ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

イクチオヴェナトル

いくちおゔぇなとる

白亜紀前期のラオスに棲息していたスピノサウルス類である。イクチオベナトル、イクチオベナトールとも。

データ

2010年に発見され、2012年に「ラオスの魚を狩る者」を意味するイクチオヴェナトル・ラオセンシスと命名された。現在ラオスで発見されている獣脚類では最大で、アジア産のスピノサウルス類の中では最も化石の保存状態が良い。化石の形状は同じくらいのサイズのバリオニクスよりもスピノサウルスに近いと言われている。


全長9メートル程だが、最大の特徴は背の帆である。帆を構成する脊椎の棘突起はなぜか腰のあたりでなくなっており、上半身と尾の2つの帆で構成されていた。なぜ腰の棘突起だけが発達しなかったのかは未だ不明だが、一部の研究者はこの個体は雌で、交尾の際に雄が背に覆い被さりやすくするために退化させたのではないかと推測している。


関連タグ

獣脚類  スピノサウルス科  スピノサウルス

関連記事

親記事

スピノサウルス科 すぴのさうるすか

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 5517

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました