概要
クレムリン軍団の一員で、姿が骨だけの巨大なクレムリンの幽霊。コース中にあるゲートを通ると、次のゲートに入るまで制限時間付きで追いかけてくる。しかも倒せない。制限時間が0になると、高笑い（海賊船に乗っていすごへと消えて行く時と同じSFC版のキャプテンクルールの高笑いの声を流用）しながら攻撃されてしまう（回避不可）が、逆に言えば制限時間が0にならない限り攻撃されることはない。
それを防ぐ方法はプラスバレルに触れて制限時間を増やすことである。しかし、ステージの中には触れると逆に制限時間が減ってしまうマイナスバレルもある。特に、3番目カックルのステージは35秒と長い代わりにマイナスバレルしかない。しかもそれに一つでも触れてしまうと制限時間が0になる前にゲートをくぐるのが難しくなるので注意。
そのステージの風景や恐ろしげな幽霊に追い回されるという展開は多くの小中学生にトイレに行けなくなるほどのトラウマを植え付けた。
余談
海外の書籍では『Ｍr.Ｘ』と呼ばれるこいつの没デザインらしきキャラが掲載されている。
後の『ドンキーコング64』では「クリプト」と「デーモン」という同じく骸骨姿のクレムリンが登場している。
デーモンに関してはコースター系のステージに登場する点が共通しているが、カックルが背後から追跡しタイムアップしてから攻撃するのに対し、あちらは前方に現れ一定区間を過ぎるまで妨害してくるなど対照的である。
