その後、字源の間に居ると、タコの姿から元の姿で現れる。実は王女は何故かイカを食べるとタコになってしまう特異体質の持ち主（事実、最初に食した杏仁豆腐の中にイカが混ざっていた）で、その後は偶然立花団長の祖父・遊蔵に釣り上げられ、大悟研究員から「タコプー」と名付けられ飼われていた事実が判明する。

だが、もじもん達がもじ化けで苦しむのを助ける為「もじ化け治療にはモジゲン空間に行って、モジゲン遺跡の中にあるバケピタンを与えれば良い」のを教える、モジゲン遺跡へ入る為にモジゲン空間着陸船「タコイカダ」の設計図を渡す、モジルスーツにされたもじもんの救出用のバケピタンを用意する等、極秘裏に動いていた。

その後、『機』のもじもん・からくりこんのモジルスーツ戦（王女本人はいかめしを食わされて再び監禁された）後、改めて立花団長を目の敵にし、自分の方が優秀であるのを見せ付けた上で、守守団の団長の役職を半ば強奪した。

他にも、小島主任と友好関係を結んだ時には、「新しい守守団団長を決める」として、守守団を混乱の坩堝に陥れた。

その結果、候補者2名にリポーターのチャンも加わって、新団長決定オーディションを行う（その為、この回の生放送はモジゲン空間ではなく、守守団研究室で行われ、進行役に小島主任と向三段が担当）。

最終的には、立花団長が持つ『もじ守の筆』が立花団長しか扱えない為、オーディションそのものが流れ、立花団長が続投するに至った。

しかし、直後に兄の変貌を独自に調査する等と再び裏で活躍し、モジルスーツ３号戦では団長及び小島主任が決戦に挑む一同に、バクドカンの暗号解除のヒントを教えたり、モジルスーツを弱体化させる隙を突く為に、小島主任と共同開発した弱体化薬「イキルンルン」を与える支援活動を行った。

だが、怨君による同時多発もじ化けで、沢山のもじもんがもじ化けに苦しむ中、その解決の一助になるオンくんのバックアップディスクを持って来たにもかかわらず、その開錠に必要なパスワードを（あざとく）「教えない」「忘れちゃった」等と宣った。

その後、『生』のもじもん・いきるーとが偶然助けた王子を連れてくるものの、オンくんを知る王子が起きてない以上はどうにもならないと知るも、偶然団長がバックアップディスクから「王子がオンくんから『死んだらどうなるの？』」と聞かれ、王子が「モジゲン空間の住民が死んだら、１度魂だけになった状態で『愛』のもじもんの許に連れて行かれ、その後『愛』のもじもんが判断してもう１度甦るか、本当に死ぬかになる」との重要な情報を教えて貰い、更に小島主任の情報で王子を助ける重要な手がかりを知る『愛』のもじもん・ごっどまーまを探すよう指示を出し、「王子だってやっぱり寂しかったんだ」と言った様子から、以前どみねすとろんぐが感じていた団長の強み、すなわち戦闘力ではなく仲間を思うカリスマ性であるのに気が付き、改めて団長を認めた。

ごっどまーまからの試練を無事に乗り越え、遂に『愛の毒』を入手した守守団。

だが、誰が王子と入れ替わるかを決めていなかった為、万事休すかと思われた中、カキトリーヌ王女は「『世界を守る為に犠牲になる』って、カッコいいじゃん。オンくんを止められるのは兄貴の力じゃないとダメなの」と、晴れ晴れとした笑顔で『愛の毒』を飲み干した。

その直後、王女は力なく倒れ、代わるようにモジール王子が復活するのだった。

その時は昏睡状態であるが、命に別状はない模様だった。

そして、3月2日月曜日に『愛の毒』の効果が切れ復活し、兄のモジール王子が使っていた紫の煙が出ていた状態のモジゲンレコードを封印した。

能力

予知能力を持ち、自身が見た未来のヴィジョンを他者に念写して見せるのも可能。

余談

演じている雨宮は大の漢字好きで漢検準1級を取得している。

その為か、ミニコーナー「今週もいい漢字」では、登場したもじもん達の元となった漢字の解説役として（一部もじもんが登場しない日には、守守団メンバーの名字を解説）を行う。

前述の通り、立花団長をメインに守守団に対し大小様々なちょっかいを掛けた事情から、少数の視聴者から「実はモジール王子は傀儡で、カキトリーヌ王女が真の黒幕では?」と見られていた（事実、前作の天てれシリーズに登場した、超次元帝国清掃課地球係のぱぺらぴ子は、表向きはアイドルとされたが、その正体は真の黒幕だった為、恐らくセルフオマージュorミスリードを誘っていたと思われる）。