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ゲーム『ファイアーエムブレムif』のキャラクターについてはエポニーヌ(FEif)を参照


概要

テナルディエ夫婦の長女。

幼い頃は幸せに暮らし、両親に倣って、使用人のコゼットをいじめていたが家が破産すると人生が狂い始める。あばら家に暮らし、食うも困る生活を送るようになり、外見もすっかり窶れはて老婆のようになる。


隣室に住む学生革命家のマリユスに恋をするがマリユスは醜く教養もない彼女に見向きもせず…というよりは友達扱いという一番傷つくパターンを取られ、マリユスの本命はよりにもよって、コゼットであった。


それでも想いを断ち切れず、コゼットを襲おうとする父・テナルディエを身体を張って止め、ついにはマリユスのいるバリケードに男装して忍び込み、彼が銃を向けられるとその身を銃口に投げ出して彼を庇う。結果的に彼女が被弾し、マリユスの腕の中で17年の短い生涯を閉じる。


私が死んだら、額にキスするって約束して…私にはそれが分かるから…


ミュージカル

原作では教養がなく、下品な面もあり、嫉妬心も持ち合わせているがミュージカル化にあたって、大幅に美化された。


マリユスを一途に想ういじらしい少女として描かれ、ビッグナンバー※「On my own」は観客の心を揺さぶる神曲。このミュージカルのためにエポニーヌの人気は急上昇し、本来ヒロインであったコゼットを超える勢いの人気を獲得するに至っている。


舞台では大きな茶色いコートと帽子がトレードマーク。


※ミュージカルにおいての元ネタであるフランス版では恋敵であるコゼットの母親ファンティーヌが別歌詞で歌っていたが、イギリスに渡った際に舞台全体がアレンジされ、その一環として彼女にこの曲が割り振られた。その結果、ファンティーヌ最大の見せ場となったのがスーザン・ボイルの名を世界に知らしめた「I Dreamed a Dream/夢破れて」である


レ・ミゼラブル 少女コゼット

CV:笹本優子


モンフェルメイユに住んでいた頃は学校に通っていた為、教養もある。

奇しくも貧困生活で善良な面も見せるようになり、パリでの悪事に関しても内心では罪悪感を抱く。


コゼットと出会った当初は仲が良かったもののコゼットが召使いになったことと母に溺愛されているだけの自分とは逆に母と遠く離れていても心で繋がっていることに嫉妬したことでコゼットをいじめるようになった。


それでもコゼットの芯の強さに加え、弟・ガヴローシュや愛犬シュシュ、クラスメイトで憧れのトロン、神父のリシャールといった理解者たちの存在から、コゼットを屈服させることが出来ずにいた。


パリでコゼットと再会した際にはコゼットへの嫉妬を爆発させるもコゼットもエポニーヌへの怒りを見せたことで互いに和解したいと思うようになるがそれが果たされることはなかった。

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