ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

「さぁ、実験を始めよう」

CV:石田彰


概説

miHoYoスマートフォンアプリゲーム崩壊学園』及び『崩壊3rd』の登場人物。

人類を破滅に追い込む大災害「崩壊現象」と戦う秘密部隊「天命組織」の長たる大主教

そして天命組織を支える三大家の中心である「アポカリプス」の現当主でもある。


金髪碧眼眉目秀麗頭脳明晰、その容貌と才に合わせて誂えたかのような甘く透き通る声色を持つ美青年

あらゆる知識に精通し、またその知識の探求に対して並々ならぬ情熱を燃やす科学者でもある。


人類が崩壊と戦うために必要な力の内、そのほとんどをオットーが揃えたといって過言でないほど、人類に対して数々の功績を残している天才


人物

知に明るく、またユーモアにも通じる温厚な紳士。

常に優雅な立ち振る舞いと、妖艶な雰囲気さえ発する笑みを含んだ穏やかな表情を浮かべている。

しかし若い容姿とは裏腹に、天命組織極東支部「聖フレイヤ学園」の学園長テレサ・アポカリプスは、彼の孫娘にあたる。


非常に多彩な才能を有し、科学・芸術・文学などあらゆる分野における知識を有し、そこから数多の発見と発明を成して人類を支えている。

崩壊に対しては一切の躊躇なく迅速に阻止する厳格な姿勢を見せ、たとえどれだけの犠牲を生もうとも決して立ち止まることをしない鉄の精神力を有する。

同時に才能ある若者や身寄りを失った子供には優しく、時に自らの彼らの成長を手助けすることもある。


一方で多彩な才能が災いしてか、かなり多趣味な面もあり、たまに主教の職務をサボって実験室に籠ったり、企業産レベルのゲームを手ずからプログラムして戦乙女の訓練システムに盛り込んでみたり、挙げ句気分転換に女装に走ってみたりと、澄ました顔からは想像できない愉快な人物でもある。

特に孫娘のテレサ・アポカリプスには非常に甘く、こまめに成長記録をつけ、料理対決には要請さんとして暗躍し、彼女が遠出するとなれば仕事を抜け出してまで先回りしてバカンスの仕込みに入るなど、なかなかの爺バカっぷりを発揮する。

その度に側近の「琥珀」やリタ・ロスヴァイセに諫言されている。


強大な秘密組織のトップだけに、内外を問わず政敵も多い。

特にかつて天命組織の北米支部は、オットーの強攻方針に対して疑念を抱き、「ネゲントロピー」という新組織を発足して天命組織から離反している。


その他

戦乙女の新規実装に際して、操作マニュアルが公式動画として配信されるが、そのナレーションと解説を数多く担当している。


関連人物

テレサ・アポカリプス

溺愛する孫。かつてはS級戦乙女に匹敵する実力を発揮したが、2000年のシベリアでの第二次崩壊後は極東支部を立ち上げて「聖フレイヤ学園」創設した。

祖父として尊敬される一方、第二次崩壊での経験からオットーの強攻方針には疑念を抱いており、聖フレイヤ学園も戦乙女の犠牲を最小限に抑えるため造られた。

しかし彼女のこうした態度を、オットーは「孫のかわいい反抗期」としか見ていない。


リタ・ロスヴァイセ

オットーのかつての側近の一人で、精鋭部隊「不朽なる刃」の副隊長。

オットーとは公私を通じて親しい間柄であり、彼の「ある目的」のために秘密裏に命を受けて暗躍もする。


デュランダル

今代最強の戦乙女であり、精鋭部隊「不朽なる刃」の隊長。

僅か10歳で戦乙女として実戦に出るも、自分以外の仲間は全滅し、自身も高濃度の崩壊因子にその身を汚染されてしまう。

この時処置にあたり、主治医として彼女の治療にあたった命の恩人がオットーだった。

そのためオットーの「ある目的」にも加担しているが、あくまでそれは「崩壊」を世界から駆逐するための利害の一致としての面も強く、時にオットーの障害にならない範囲で彼の命に密かに背くこともある。


