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オート三輪

おーとさんりん

オート三輪は、車輪が3つついた貨物自動車。昭和初期から高度経済成長期までは頻繁に見かけた。
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概要

車輪が3つ、基本的には前輪一つに後輪2つを搭載しFRとして後部を荷台とした貨物自動車、すなわちトラックを指す。
 当初はオートバイの技術を用いたものであったが、需要による改良により専用の駆動システムを持つようになっている。

利用状況

 この車種は四輪車に比べ軽量かつ安価、かつ未整備の悪路にも構造上強く、小回りが利いたことから1930年代から1960年代にかけて日本中の道路上でその姿がみられた。
 具体的には戦前においては低排気量の車両は免許証不要であったこと、四輪自動車と異なり政府の統制を受けなかったため流行した。
 戦中は経済自体の統制によりすたれたものの、戦後になると免許が必要となったものの、小型貨物自動車の需要に支えられ、大量に製造され、特に市内での利用にて使用された。
 ただし、乗り心地の悪さ及び安定性の不良、それと高速性能の不良により、小型の四輪車軽トラがまともに製造されるようになったため利用者が離れたこと、それまで舗装されず狭窄であった道路が改良されたことによりメリットが失われたこと、そして免許が廃止され四輪車に統合されたこともあり、姿を消していった。
 1960年代から1870年代にかけて本体の製造が終了、その後しばらく存在した車両は使用されたものの、やがてそれも消えていった。
 ただし、現状において法律などの面で有利な面が出てきたため、電気自動車にてこの乗り物をリメイクする、という流れが存在する。

ナンバー

 また、三輪貨物自動車の分類番号だった「6」は、昭和48年から49年にかけて行われたナンバープレートの分類番号2桁化の際に「4」と同義の分類となる小型貨物に変更され、乗用三輪車の番号に当てられていた「7」も「5」同様に小型乗用車に分類された。
 ただし、その後も実質的には三輪車に「6x」・「7x」を、四輪車に「4x」・「5x」を割り当てていた。平成元年頃から3桁化までの一時期のみ、ナンバーが不足した地域などでは「66」・「77」のナンバーが四輪車に割り振られたが、3桁化により再び「暗黙の了解」の取り扱いに戻った。
 また、オートバイの後輪にデフを取り付けて3輪化した「トライク」は新しく作った場合、ナンバープレートは単車用のものとなり、車庫証明が不要の「自動二輪側車付」の扱いになり、250㏄未満ならば車検も不要となる(ただ基本的に二輪車免許証では運転できず、普通以上の四輪自動車免許が必要となる )。ただし、過去の車両の場合、自動車用の7ナンバーがつけられた三輪自動車扱いとなっている車両が存在し、それは車庫証明や車検などが必要となっている。

海外における利用

 海外、特に欧米では三輪車は「バイクの代替」としてしか用いられず、速やかに小型四輪車に置き換えられたたことと、馬車の利用により道路が整備されていた点もあり、あまりこの種の車両は発展しなかった。
 例外として三輪のバイク、トライク、例を挙げればハーレーダビッドソンサービカーなどが流行したことと、イギリスにおけるリライアント・ロビンなどの「オートバイの免許で乗れる乗用車」程度である。
 一方アジアにおいては道路の整備が遅れたこと、簡易な性能で走行させることが可能であるため、一定の活躍を見せている。インドにおける「オート・リクシャー」、ちなみに「リキシャ」は人力車( =力車 )がなまったものである、やタイにおける「サムロー」、別名トゥクトゥクといった三輪タクシーに使われている。
 また中国の地方都市や農村部では「小回りが利く」などの特性により三輪トラックが今でも近距離輸送にて使われていると言われる。

pixiv

 pixivでは上記の時代に関する、あるいはレトロ感を表す作品においてその姿をみることが多い。

関連イラスト

桜と魔理霖
ミゼット


関連タグ

昭和 自動車 ミゼット
三丁目の夕日 こちら葛飾区亀有公園前派出所
東方モータリゼーション
ジャイロ TRICITY MP3( こちらは排気量に応じ原付/自動二輪免許が必要な三輪バイク )

参照

wikipedia:同項目及び三輪自動車

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