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エンシェントスフィンクモン

えんしぇんとすふぃんくもん

エンシェントスフィンクモンとは、デジタルモンスターに登場する十闘士に属する究極体デジモン。
目次 [非表示]

概要

レベル究極体
タイプ古代幻獣型
属性ウィルス
必殺技ダークブラスト、ネクロエクリプス
異名超闇闘士(旧デジカ・Bo-753より)
所属十闘士、アンノウン、ナイトメアソルジャーズ

古代の十闘士であり、かつてデジタルワールドをルーチェモンから救った伝説の究極体であるデジモン。後世に「闇」のスピリットを残した。


公式設定

デジモンウェブ「デジモン図鑑」

“闇”の属性をもつ、古代デジタルワールドを救った伝説の十闘士デジモン。

遥か古代に存在した初めての究極体であり、闇より生まれし存在としてエンシェントガルルモンとは両極に位置する。形あるものや生あるものの破壊と消滅を司り、「死を招く闇の獣」として恐れられた。


エンシェントスフィンクモンの能力は、その後“幻獣型デジモン”や“魔獣型デジモン”等へ引き継がれていった。

必殺技は咆哮と共に発する破壊光線『ダークブラスト』と、敵を死の闇に包み込んでしまう究極の消滅技『ネクロエクリプス』。


活躍

デジモンフロンティア

OPと回想シーンでシルエットのみ登場。


デジモンゴーストゲーム


「リィードル……リィードル……。我が示す謎に答えよ……」

「音楽?芸術?文学?成熟しておらず、粗雑で不完全。そは何ぞ?そは“人間の文明”なり」


CV:木下浩之

第58話に登場。本物のエンシェントスフィンクモンが登場したのは今回が初である。

本作でも伝説上の存在として認知されており、デジモンの知識に精通しているアンゴラモンマミーモンはその存在を知るや動揺を隠せずにいた。

その一方で眉唾物な存在故にジェリーモンのように自身を知らない者もいる。


モニュメントやオブジェのある場所や図書館、美術館、映画館といった人間の文化を象徴する施設にいた人間に問答を仕掛け、答えられなかった者の肉体に干渉して巨大な石材に変え回っていた。

現場にはエンシェントスフィンクモンが「必要ない」と脱がした無数のと、石材の重みで地面がへこんだ跡が確認されており、ここ最近の都市伝説としてネット上の噂になっている。


案の定、人間は目の前の怪物の恐ろしさに答えられる筈も無いがお構いなしに変えられ、変質後も意識は残っていても身動き一つできない。

その上他の命を「路傍の石」程度としか認識せず、とある目的の為に着々と行動するエンシェントスフィンクモンが彼らを顧みることはまずなく、彼に目を付けられた時点で永遠の苦痛を味わうことになる。


瑠璃の友人がエンシェントスフィンクモンに襲われ、音信不通になったことから達は彼女の捜索と調査を開始。

しかし、宙も突如現れたエンシェントスフィンクモンの問題に答えられず、その場に居合わせた清司郎と共に石に変えられてしまう。


命辛々逃げ延びてきたガンマモンやジェリーモンから経緯を知った瑠璃はマミーモンに相談してみるが、事件の主犯が伝説級のデジモンである事を知り驚愕。

すると、周囲が大きく揺れ始め、外に出るとエンシェントスフィンクモンが集めた人間の石材で建造する、黄金に煌めく巨大ピラミッドが出現した。


瑠璃はフィールドを展開しエンシェントスフィンクモンと対峙するが、完成間近のピラミッドの光で空に穴が開き、そこから不気味なうなり声が聞こえてくる。


「ピラミッドの力にて道が開く…。リィードル……リィードル……。これより顕現せし、偉大なる王の名は何ぞ?」


その目的は異空間からかつて古代のデジタルワールド文明を作り出した絶対的存在・ファラオモンを人間界に顕現させ、古代デジタルワールドと同じ世界に丸々塗り替えること

石材にした人間を生贄にかつての栄華のある世界を甦らせ、人間もデジモンも未来永劫支配する事を目論んでいたのだ。


そして瑠璃をピラミッドの頂上を飾る「キャップストーン」に変えようと襲い掛かり、ラモールモン達を強大な戦闘力で圧倒するが、「この世界を守りたい」という瑠璃とラモールモンの強い想いが共鳴し、ディルビットモンへ究極進化を果たす。

