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DATA

体長不明
体重不明
出身地宇宙座標P87ポイントのワームホール
CV服巻浩司

概要

シリーズを通して登場するメインの敵キャラクター。宇宙から飛来した光のウイルスで、怪獣や物質に感染する事で、感染した対象を目が赤いカオス怪獣に変化させる。

EYESのドイガキ隊員によって命名された。


先述の感染能力の他、感染して入手したDNAデータを使い怪獣を複製したりする事が可能。単体でもそれなりの戦闘能力を有し、ビームを放ったり光のムチを形成して敵を攻撃する。第1話の冒頭では光線のような形で降り注ぎ、街を消滅させるほどの爆発を起こす被害も出している。

また学習能力が非常に高く、人間の悪意と結びついたカオスジラークフルムーンレクトを無力化→人間の感情に興味を持ち後述する実体カオスヘッダーへ進化→その実体カオスヘッダーがエクリプスモードに打ち破られる→コスモス自身の力を狙いカオスウルトラマンとなる、といった具合に次々と対抗策を編み出し進化していく。特に人間の感情を学習した影響は大きく、人間との会話能力を得た上に、人間と同じ「心」を得ていった事が物語の結末に繋がっていく。


弱点は取り付いた怪獣の体内に形成されるカオス抗体、月面で採取されるソアッグ鉱石マザルガスが持つカオスキメラだが、前者2つは驚かせる程度の効果しかなく直接打倒できるものではない事に加え、カオスキメラにはカオス怪獣の救出には使用できないという制約があった。そして、いずれも進化する事で次々と克服していき、最後まで完全に倒す事はできなかった


その正体は、争いの続くとある惑星に秩序をもたらすために作られた人工生命体であり、全生物の意識を一体化させる事を目的として行動していたが、増殖し強大な力を得て段々と歪んでいき、創造主の星や他の生命体の存在する星を次々と死の星へと変えていった事が、物語の終盤カオスヘッダーが集結していた宇宙座標P87ポイントの小惑星に残されていた記録媒体によって明かされた。

しかしこれはあくまで創造主の思惑通りの行動でしかなく、カオスヘッダー本人は多くの星を滅ぼしてきた事を「目的達成のための犠牲」と表現しているが、そうあれと願って生まれたカオスヘッダー自身もまた犠牲者であるとムサシは語っている。

名前の由来はギリシャ語混沌を意味するカオス。秩序を齎す為に生み出された存在が結果として混沌を生み出し、なおかつその混沌の名を戴く事になるとはなんとも皮肉なものである。ちなみにこのカオスの対義語がコスモス=ウルトラマンコスモスである。


カオスヘッダーは元々は悪の存在でなかったが様々な経緯から悪と化した存在で、コスモス以降も人間やウルトラマンの友情と絆を押し出す作風の影響からこのタイプのラスボスが定番化する事が多くなる(ダークザギ地底文明デロスエンペラ星人ウルトラマンベリアルダークルギエルなど)。


また、『オーブ』以前のウルトラシリーズでは「光属性=正義、闇属性=悪」といった構図で展開されているが、カオスヘッダーの場合は光属性であり、「光vs光」というかなり珍しい構図となっている。


実体カオスヘッダー

カオスヘッダーが、拉致した人間の心を解析して単独で実体化した姿。

この結果、カオスヘッダーは「怒り」と「憎しみ」を知り、自分の力を強化できるようになったが、「愛」と「優しさ」は理解できず、逆に弱点となってしまった。

現時点で確認されているのはイブリース、メビュート、カオスウルトラマン(→カラミティ)、ダークネス(→カオスヘッダー0)の4体。カオス怪獣と同じく目が赤いという共通点がある。


