概要
「インドカレー」は、インドで食べられるカレー。というか、これが本家。日本で一般的なカレーは、イギリスで大幅なアレンジを加えられて伝えられ、さらに日本でアレンジを重ねた、似て非なる料理である。
インド式カレーとも言う。
よく知られているナンと共に食するカレーは南インド式で、
パラパラの白米で食べるバターチキンカレーは北インド式である。
日本で一般的なルーのカレーと決定的に違う点は、基本的にスパイスをその都度配合してからバターやギーと熱して香りを出し、後から肉や野菜を炒めて煮込むことである。小麦粉などは一般的には使わない。
種類
※カレーとついているのは便宜上
- サグ/サグワラ/パラク…青菜のカレー
- キーマカレー/キーママタール…ひき肉のカレー
- サンバール/サンバル…南インドの野菜スープカレー
- コルマ…カシミール地方にある、ナッツと生クリームの煮込みカレー
- ハリム…小麦(粉にはしない)、大麦、レンズ豆、肉を煮込んだカレー
- ダル/ダール…豆のカレー
- サブジ…野菜の炒め煮カレー
- カディ・パコラ…パコラというインドの揚げ物を煮込んだカレー
- ムルグマカニ…バターチキンカレー
- ビンダルー…ポルトガル料理の影響を受けたゴア州の酸味のあるカレー
- グシュタバ…カシミール地方の肉団子入りカレー
- ローガンジョシュ…カシミールの赤いカレー
