概要
ガウスト界の隠れた大物「七帝霊（カイザーセブンガウスト）」の元締めを務めるおぞましい魔竜。
2つの頭に加えて腹部（胸部？）にもうひとつ顔があり、尻尾の先と翼、両目、腹部の顔から出ている舌の先のそれぞれに目がついているというなんだか日常生活が大変そうな格好をしており、ドロドロに溶けた肉体と合わせてとても強烈なインパクトを放つ。オバケの本を見ているヤツを見かけると背後からいきなり不気味な声で話しかけるというドッキリが得意らしい。
ビジュアルはこれでもかと不気味さが強調されているが、それが過剰気味なせいか逆に謎の愛嬌すら感じさせる（ドットでは2つの頭を持つ直立ドラゴンという程度で結構控えめ）。
…ただし、文字通り「腐っても」超大物ガウストだけあってかなり手強く、見た目が珍妙だからとバカにしてはいけない。「くさそう」なんてもっての他である。
で、そんなコイツも倒せば仲間にできる。手強いんだからさぞかし強いんだろうな…と期待してしまうところだが、彼の使える「フウイン」という技は屈指の不遇技。
バトル中に敵の攻撃を一切封じてしまうので安全に戦えるという確実なメリットがあるにも拘わらず、一切ノーダメージなため高い攻撃力がまったく生かせない。そのため攻撃の激しいボスクラス相手だとチマチマ削る持久戦を強いられた挙げ句時間切れ…なんて事になりやすいのである。
とはいえ効果が確実な分安定性は高い（バーサク、キャノン/ショットなど時々不発する技もある）ので、なんだかんだでバカにしたものではない。
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