CV:こおろぎさとみ
概要
「チョッギプリィィィィィィィィイ!」
アニメ『ポケットモンスター』にてサトシが発見したタマゴから生まれた。
孵化した時はサトシ・タケシ・カスミ・ロケット団のニャースの4人で争奪戦に。結果はサトシの優勝であったが、生まれて初めて見た人間であるカスミを親だと思い込み、彼女のポケモンになる。そのためサトシのピカチュウが唯一のパパ役に。
以降はモンスターボールに入ることはなく、常にカスミの胸元に抱かれ旅を共にしていた。
『ポケットモンスター 金・銀』ポケモンの中では、第1話(テレビ東京系列ならば1997年4月1日)に登場したホウオウの次にアニメでの登場が早いポケモンである。
当時はノーマルタイプのみだったが、『ポケットモンスター X・Y』からはフェアリータイプになったことから史上初のフェアリータイプのレギュラーポケモンとなっている(もっともレギュラーからも手持ちからも外れてからの後付けではあるが)。
プリンにいたずら書きをされても喜ぶほど純粋無垢で、好奇心旺盛である。幼さゆえにトラブルメーカーになる事も多い。
冒頭にもある通り、特徴的な鳴き声はしばしばネタにされる。ちなみに、この鳴き声は「自分の名前を言いたいけど、まだちゃんと言えない」というスタッフの指示で、演じたこおろぎ氏が試行錯誤した結果だという。
赤ん坊のためまだ十分に戦えないが、たまに「ゆびをふる」を使って敵を撃退することがある。
技を使い出した当初は誰もそのことに気付いていなかったが、カスミは徐々にその能力を心得るようになった。
『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』の45話「蜃気楼の彼方に!トゲピーの楽園!」にてカスミと共に再登場しトゲチックに進化したが、トゲピーの楽園を守るため彼女の手元を離れた。
余談
『ポケモンスタジアム金銀』にて、ジムリーダー城で登場するカスミがトゲチックを使うのはアニメ版の逆輸入なのは言うまでもないだろう。
トゲピーがトゲチックに進化してからサトシ達とお別れした出来事は新無印まで一切明言されていない。
関連タグ
史上最悪のトゲピー:ダイヤモンド&パールに1話だけ登場する別のトゲピーだが、こちらの個体とは異なり最悪な性格をしている。
ヒカリ:最終進化系のトゲキッスを手持ちにしているメインヒロイン。サトシとカスミの仲違いの要因であるピカチュウの電撃による自転車の破壊も味わわされるもののそれに対する反応は重く流していない。
セレナ:まともな活躍がTVシリーズでも劇場版でも非常に少ないという不遇な共通点があるメインヒロイン。
史上最悪のトゲピー:別のトゲピーだが、こちらの個体とは異なり最悪な性格をしている。
アイリスのキバゴ、ユリーカのデデンネ:モンスターボールに入らずに毎回登場してるとはいえまともな戦い方が非常に少ないほどヒロインの相棒としての扱いが悪かった不遇のポケモン繋がり。いずれもロケット団とは直接対決したり再登場時にヒロインの手元を離れなかったりしたためトゲピーよりはマシといった程度の待遇であるが、前者の方は後のシリーズで進化した点が共通し、後者はフェアリータイプ繋がりである。
サトシのピジョット:進化直後にサトシ達とお別れした共通点を持つが、TVシリーズ全体の完結に合わせてサトシの元に復帰していた。
サトシのオコリザル、ヒカリのエテボース、メロエッタ:サトシ達とお別れして以降も存在が一切取り上げられない共通点を持つアニメ内のポケモン。
マフォクシー:ゲームからでは同じ鳴き声に聴こえるらしい。
カスミの手持ち
その他
- 野原ひまわり:中の人及び赤ちゃんキャラクター繋がり。テコ入れがきっかけで誕生した事と劇場版シリーズの登場作品では、初登場作品にて赤ちゃんらしくあまり目立った点は無かったが、後の作品ではその行動が主人公側に優位になるのに繋がるシーンがあるという共通点がある上に、サトシのピカチュウとカスミのトゲピーが一緒にいる光景は、ファンによっては野原兄妹を連想させる。
- ウマゴン:中の人繋がりであり、作中ではまだ幼かったため、自分の名前(こちらは本名)を自分のことばで伝えられなかったと上述の鳴き声のエピソードと似た特徴を持つ。また、親友もサトシのピカチュウとの共通点が多い。
- トゥイーティー:『ルーニー・テューンズ』の吹替版における中の人及びトラブルメーカー繋がり。
- セイバーガンダム:まともな戦い方をほとんど見せつけないという不遇な共通点を持つガンダムタイプ。奇しくも、関わりのある人物は味方同士ながら主人公と仲が悪い点までもが共通する。