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イチ(ドラえもん)

どらえもんのいち

藤子・F・不二雄原作の漫画「ドラえもん」に登場するキャラクター。及び「ドラえもん のび太のワンニャン時空伝」に登場するキーパーソン(キードッグ)。
目次 [非表示]

声:林原めぐみワンニャン時空伝)/阪脩(ワンニャン時空伝・老犬)、まるたまり(わさドラ版・子犬)/飛田展男(わさドラ版・成犬)


概要

ドラえもん」に登場するキャラクターで、映画「ドラえもん のび太のワンニャン時空伝」にも登場する犬。原作はてんとう虫コミックス22巻「のら犬『イチ』の国」であり、計3回アニメに登場している。成犬。


名前の「イチ」は、のび太が鳴き声の「ワン」を英語の「one(数字の1)」から連想したものにちなむ。


ある日捨て犬だったイチはのび太に懐きのび太に付いていったが、彼は動物嫌いなママに隠れつつひみつ道具「かべがみ犬小屋」を使って飼うようになっていった。しばらくして同じく捨てられた猫も付いていくようになったが、同じく飼うようになった。


しかしママが犬と猫の存在を知り、のび太に捨ててくるよう叱ると、のび太達は悲しみながら離れた山奥の方へ別れようとする。ただしそこには同じく捨て犬と捨て猫が沢山存在しており、そこでドラえもんの提案で3億年前の地球で集団で暮らそうと提案し、「無料バーガー製造機(劇場版では「無料フード製造機」、わさドラ版では「アニマルフード製造機」)」で食材を確保し、「進化退化放射線源(劇場版では「進化退化光線銃」、わさドラ版では「進化退化ビーム」の名前)」で独立できるようにすると、のび太とイチは別れを惜しみながらそのまま別れていった。


のび太と別れた後は犬と猫の国の大統領となっており、感謝の気持ちとしてのび太を象った像が造られ、のび太の時代にも遺跡に残っている。

イチの時代から1000年後(現代から2億9999万9000年前)には彼の子孫が登場しているが、その時代には異常気象で国が滅びるらしく、彼ら国民は他の星に移住している。


アニメでの展開

登場作品のうち、通常時のイチが原作と同じ成犬として描かれたのはのぶドラ版通常回のみであり、他の2作品は子犬として描かれている。また、イチの子孫が登場したのもその回のみとなっている。

のぶドラ版

1987年1月2日の「のら犬『イチ』の国」に登場。ストーリーは原作準拠であるのに加え、イチの子孫はのび太を見て上記の像をフラッシュバックし、そのイチ達の救世主であるのび太のことを気づいていた。

ちなみに国の滅亡の原因は氷河期によるものとされていた。


のび太のワンニャン時空伝

2004年3月6日公開の映画「ドラえもん のび太のワンニャン時空伝」に登場。

ワンニャン時空伝

そうだ おいらはイチだったんだ


メインキャラとして登場。ちなみにドラえもん一行が山に向かうタイミングがママに見つかる前に変更されており、イチの事はしずかジャイアンスネ夫も知っている。

溺れていた所をのび太に救われて彼に懐き、捨てられた他の犬猫たちと共にドラえもん一行によって3億年前の世界に連れてこられる。最初に進化退化光線銃を浴びて犬人間となり、けん玉を教わった後彼らとの別れ際に「明日必ず来る」とのび太から約束されてその言葉を信じ、再会の約束を果たすためにタイムマシンを開発しつつ、犬猫の仲間たちと造った国「ワンニャン国」の初代大統領となっていった。のび太のけん玉の球の部分を持参しており、持つところはのび太が持参していた。

年月が経ち老犬になってからは念願の再会をすべくタイムマシンで未来(イチの元いた世界)に行こうとするが、時空間の中のねじれゾーンによって幼児化し、そのまま1000年後の世界にたどり着いてしまう。赤ん坊となり記憶を失ったイチは猫族の女性に拾われ、「ハチ」という名前を与えられて暮らしていくようになった。

ハチとして成長してからは少々勝ち気な性格となるが、イチの頃からある仲間想いでリーダーシップな所は健在で、立ちはだかる驚異には仲間よりも先に前に出て戦い、果敢に立ち向かう勇気を発揮する。しかし当然弱点もあり、イチの野良犬時代に泳げず溺れた経験もあって水が苦手である。

後半では、苦手である水に流される中で首元に掛けていたけん玉の球を見て記憶を取り戻し、のび太と共にネコジャラへ立ち向かう。終盤では巨大隕石落下による滅亡から逃れるため、全国民と共に新天地を目覚まし宇宙船で地球から脱出する。そこでのび太とお互いの無事を祈り合い、涙ながらに彼らと別れた。

最後には後悔や不安の表情を浮かべながら地球から離れる中、友人たちに励まされて笑顔で歩んでいく場面が描かれた。


わさドラ版

2010年10月22日29日に「子犬『イチ』の国」として、前後編に分かれて登場。原作・のぶドラ版通常回で登場したイチの子孫は登場しておらず、移住するタイミングもイチの時代に変更されている。

このエピソードのみ、上記の進化退化ビーム(進化退化放射線源)に「生物に使うと、それまでの記憶が失われる」というデメリットが付加されており、使用されたあとはのび太との思い出を忘れていった。(その割には、のび太を象った上記の像が建造されており違和感がある)

3億年前から数年後にペルム紀の大規模な火山活動が起きるのを警戒しており、その対策をしている途中でのび太と会い、当初はよく分かっていない様子を見せていたがのび太が落としたイチの首輪を見て記憶を取り戻し、のび太の味方をしていって全国民の避難を促していった。

終盤ではタイムマシンで帰る2人を助け、のび太像の前にイチの首輪を置いて行って、自分は皆と共に無事に宇宙へ避難していった。


関連タグ

ドラえもん のび太のワンニャン時空伝 ズブ ネコジャラ シャミー

進化退化放射線源 けん玉

ケモノ 獣人 

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