関連タグ

崩壊学園 崩壊3rd

美青年 リーダー 年齢不詳 祖父

天才 残念なイケメン









































機密事項

崩壊3rdにおけるストーリー上の元凶の一人

年齢は既に500歳を超えており、主教の座に就いてから天命組織を独裁体制で指揮している。

その肉体はクローン技術によって代替わりを続けており、記憶は天命組織の最深部にある中枢部に随時アップデートされ続けている。

そのため万一に備え、予備の肉体を100体単位で用意しており、不意に暗殺や事故で絶命しても、逐次新たな肉体に記憶をトレースして復活できる。


経歴

500年前、欧州でアポカリプス家の末っ子四男として生を授かった。

頭脳明晰だったものの、病弱ゆえに親族から邪険に扱われ、挙げ句父からは「出来損ない」呼ばわりの上で蔑視されてしまう。

しかし同時期に、カスラナ家の少女カレン・カスラナによって窮屈な屋敷から連れ出され、ささやかな心の安息を得られるようになった。彼女の父が戦死しその泣き顔を見た際には、屋敷からアポカリプス家の秘宝である「金の箱」を持ち出し、自身の命を対価に蘇生しようとさえした。だがそれをカレンから諫められ、オットーは次第に秘宝の使い道について模索を始める。


当時のアポカリプス家は、主教ニコラス・アポカリプス主導のもとに世界征服の野心に燃え、アジアの大国・神州との戦争に突入していた。

しかし同時期に崩壊現象によって黒死病が前文明から再現され、欧州で数百万人規模の病死者を出す一大パンデミックが襲い掛かるも、天命組織はこれを放置。

さらに神州侵攻も、守護者たる精衛仙人によって壊滅し、惨敗。

その失態を補うために欧州各国に重税を強要する圧政を敷くも、当然ながら民衆や同盟国から猛反発を受け、天命組織の権威は地の底へと墜ちていった。


この惨状を見た当時最強の戦乙女として名を馳せたカレン・カスラナは、「天命に正義なし」と組織に失望。「崩壊の箱」と呼ばれる機密物資の輸送任務中に、箱を持ち出して極東方面へ逃走する。だがそれも逃亡先で新たな悲劇を呼び寄せ、やがてその一部始終を知った天命組織によって造反者として逮捕された。

自身の方針に対立するカスラナ家を憎悪していた主教ニコラスは、見せしめとしてカレンの死刑を即決。これに父への恐怖を押し殺して異を唱えたオットーだったが、支配欲の怪物たるニコラスはそれさえ利用し、カレンとオットーを政略結婚させカスラナ家を支配しようと目論んだ。

どこまでもどす黒い父に絶望するオットーだったが、カレンを生かすために当時天命組織の地下に捕獲していた崩壊獣を逃がして混乱を起こし、カレンを逃亡させる。

ところがカレンは最後までカスラナの血統と戦乙女としての矜持に殉じ、脱走と同時に崩壊獣と戦い、その果てに殉職した。


カレンを喪い深い悲しみを背負ったオットーは、次第にカレンをこの世に呼び戻すための研究にのめり込んでいく。

「金の箱」から前文明の知識を得て黒死病の特効薬を開発したオットーが功績を上げ、さらに前文明からの遺産を次々に再現し、それまで中世レベルで止まっていた時代の歯車を一気に進めていった。

やがてオットーは天命組織の最高司令にまで上り詰めた。

そして父ニコラスが他界すると、政略を駆使して主教の座を射止める。


こうしてまた、この世界に一人の怪物が誕生した


人物(真)

上述の愉快かつ多趣味でバイタリティに溢れた人物像も間違いなくオットーの一面だが、本質は想い人・カレン復活を悲願する狂人(マッドサイエンティスト)


「金の箱」こと第一の神の鍵「虚空万象」より、前文明からのあらゆる知識を引き出して再現することができる。

また虚空万象の力によってすべての神の鍵を疑似的に行使できるというチート級の戦闘能力を有しており、一個人としても相当な強さを誇る。


カレンを喪って以来、神の鍵に宿った律者の力の影響もあるのか、人命に対する価値観が希薄になり肉体を「魂の器」程度の感慨にしか見ていない。

前述したオットーの強攻方針は、この常人には理解しがたい価値観を基とする。故に目的の達成を一義として平然と人命軽視の作戦を実行し、その途上で散った命は「必要な犠牲」と考えて歯牙にもかけない。

それに対する罪悪感もなく、それを糾弾されても心外とばかりに無視を決め込む。


天命組織は既にオットーの私物と化しており、天命本部は人類最後の砦であると同時にオットーの巨大な「実験施設(おもちゃばこ)」ともなっており、非人道的行為の実験が繰り返されている。

