概要
オセアニア(オーストラリア大陸の北東からポリネシアにかけて)に位置する国家であり、公用語は日本語。
大小4つの群島からなる島国。
元々はハワイ等から移転した住民が暮らす産油国で有ったが、西暦末期の石油資源枯渇と再構築戦争(第三次世界大戦)の煽りを受け、国家枠が大改編。
同戦争による東アジアブロック統合から落ち延びた日本人移民が技術を持って入植し、以後は技術立国として転換していく。
この折にオーブ群島を兼ねてより支配していた族長らは「氏族」として君臨し、流入した国民議会からなる民主主義制度と共に合議制を執る特殊な政治システムが構築された。建国の折に中立の立場を表明した事からナチュラルだけではなくコーディネイターの受け入れも積極的に進め、技術立国としての頭角を現していく。
また、五大氏族の内アスハ家が宇宙開発に熱を入れていたため宇宙港の開発に成功し、交易によって莫大な富を得た。
コーディネイター国家であるプラントにおいて少子化対策として実施されている婚姻統制を忌避しオーブに移住するコーディネイターもいた模様。
地球連合軍とザフトの戦争が勃発すると徹底した中立の立場を貫き、そのプラントからの工業製品輸出停止に窮乏した地球国家に対し製品輸出を行い経済成長を遂げるものの、連合加盟国の一つである大西洋連邦からの侵略を受け、五大氏族の当主は殆どが死亡し、管理下に置かれる。
その後はウスミ・ナラ・アスハ前代表が懇意にしていたスカンジナビア王国との仲介を受けて主権回復。
なお上記の侵略によりモルゲンレーテ社を始めとした、多くの優秀な技術者が地球連合やプラント等に亡命、パワーエクステンダーと言った多くの技術が流れる羽目に陥った。
だが、連合管理下の影響からオーブ独立時代の政治家が悉く引退し、新たな政権は宰相家から五大氏族に繰り上がったセイラン家を始めとして、ほとんどが親連合派で固められる。
そうした流れで中立国から連合加盟国の仲間入りを果たしたオーブは幾度かの派兵を経た後、ギルバート・デュランダルの反ロゴス討伐呼びかけによって地球連合そのものが内部分裂。
セイラン家の独断によって、ロゴスを匿ったことから窮地に立たされる。
その後、地球連合の戦力が度重なる戦闘で大打撃を受け、自国にザフトの最終兵器レクイエムが向けられると抗戦。
レクイエムを破壊し、ラクス・クラインの調停によってプラントと講和を結んだ。
戦後はかつての連合覇権国で有った大西洋連邦が反ロゴス暴動によって手痛いダメージを負った事も手伝い、連合主導国の一つと成っている。
関連キャラクター
五大氏族
下級氏族
オーブ国防軍
ODR
技師
民間人
シン・アスカ(オーブ解放作戦を機にプラントに移住)
マーナ(カガリの侍女)
ターミナル所属
アスラン・ザラ一佐
メイリン・ホーク三尉
主な施設
MS・艦船
MS
MBF系
MVF系(可変機)
ZGMF系(前大戦で活躍した機体を改修した機体。
その他MS
換装装備(オーブ独自の物のみ記載)
P202QXI.W.S.P.(オーブ製)
EW452HMマニューバストライカー
EW453Rライジンストライカー
EW454Fオオトリ
型番不明オオワシ
型番不明シラヌイ(アカツキは換装しても型式番号が追加されないため)
型番不明キャバリアーアイフリッド
A-GXQ754/V2 ゼウスシルエット
艦船
オーブ国防軍
関連項目
機動戦士ガンダムSEED 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE