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ウンコティンティン

ちのもんばん

知の門番とは、漫画『金色のガッシュ!!』及びアニメ『金色のガッシュベル!!』に登場するキャラクターである。
目次 [非表示]

「ゴミめ、ゴミムシめ!!!」

「頭の悪い奴はこれだから嫌だ!!」

「さっさと負けを認めれば潔いものを!!」

「醜くねばり、わめきながらもたてつきやがる!!」

「見苦しいことこの上ない!!」


概要

「王を決める戦い」に参加している魔物ではなく、ファウードの内部で任務を全うするための存在である体内魔物の1体。

CVは高木渉氏。


公式からプロフィールが明かされていないため、人間換算年齢や好物等は不明。

「王を決める戦い」に参加している魔物ではないため、当然ながら該当する魔本や本の持ち主は無し。


「知の門番」として待ち構えており、「我が主人の使いであっても、バカが中を通ることは許されん」という方針の元、侵入者の知力を試して選別する役割を担っている。


(※)当記事での表記について

当記事で解説するキャラクターは、その名前が名前だけに、何度も名前を目にすると本気で不快感を抱く方も一定数いると思われます。

そもそもとして、露骨な下ネタで笑いを取る手法は人を選ぶということを理解してください

なので、当記事ではキャラクターの本名を極力書かず、基本的には「彼」や作中で自称していた「知の門番」という表記を用いることとします

また同様の理由で、解説の都合上どうしても名前を出さざるを得ないウォンレイの記事でも、「門番」という表記を用いているのでご安心ください

もちろん当時の感覚に即したギャグ描写である以上、この記事のように名前を出すことを過敏に避けるような言動もまたファンを不快にさせる事があるため、他に持ち出す時は注意すること。


人物像

容姿

脳を覆う透明なカプセル、骸骨の頭部、両腕や胸部に絡み付いた太い骨が特徴的。

ファウードの一部らしいというべきか、襟元にはファウード本体と同じく牛角のような物が付いている。


また、下半身は造られておらず、壁に埋め込まれるような形で侵入者を待ち受けている。

それでも同じく体内魔物である「心臓を打つ魔物」と同様に巨体であり、上半身だけでも数メートル以上もの巨躯を誇る


性格

端的に言うのならば、「個人としては幼稚、門番としては忠実」といったところだろうか。


現に試練の最中では、「何の捻りもない問題ばかりだが、それでいいのか?」と至極真っ当な指摘を一度されただけで清麿を「ゴミムシ」「気にくわない」と敵視して難しい問題を出し、原作の再登場時でも罵倒し続ける等、筋の通らない怒りを長々と抱いている。


また、強気な発言をしているかと思いきや「6桁の計算もできないのにフェルマーの最終定理が解けるはずもない」と指摘された時には一転して涙目になる等、全体的に自分本位かつ幼稚なシーンが目立つ


ただ、このような幼稚さは「体内魔物」として生まれ育ち、他者との関わりをほぼ持てなかったが故に人間的な成長が得られなかった結果とも考えられる(体内魔物という特異な生まれである以上、まともなコミュニケーションを取ったのはファウードを造った一族やリオウ程度だと思われる)。


事実、初登場時の試練では(清麿に怯えていたとはいえ)恵が条件を果たした時には約束を反故にせずウマゴンでも解答できる問題に切り替えたり、ウォンレイに敗北した際には迷わず自爆(=自死)を選んだりと、「門番」という役割に対しては律儀に実行する面も併せ持っている。


活躍

初登場は原作199話。


前述の通り、「知の門番」として侵入者を選別する役目を担っており、口から侵入してきたガッシュ陣営に試練を与える。

その内容とは、「一人一問ずつ問題を出していき、正解した者から順に胃液の真上にあるロープに掴まって待機。一人でも不正解となれば全員を胃液に落とす」という死に直結するものだった。


……のだが、実際に試練が始まると特に難しい問題は無く、単なる質問やナゾナゾのような子どもじみた問題ばかりであり、次々と正解者を出していくというギャグキャラ描写がされていった。

なぜか清麿にだけは嫌がらせとして「829,735×961,527」という6桁の掛け算を出題したが、天才的頭脳を持つ清麿相手にはむしろ悪手であり、文字通り一瞬でサラリと回答されてしまうという失敗(?)を犯す。