徐々に形勢を逆転されていき、ならばと『ネクロエクリプス』を開き、死の世界へと押し込もうとするも、最後に大きな一撃を入れようとした事が仇となって相手にそれを受け流され、自身が勢い余って死の世界に送り込まれる最期を遂げた(ディルビットモンは助けようとするも間に合わなかった)。


結果、石にされた人間たちは元に戻り、復活間際のファラオモンは再度異空間へと消え、世界の滅亡は防がれた。



公式設定ではルーチェモンの圧政から世界を救い、現代の究極体を遥かに超える強さを持つとされるが、本作はディルビットモンとは互角の強さな上に既に登場したハイブリッド体同様あくまでも古代のデジモンの一種として取り上げられている。

皮肉にも本作の目的がルーチェモンのそれと同じであり、本作以前まで悪役として登場したカルマーラモンが改心を果たすという皮肉な対比となった。

  • 古代の十闘士が敵として登場するのは、クロスウォーズのエンシェントボルケーモン以来だが、こちらは後に善良なデジモンとして復活しているので、終始悪役だったのは今回のエンシェントスフィンクモンが初である。

また、人間に謎かけをし解けない者を襲う、王(ファラオ)を守護する眷属、身を投げる最期などモチーフ元のスフィンクスの要素が数多く取り込まれている。


進化ルート

登場作品幼年期Ⅰ幼年期Ⅱ成長期成熟期完全体究極体
-パオモンシャオモンラブラモンドーベルモンケルベロモンエンシェントスフィンクモン
バイタルブレス(レーベモンDim)ポポモンフリモンレオルモンレーベモン/ダスクモンカイザーレオモン/ベルグモン/ライヒモンエンシェントスフィンクモン

プログラムカード「古代への誘い」を使った場合のルート(幼年期は成長期からの予想)。

古代への誘いにケルベロモンが描かれていたのは恐らく、ケルベロモンの進化先にエジプト神話由来のアヌビモンが据えられていたからであろう。


マミーモンパイルドラモンから進化するルートもある(St-890)。前者はエジプト繋がりである事がわかるが、後者はどういう繋がりなのかは不明(ジョグレス元のパートナーが暗黒の力に関係しているからであろうか?)。マミーモンルートは『バイタルブレス』でも採用されたが進化元はディグモンだのトータモンだのと何故かお化け系ではなく、ヘビー系となっている。


令和版デジモンカードゲームでは継承者であるレーベモン/カイザーレオモン→ライヒモンから進化するルートが取られた。本来ライヒモンは(設定では)エンシェントスフィンクモンと同格の存在だが、こちらでは完全体扱いである為、エンシェントスフィンクモンの進化前に据えられている。


『デジモンストーリーロストエボリューション』ではツメモンドラクモンムシャモンスカルバルキモンエンシェントスフィンクモンというカードゲームでも採用されなかった奇妙なルートになっている。


『デジモンペンデュラムZ ナイトメアソルジャーズ』ではケルベロモン×ウィルスorフリー種、エクスティラノモン×ウィルスorフリー種、パイルドラモン×ウィルス種のジョグレス体となっている(うち二者は旧デジカで進化前に据えられたデジモンである)。進化先はアポカリモンとなっている。


余談

現在のところ「スフィンクモン」というデジモンはいない。ネフェルティモンならいるのだが。

レーベモンのヒューマン的要素が強いライヒモンに比べてカイザーレオモンのビースト要素が前面に出ている。また、レーベモンの持つ「贖罪の盾」はエンシェントスフィンクモンの顔を模したもの。


関連タグ

デジモンフロンティア 伝説の十闘士

レーベモン カイザーレオモン ライヒモン

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