CV:神代知衣
人物像
クロスボーン・バンガードの士官候補生。16歳。
候補生でありながらもダギ・イルスに機乗し、偵察部隊の隊長として部下を率いる立場にある。
「黒の戦隊」の指揮官であるザビーネ・シャルに好意を抱いていたものの、彼がベラ・ロナに取り入ろうとする姿を見た事から彼に対する失望と、ベラに対する嫉妬を胸中に抱き、偵察任務の最中に連邦軍へ投降。連邦軍から少尉待遇で迎え入れられ、乗機であるダギ・イルスと共にレジスタンスの一員として参戦する。スペースアークでは父親の祭壇を片づけるリィズを手伝ったりと、年少者に対しての優しさを見せており、本来は心根の優しい穏やかな女性だと思われる。
投降直後の戦闘でザビーネと対決することになるが、ザビーネの「共に死ねばお前の口惜しさは消えるのか」という一言によって自身の未練を看破され、動揺した僅かな隙を突かれ、コクピットに零距離射撃を受けて戦死した。とはいえビームサーベルでベルガ・ギロスに肉迫し、かつ片腕を切り落として「見込んだだけのことはある」とザビーネを驚嘆させており、パイロットとしての技量自体は高かった模様。
この際、復讐心を剥き出しにしてザビーネに迫った彼女の姿は、ザビーネをして「感情を処理できん人類はゴミ」と言わしめているが、その言葉は10年後、思わぬ形で彼の下へと帰っていく事になる。
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