テレサ・アポカリプスも、本来はオットーの「カレン計画」によって生み出されたカレンのクローンにして、その中でも明確に感情の機微を発露させた最優秀個体「A-310」である。


全てにおいて彼の復活を第一とし、そのためには崩壊現象も敵対組織さえ利用し、手玉に取る。

現時点では、崩壊3rdのストーリーはオットーの掌の上であり、キアナたち聖フレイヤ学園の面々の奮闘も、オットーのシナリオの想定内でしかない。

空の律者の降臨と第二次崩壊の発生は、オットーの「シーリン計画」による被害の一端であり、この一連の悲劇が各所にさらなる悪影響をばらまいてさえいる。

さらに研究によって律者の力で生死の境界を操ることを目論み、そのために世界中で律者の出現を観測し、出現を促すために必要以上の干渉を抑制するため放任さえ指示する。


ただ崩壊に対する敵愾心、弱者を労わる姿もオットーの本心である。

カレン復活の是非が崩壊現象と、その支配者たる「崩壊(GOD)」にあると仮定するため律者の力を求めているに過ぎず、その答えを得た後は崩壊を地上から駆逐する意志は持っている。

実際、11章に登場する並行世界のオットーは我々が知るオットーとは真逆の本物の聖人君子であり、天命組織からカレンと共に逃げ落ちたのちアポカリプスの姓を捨て、シベリアで孤児院を開いて神父として過去の罪を贖い続けていた。

キアナをコードネームである「K-423」と呼びつつもその人間性を認めていたり、幼少期から面倒を見ているデュランダルに真摯に向き合ったり、500年に及ぶ付き合いがあるフカを親友として認識していたり、琥珀を信頼して重用したり、テレサに対しての爺バカも全てオットーの持つ一面である。

確かに目的のためには他者の運命すら弄ぶ人物ではあるが、あまりにも善人すぎる、非常に多面的な性質を持つ人物であることには留意したい。


関連タグ

カレン・カスラナ

歴代最強と称される500年前の戦乙女。

オットーの幼馴染であり想い人、そしてオットーの暴走の原因。

ニコラスの謀略で一度はオットーの婚約者ともなったが、カレンを救いたいオットーの暗躍に対して「無辜の人々を犠牲に出来ない」として殉職。

オットーのことは憎からず思っていた節こそあるものの、聖痕空間からアバターとして現界した現在ではオットーの暴走に対して何を思うか……。

あらゆる意味でオットーの存り方を決定付ける存在であり、彼女の導き一つでオットーは聖者にも悪魔にも変質し得る。


ニコラス・アポカリプス

オットーの父である先代の天命組織大主教。

支配欲の怪物であり、自分の子供や親類縁者、果ては妻さえ、己の支配欲を満たすための駒としか見ていない。

オットーを出来損ないと蔑視するも、オットー以外の血縁の男子が相次いで戦死・病死してしまったため、孫を次期大主教に据えて傀儡政権の成立を目論んだ。

さらにオットーの恋心さえ政略に利用し、自身と反目するカスラナ家を封じるためにオットーとカレンを政略結婚させてカスラナ家を吸収し、事実上の消滅に追い込もうさえした。

オットーの人格の歪みの遠因。つまり元凶の元凶であり、オットー自身も忌み嫌い恐れた父とはまた別の怪物になり果てていることに気づいていない。


フカ

オットーがカレンの復活を求めて神州に辿り着いた際に知り合った、「崩壊」の駆逐を共通の目的としたオットーの数少ない“友人”。

神の鍵「渡世の羽」の副作用で記憶を失ったフカのため、自身の持つ技術で彼女の記憶収集を手伝っている。

フカもオットーの目的をある程度は承知しているも、オットーはフカの誠実な性格を知って度を越した非人道的な研究についてははぐらかしている。

結果、それは「空の律者」復活の段になってフカの地雷となって爆発し、フカはオットーに深く失望することになる。


ケビン・カスラナ

5万年前の融合戦士であり、秘密組織「ヨルムンガンド」の盟主にしてカスラナ家の始祖。

「海淵の目」からの復活後、前文明最強のケビンと今代最強のデュランダルとの対決にオットーが割り込み、互いの利害を確認して不可侵条約を締結する。


関連タグ

全ての元凶 諸悪の根源

独裁者 美形悪役 策士

マッドサイエンティスト

関連記事

親記事

天命組織 てんめい

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 260454

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました