概要
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』当初、アスラン・ザラが公的に用いていた名前。
偽名であることは間違いないものの、『機動戦士ガンダムSEED』での戦いが終わった後のアスランは「ザフトからの脱走兵」であることに加え、反ナチュラル主義者の急先鋒であったパトリック・ザラの息子という立場から、オーブ連合首長国に亡命した後も本名を名乗ることが憚られたため、表向き別人として生活していた。
オーブ上層部は彼の素性を把握していたが、代表首長であるカガリ・ユラ・アスハが後ろ盾になっていたこと、先の大戦の功労者だった彼への配慮として、このような特別待遇が許された。
なお、偽名で生活していたのはアスランだけではなく、アークエンジェルクルーのうち元々オーブに国籍がないマリュー・ラミアスなども同様の措置をとっていた。
作品中盤にアスランはザフトに復隊し、後に再び脱走。身を寄せた先であるアークエンジェルが正式にオーブ所属艦となった際に他のクルー同様本名で軍籍を得たらしく、以降この名前を使うことはない。
本タグは、メイン画像のような黒ジャケットに緑のインナー、サングラスを着用しているアスランを描いたイラストに付けられることが多い。