い入れが強く、『阿嘉松長官』から許可を貰い倉庫に眠っていた機体の改修とプログラムを更新。この行動が後に『ガイ』との10年ぶりの再会へと繋がるが、当人には知る由もない。
木星圏での『覇界王』との戦闘で『プロトタイプ・ガオファー』に『フュージョン』した『ガイ』からの『ファイナルフュージョン要請シグナル』に混乱していた『華』に代わり、プログラムドライブを代わりに行い、約10年ぶりの再会後はジェネレーションギャップを埋めるべく指導役としてスマホ&タブレットの扱い方をレクチャーするも、チート過ぎる『エヴォリュダー能力』を極力禁止にさせる(コミカライズ単行本5巻 巻末短編参照)。
『覇界の眷属』から解放された『ルネ』との再会後は、「(当人の前で隠し事や)嘘は言わない正直者」なフランス人同士の誼から姉妹の様に話の花を咲かしていた。同時に(今は亡きパピヨンの後任として)彼女の『GSジェネレーター』調整も実質的に任せられている。
余談
スーパーロボット大戦30でスパロボ初登場したのだが、よりにもよって発売前のネタから『エッジとウッソのトークが銀魂を連想』させ声優が釘宮嬢の彼女が神楽枠としてネタに使われる事となる。
実際の彼女は語尾に「アル」も付ず、ましてや鼻もほじらないので気を付けてほしい。