だが、何としてでもガッシュ陣営を始末したかったのか、最後に残ったウマゴンに対して「フェルマーの最終定理を解け」という無理難題を吹っ掛ける。


とはいえ、清麿からは「6桁の掛け算すらできなかったお前にフェルマーの最終定理が解けるはずもない」と痛い所を突かれ、恥をかかないよう(?)問題の変更を了承。

問題変更の条件として、自身の名前を恵に叫ばせるという悪質なセクハラ行為に及んだ(※)。

(※)一応はギャグシーンとしての描写になっているものの、「断れない理由を付けた上で女性に汚い言葉を叫ばせる」という極めて悪質な行為である。ちなみに後述の再登場時には股間に付属されたアヒルを使ってさらに恵にセクハラを仕掛けようと目論んでいた模様。

アニメ版では原作を再現すると倫理的に問題のあるシーンになってしまうためか、恵に対する一連の流れは丸ごと変更され、「清麿に謝罪を要求して煽るも、最終的には清麿の剣幕に怯えて要求を取り下げ、無償で新たな問題を出す」という内容になっている。


そうして条件を満たしてくれた後には、(一応)律儀にウマゴンでも回答できる問題を出題。

ウマゴンも無事に正解を出したことで、ガッシュ陣営を先に進ませてしまうこととなった。


再登場時(原作のみ)

アニメ版ではファウード再突入後の展開が異なっている都合上、1話限りのゲストキャラとなっているが、原作においてはファウード再突入後も登場を果たす。


ファウードの復活によりまさかの足が生えた状態となり、肝臓の部屋を目指すガッシュ陣営を全速力で追いかけてくる。

行く手を阻むために分厚い鉄の壁を下ろすも、清麿を助けたウォンレイが単身で足止めを担う形となり、戦闘に。


決して門番自身が優れた頭脳や技能を持っているわけではないのだが、いかんせん身体だけは非常に大きいため、純粋な体格差や複数の巨大な武器を用いて力づくでウォンレイを圧倒していく。

だがリィエンが駆け付け、ウォンレイが術を使えるようになってからはダメージを負っていき、「声真似をして連携を乱す」という戦術も「真の心の繋がり」を持つウォンレイとリィエンには通じず、手痛い一撃を次々とくらっていく。


それでも既にウォンレイに負わせていたダメージは大きいため、一進一退の攻防を繰り広げていく。

最後にはゴライオウ・ディバウレンによって全身を引き裂かれて倒れ伏すも、敗北となった瞬間、即座に自爆スイッチを作動。ウォンレイもろとも壁の向こうにいるリィエン達すら道連れにすると宣言。


だが、そんな「大切な人達を傷付ける」発言を聞いたウォンレイは最後の力を振り絞り、術無しでも眩い光を放つ

ウォンレイの力に動揺したまま自爆するも、当然ながら爆発の瞬間には死亡しているため、自身の爆発がウォンレイに勝ったのか・リィエン達を巻き込むことができたのかという成果すら確認できずに散っていくという皮肉な結末となった。


その後

こうして死亡したものの、後の原作257話ではウンコティンティン2世なるキャラクターが登場している。

とはいえ、こちらは1コマだけ姿が映ったのみであり、具体的な性格や能力等は不明となっている。

見た目も門番とほぼ変わらず、腕が4本になっている程度の違いしかない。


ゼオンの台詞から察するに頭脳労働担当のようだが、2世の方も清麿の頭脳には到底及ばないためロックを解除できず、涙目になってしまうというまたしても皮肉めいた扱いになっている。


また、作者ブログ「雷句誠の今日このごろ。」では「ファウードは魔界に帰った後、新王ガッシュによって普通と同じサイズの肉体が与えられ、仲良く学校に通っている」という裏話が明かされており(詳細は「ファウード」の記事を参照)、それに伴い、


「知の門番は……、鬼〇郎の目玉お〇じみたいな感じで、新ファウードの体のどこかにくっついてるよ」


とも解説されている。

なので、最終的には他の魔物と同様に蘇生を果たした模様。


関連タグ

金色のガッシュ!!  金色のガッシュベル!!


ファウード……全てをかけて守るべき存在。

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