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オオクニヌシ

おおくにぬし

国津神の長。経営神。スサノオ命の子孫でもあり、荒ぶる八十神を平定して日本の国土経営の礎を築いたのち、伯母であるアマテラス大神の使いであるニニギ命に国を譲った。経営を行ったことから商業等の神として名を馳せている。
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オオクニヌシ(歴史的仮名遣では、おほくにぬし)は、日本神話に登場する神の一柱。

大国主命。大穴牟遅神(オオナムヂノカミ)、大穴持命(オオアナモチノミコト)大物主命(オオモノヌシノミコト)、葦原醜男(あしはらしこを)などをはじめ、多くの別名を持つ(大物主はオオクニヌシの和魂を指し、葦原醜男は武力の神としての一面を指す)。

主な祀社は島根県出雲大社奈良県大神神社(三輪神社)など。東京都府中市の大國魂神社をはじめ全国各地の神社で祀られる大國魂大神もオオクニヌシと同神とされることが多い。また、北海道の神社には「開拓三神」の一柱としてよく祀られている。特に有名なのが商売繁盛。国土経営や開発を行ったことによる。

概要

天津神の主宰神である天照大神に対し、国津神の主宰神とされる。大地の神、開発の神としての性格に加え、水の神、商業神、稲作の神、酒造りの神、医療の神、武力の神、雷神など複雑な神格を持つ。これはさまざまな地域の土着の守護神が習合したためであるともされる。特に商売繁盛として崇められる事は有名である。

「大国」はダイコクとも読めることから、同じ音である大黒天(大黒様)と習合して民間信仰に浸透している(オオクニヌシが「因幡の素兎」で大きな袋を担いでいる事から、後に大黒天も袋を担ぐ姿で描かれるようになった)。どちらも経営や商売の神様として共通している。

イザナミとは同じ大地の神といっても全く性格が異なる。黄泉の国の主宰者で死の神・地母神としての性格が強いイザナミに対し、オオクニヌシは土地から文化や富を生み出す商業神、開発神としての性格が強い。

経歴

変わり者のオオクニヌシ

日本書紀』では三貴神の一柱であるスサノオの息子、古事記などではスサノオの六代目の子孫とされる。彼の上には八十神(ヤソガミ)と呼ばれる多くの兄神がおり、スサノオの荒々しい性格を強く継いだせいなのか、乱暴で横柄な神がほとんどであった。
そんな中でオオクニヌシは非常に柔和な性格だったため、兄たちとはそりが合わず、後継者争いがはじまると真っ先に抹殺の標的とされたため、根の国(黄泉)に逃げ込むこととなる。
『因幡の素兎』の説話は、そんな八十神たちとオオクニヌシの性格の違いをよく表した話も言われる。

父・スサノオとの黄泉暮らし

 八十神たちの騒乱から逃れたオオクニヌシは、根の国の王となっていたスサノオのもとで生活することとなる。そこでオオクニヌシを出迎えたスサノオの娘スセリヒメと互いに一目惚れし、想い合うようになる。
 これが気に食わなかったスサノオは子孫のオオクニヌシにつらく当り、様々な危険な試練を彼に課すこととなる。それにもめげず、黄泉での暮らしを続けたオオクニヌシだったが、遂にスセリヒメとの駆け落ちを決行。その際に生太刀・生弓矢・天詔琴というスサノオ秘蔵の神器を持ち出す。
 昼寝の隙を突かれたスサノオは烈火のごとく怒り、二人を追いかけまわす。しかし、黄泉津平坂の境に至って突然負うのをやめてしまう。オオクニヌシの強かさに頼もしさを覚えたスサノオは、黄泉を出ていく二人に「その太刀と弓矢で八十神を下して王となれ」と、荒い激励とともに二人を見送ったのだった。

八十神の王となる

 オオクニヌシが根の国から持ち出した生太刀・生弓矢の二大神器は、相手を殺す武器ではなく相手を生かす神器である。
 八十神たちが武力による恐怖政治を試みるも失敗する中、オオクニヌシは生太刀・生弓矢を用いて多くの人々を癒し、その尊敬と仁徳を以って治めることに成功する。
 こうして八十神の王となり、スセリヒメを正妻に迎えてオオクニヌシは国津神の頂点に君臨することとなった。

国譲り

別天津神のひとりカミムスビの息子スクナヒコナと出会い、彼と協力して国を治めていたが、スクナヒコナは常世国に行ってしまった。
一人でどうすりゃいいんだよと嘆くオオクニヌシの前に大年神が現れ、今度は彼を祀りつつ天下を治めた。
しかし天照大神はスサノオとの誓約で生まれた自分の子に国を支配させたいと考え、
天津神の会議で神々を地上に派遣することが決定された、
しかし一人目は大国主に媚びへつらって帰って来ず、二人目は
大国主の娘の夫になりあわよくば自分がこの国の王になれたら、と
考えて帰って来ず、三人目は雉の姿をしていたせいで射殺され、
あといろいろとゴタゴタが起こって大国主側の神にも死者が出た。
五人目のタケミカヅチは役目を果たし、大国主と彼の子達に意向を尋ねて
天津神側に壮麗な宮殿を建ててもらうことを条件に国譲りを行う旨を確認した。一人は力ずくだったが。

女神転生シリーズのオオクニヌシ

オオクニヌシの名前で正式に悪魔として登場したのは「偽典・女神転生」だが、それ以前にも「女神転生2」にオオナムチ、「真・女神転生」にオオモノヌシとして登場している。
デザインは偽典の頃は出雲の蛇神オオナムチのイメージが色濃く人頭蛇身という異形だったが、「真・女神転生Ⅲ」以降は武装した美青年の姿で固定されている。なお、国造りの仲間であるスクナヒコナと絡むエピソードはほとんどなく、辛うじて葛葉ライドウシリーズで作品を跨いで同じ目的を掲げる姿が描かれている。
記紀神話で八十神に二度殺されたり、イニシエーション的なエピソードが多い為かはわからないが、女神転生シリーズのオオクニヌシは、黄泉との関連付けが強く、偽典では黄泉を支配する国津神の代表としてオセと戦い、「デビルサマナー葛葉ライドウ対アバドン王」では別件依頼において常世神オオクニヌシとして顕現し、日本を死人の国にすることを宣言してライドウと刃を交えている。

オオクニヌシ


女神転生 仲魔

パズル&ドラゴンズのオオクニヌシ


→詳細はオオクニヌシ(パズドラ)

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