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オオカミ

おおかみ

オオカミのイラストにつけられるタグ。
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生態

哺乳綱食肉目イヌ科に属する。イヌ科動物では最大の動物
遺伝子解析により、イエイヌの祖先はヨーロッパに生息しているオオカミである可能性が高いそうだ。

大変高度な社会性を持つ動物で、一組のつがいとその子供から成る家族群で暮らし、シカイノシシ・野生などの大型の獲物を共同で狩る。
オオカミは集団で獲物を狩り、執拗にどこまでも粘り強く追いかけて仕留めることに優れた生物であり、最高時速70㎞スピードなら20分、30㎞前後なら7時間以上走り続けても息を切らさないほどのスタミナを有する。
噛む力は約180㎏とされ、自分より巨大な獲物を引きずり回すほどのパワーを持つ。
また、の構造も犬よりも発達しているとする識者も多い。
とまあこのように書くとまるで史上最強の肉食獣みたいだが、瞬発力ならチーターに、パワーならライオンには及ばない。
やはりその強さはスタミナと執念深さに特化した、驚異の持久力にある。

北半球に広く分布するが、牧畜が盛んなヨーロッパ社会では大事な家畜を襲う動物として忌み嫌われ、ヨーロッパや北米において大幅に数を減らした。また、土着のアニミズム社会においてのオオカミ信仰や、オオカミへの変身願望(これはオオカミが群れで狩りをする能力の高さに人間が魅了されたため)に関して、後の時代に浸透したキリスト教的排他主義(自然を人間の下に見る思想)によって悪魔的なものと解釈され、現在人狼狼男などで人間がオオカミに変身してを襲うといったイメージは、これが端を発しているといわれる。
このため、野生動物としては恐らく最もの迷信によって迷惑を蒙った生き物。
しかし、実際のオオカミはとても警戒心が強く、人馴れや狂犬病にかかっていない限り、人間を襲うことはないと研究者の間では言われている。

現在オオカミは多くが保護動物とされている。しかし、牧畜を行う人々の間ではやはり伝統的に「害獣」とみなされており、オオカミの保護活動は容易ではない。
しかしEUによる保護活動のおかげで、ドイツやポーランドなどではオオカミが復活してきている。
アメリカ合衆国イエローストーン国立公園では、1920年代に乱獲により絶滅したが、1995~6年にカナダから数頭が連れてこられた。これによりオオカミ不在の間大繁殖したエルク(ワピチ)によって荒らされていた植生が回復し、生物多様性が増したとの報告が出ている。また、オオカミが増えたことで一時は禁止されていたオオカミ猟が解禁されている。

だが、自然界においてオオカミが増えすぎることはなく、ある程度数が増えれば群れ同士での縄張り争いが起こりやすくなり、野生のオオカミの死因の半数はこういった争いによるものであるといわれる。これを生態学的に「セルフ・コントロール」と呼ばれている。


オオカミのキャラクターが登場する作品についてはの項を参照の事。

関連イラスト

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