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イマーラ・タンドリス

いまーらたんどりす

イマーラ・タンドリスとはTCG「マジック・ザ・ギャザリング」の背景ストーリーの登場人物の1人。初登場はアラーラの断片ブロックの舞台裏にあたるプレインズウォーカー・ノベル「Agents of Artifice」。カード化はエキスパンション:ドラゴンの迷路にて
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概要

ラヴニカ次元在住のエルフであり、葦のようにほっそりとした体格と柔らかく上品な顔立ちを持つ、優雅な立ち振舞いの女性。

ジェイス・ベレレンが記憶喪失になりラヴニカに流れ着いた際、頭痛を悪化させながらも自らの助けとなる情報について周囲の心を読んで手に入れようとした結果、汚れた少女の心から迷い子を受け入れるイマーラの存在を知り、彼女から新しい服を渡されるといった援助を受け、以後、彼の最も古い友人の一人となる。(ただし、種族の違い故に恋愛対象では無い。)


強力な癒しの魔法の使い手であり、他にも人形などに仮の生命を与えて使用人として利用することもでき、彼女の趣味にして大きな収入源となっている。セレズニア議事会に復帰後はトロスターニによって強力なエレメントを使役する魔法を授けられ、同次元のギルド・ラクドス教団の暴徒やゴルガリ団のトロールを退けている。


ディミーア家のギルドマスター:ラザーヴの暗躍もあってセレズニアの軍がラクドスへ侵攻、 ボロス軍を巻き込みギルド間の全面戦争が勃発しかけたそのとき、ニヴ=ミゼットはギルド間全面戦争を回避するため、「暗黙の迷路」の存在を明かしてその先に隠された報酬の存在をほのめかし、全ギルドへと「迷路レース」を宣言。イマーラもジェイスのサポートを受けながらセレズニア代表として出場する。しかしレースの最中イゼット代表者からジェイスが隠していた真実――ラヴニカは無数にある世界の一つに過ぎず、ジェイスは外の世界から来た人間であり、世界と世界を渡り歩く事の可能な限られた存在であることを知る。友人と信じていた者からの偽りへの怒りと想像にも及ばぬ知識への混乱の中で、イマーラはジェイスに別れを告げてただ一人で先に向かった。

迷路の終わりであるアゾール公会広場に到達したイマーラは、迷路走者たちの争いの中で佇んでいた。最後に駆けつけたジェイスが走者たちへと争いを辞めるように呼びかけると、ディミーア家のギルドマスターであるラザーヴはそれぞれの走者の親しい者と姿を変えて暗示をかけて更なる争いを扇動、イマーラもまたその囁きを聞き周りの全てを傷つけ、迷路の賞品として走者たちには都市を大規模に破壊する呪文の知識を使い他のギルドを罰して滅ぼしたいという欲望に飲まれてしまうが送り込まれ、しかし、ジェイスの能力によって全ての走者と精神を接続されたイマーラは、その瞬間、全てのギルドの見地や展望を共有し、危機は回避された。


最終的に迷路の謎を解いたことによりギルドパクトの体現者となったジェイスを訪ね、外の世界についての知識と彼の本性についての記憶を消して欲しいと頼む。イマーラはセレズニアへのより深い献身を志していたが、そうするには彼女の意識を全てトロスターニやギルド魔道士たちと共有する必要があった。しかしその知識を広めることは非常に危険なことだった。ジェイスにとってそれは非常に不本意なことだったが、彼は彼女の望みを叶えた。記憶消去が終わった時、イマーラは以前のように、挨拶の抱擁をして去った。


カード性能

上記のようにラヴニカへの回帰ブロック背景ストーリーのヒロインというべき活躍だったのだが、彼女の場合、

カードの出来がメインヒロイン(笑)女子力(物理)がまとめて併発したとしか言い様のない残念性能のせいで変な方向に有名となってしまう。

イマーラ・タンドリス

マナコスト(5)(緑)(白)
カードタイプ伝説のクリーチャー — エルフ・シャーマン
パワー/タフネス5/7
能力あなたがコントロールするクリーチャー・トークンに与えられるすべてのダメージを軽減する。

未開封のパックから出てきたカードと任意の枚数の基本土地カードのみを使ってその場でデッキを構築しゲームを行うルール:リミテッド等ならそのサイズで圧倒できるものの、

構築だと保護できる対象がトークン限定の為、どうにも地味。そもそも緑は大型クリーチャーに優秀処が多く、白にはより使い勝手の良い全体強化があるので出番は少ない(マナコストが違うので比較しにくいが、前のブロックにて復活された 大天使様の存在が痛い)。


問題はパワーとタフネス。

葦のようにほっそりとしたエルフの女性に不釣合いすぎる5/7。いくらなんでも大き過ぎる(一応、己に回復魔法をかけ相手の剣戟を己の腕で受け止めるといった活躍もしていたり、エレメント使役能力込みのサイズとも取れる。)


参考までに

彼女の能力で分かるとおりセレズニア議事会関連のカードは物量作戦やトークン生成に長けたものが多く、

  • 『議事会の招集』で場に出るのが屈強な肉体を持ったケンタウルストークンでサイズは3/3
  • 『ワームの到来』で場に出てくるのが巨体で相手を押しつぶすワームでサイズは5/5

そしてそれらと殴りあったら一方的に勝てるのがイマーラ・タンドリスである


イラストとのかけ離れたギャップ故にファンからは5/7=イマーラの代名詞というべき扱いを受けてしまうことになる。

どうしてこうなった



・・・ まぁ、主人公だったのにカード性能があんまりすぎた方は過去にもいらっしゃいましたし・・・


協約の魂、イマーラ

マナコスト(緑)(白)
カードタイプ伝説のクリーチャー — エルフ・クレリック
パワー/タフネス2/2
能力協約の魂、イマーラがタップ状態になるたび、絆魂を持つ白の1/1の兵士クリーチャー・トークンを1体生成する。

センシティブな作品

『ラヴニカのギルド』で新たに登場したイマーラ。

↑の反省からファッティから大幅なダイエットを遂げ、能力もトークンのダメージ軽減からトークンの生成に変更されている。


ダイエットしたといっても《灰色熊/Grizzly Bears》程度のサイズはあるため、低コストの戦闘要員としても悪くはないが、彼女の最大の魅力はセレズニアに割り当てられた能力「召集」との相性が良さ。

戦闘に参加することなく安全にトークンを生み出し、さらにそのトークンと一緒に次の召集に参加する事で自陣のアドバンテージを加速することができる。

総じて前のイマーラより使い勝手がよく、魅力的なカードになったと言えるだろう。


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