カオスヘッダー・イブリース

カオスヘッダー・イブリース

最初の実体カオスヘッダー。怪力の持ち主で、コスモスを片手で持ち上げるほどパワーが強い。

武器は目からのビームと手からの波動攻撃。また、敵に爪を突き立てる事で対象を解析する。


カオスヘッダー・メビュート

カオスヘッダー・メビュート

第2の実体カオスヘッダー。狡猾でずる賢い頭脳とイブリース以上のパワーを持ち、一度はコスモスを敗退に追い込んだ。また、怪獣に擬態したり、体をカオスヘッダー化して移動する事も可能。

武器はイブリースと同じく、目からのビームと手からの波動攻撃。口からカオス光を吐き、対象をカオス怪獣にする能力も持つ。


カオスウルトラマン

カオスウルトラマン

春野ムサシに取り憑いて、コスモスのデータを得て作り出した「邪悪の巨人」。

ムサシが理想とする「怪獣と共に生きる世界」を「全ての怪獣をカオス化させる」という方法で叶えさせようとした。


カオスウルトラマンカラミティ

カオスウルトラマンカラミティ

エクリプスモードの登場で追い詰められたカオスウルトラマンの進化形。

エクリプスモードの能力を学習し、より邪悪で凶悪な戦闘力でコスモス・エクリプスモードを何度も圧倒する。


カオスダークネス

カオスダークネス

最強の実体カオスヘッダー。これまで幾度となく邪魔をしてきたコスモスに対する強い憎しみの心で動いており、姿も禍々しく凶悪。

両手から放つ破壊光線と、コスモス・エクリプスモードが使用するゴールデンライトバリアをも破る「ダークデストロイヤー」が武器で、念力やバリヤーも使用可能。

ソアッグ鉱石やカオスキメラすら通じない強靭な肉体を持ち、説得を試みたムサシを殺そうとした。


カオスヘッダー0

カオスヘッダー0

コスモス・ミラクルナモードのルナファイナルと地球怪獣たちの呼びかけによって、怒りと憎しみが浄化され優しさを得たカオスヘッダーが変化した、美しい金色の巨人。コスモスの説得に応じ、宇宙へ飛び立っていった。

ウルトラマンサーガ』ではスコーピスに殺されたパラスタンに代わって遊星ジュランを守護している事が判明した。


ゲームでのカオスヘッダー

悪魔の最終形態

ウルトラマン Fighting Evolution Rebirth』ではメフィラス星人によって利用され、ウルトラ兄弟のコピー「カオスロイド」を作り出した。

さらにメフィラス星人本人をも取り込み(あるいはその逆か)、先述のカオスダークネスとほぼ同じ姿の「ネオカオスダークネス」を経て、さらに巨大な「ネオカオスダークネスⅡ」となって都市部を侵食するまでになる。

こうなったらコズミューム光線さえも通用せず、あわやコスモスも万事休すかと思われたが……。


なお、『大怪獣バトル』シリーズにも、この「ネオカオスダークネス」の第1形態が登場している。


関連タグ

ウルトラマンコスモス コスモス怪獣 ウルトラ怪獣 ウイルス 集合精神

ダークサンダーエナジー:『ウルトラマンX』に登場。生物ではないが、浴びた怪獣を狂暴化させる点が共通する。また、目が赤くなるという共通点もある。

ベゼルブ:『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』に登場。怪獣にクグツと呼ばれる毒を注入してクグツ怪獣へ変貌させ支配下に置く。こちらも目が赤くなるほか、「意志を統一して平和な世界を作る」という目的も共通する。また、コスモスとも戦っており彼にとってはある意味第二のカオスヘッダーといえる。


ウルトラビースト:「生物を取り込む」「敵としては悪意を持たない」「人間と共存できる」など類似点が多い。

ノットレイダー:「憎しみで強化する」「主役を幾度なく圧倒する」「最後に更生する」など類似点が多い。

ヴェルズ:こちらも「モンスター(死骸・残骸も含む)を侵食し、姿や能力を変容させる」「既存のモンスターと同様の形をとれる」「原生生物や民族らとの対立・激戦を経て最終的には和解(統合?)」と類似点がいくつかある。

オルディネモン:こちらは名前に秩序を意味するイタリア語を戴くが、やっている事は混沌そのものである。

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