ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要

煮干しシラスの材料として有名な魚。大きさ15センチくらい。

カタクチ「イワシ」とはいうがイワシの仲間(ニシン科)ではなくその親戚。

硬骨魚綱ニシン目ニシン亜目カタクチイワシ科

 

ちなみにカタクチイワシという名前は片口鰯と書く。

これは大きな口の割に下あごが小さくて短く、上あごしかないように見える事が由来だが、まあ短小といえどバケダラほど極端ではないので、サメの顔をイメージすると近いかもしれない。

別名ヒシコイワシ、セグロイワシ、タレクチ等。


生態

食べ物は主にプランクトン等。

西太平洋に分布し、日本各地/朝鮮半島中国台湾近海で漁獲される。

 

体は細長くやや側扁、背面は暗青色で、下顎が上顎よりかなり短いのが特徴。

産卵期はほぼ周年に渡るが、盛期は春から夏と秋の2回で、北方では産卵期は遅れて盛期も1回である。産卵場は東シナ海、九州近海から北海道周辺までの大陸棚沿岸域。

卵は楕円形で分離浮性である。


食用

田作やシラスの他、塩蔵加工した缶詰等にされる。ちなみに「タタミイワシ」は主にこのカタクチイワシの仔魚を使う。

この他、養殖魚の飼料や釣り餌になる主要な魚種である。


アンチョビ

アンチョビ(anchovy)は本種を含むカタクチイワシ属7種ほどの総称で、どれも重要な漁業資源となっている。さらに広義にはアンチョベータなどカタクチイワシ科の各種を指す総称として用いられるが、日本で「アンチョビ」と呼んだ場合は魚よりも上記の塩蔵加工した缶詰を指すことが多い。


関連タグ

 ニシン目 カタクチイワシ科 イワシ

アンチョビ シラス

関連記事

親記事

カタクチイワシ科 かたくちいわしか

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 1420

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました