「Scheiße(鼠畜生)…答えるまでもない…」
「堀チエ（小ネズミ）… カネキケン（邪魔虫）…佐々木琲世（名無し）…
この忠誠ですら、Hass （今は憎い）」
※pixiv内では『叶』タグの方が多く使われている。
プロフィール
概要
CV:小林ゆう
『東京喰種:re』から登場するキャラクター。
月山家に仕える執事で喰種。妖艶な美貌を持つ中肉中背の少年。18歳。
薔薇を常に持ち、胸ポケットに飾っている。
月山家御曹司である月山習を「習様」と呼び我が誇りとして心から慕っている。
使用人仲間との関係は良好であるが月山に目を掛けられた外部の者には敵意を抱く傾向にある。そして月山を苦しめた原因であるカネキを死ぬほど憎んでおり、元から人間を嫌っていることもあって協力者である掘ちえにも嫌悪感を剝き出しにしている。
表面上は素直かつ冷静で落ち着いているものの、内面は激情家。
特に月山が関わると露骨で健気さを見せているがどこか危うい歪な感情が見え隠れしている。
ドイツ出身。口調にドイツ語が混じる。幼少の頃から日本語が堪能。
月山家の分家、ロゼヴァルド一族の末子。更に月山家先代当主の孫(妾腹の子)にあたり、月山とは従兄弟にあたる。
観母の温情により一族壊滅後に引き取られて使用人になった経緯があり、億単位の資産も保有している。
幼少の頃に月山の激励を受けてから彼に心酔。薔薇に固執するのは月山との思い出によるもの。
ちなみに髪型は月山の中・高校生時代と似ている。
東京喰種:re
引き籠った月山の為にホリチエと手を組むも、人間の分際で月山に気に入られている彼女を『モルモット』『鼠畜生』と呼び(ホリチエは全く気にしていない様子)、決して友好的に振舞わなかった。
回想では二年前までは共に楽器を演奏していた描写がある。
そんな穏やかな日々を奪った彼を快く思っておらず、彼との対面したときは憎しみのあまり赫眼を現した。
月山の為に人間オークションに参加し、六月を落札しようとするもビッグマダムの参入により失敗。CCGの攻撃に紛れて六月を奪い去ろうと画策したが救出に現れた佐々木班によって再び失敗し、危うく討伐されかけるも松前の助太刀により難を逃れる。月山観母と三人でオークション会場を脱出した。
ロゼ編からは赫子による痕でロゼヴァルド一族の生き残りと特定されてしまい、掘から忠告を受ける。月山のカネキへの想いを彼女に諭されたことで改めて佐々木の写真を渡す。
彼の驚異的な回復を見てからは月山と佐々木の時間を作るべく、自らアオギリの樹に接近し仕事を依頼する。
クインクス抹殺を目論むが、返り討ちに遭い逃亡。瓜江に仮面を奪われ素顔を見られてしまう。それを密かに見ていたエトに目を付けられ敗北。そのまま誘拐され、彼女の骨を与えられ酷い強化を受ける。
そしてノロと似た仮面を被りルナ・エクリプスビルに出現。下口班を瞬殺した。呼び方に変化が見られ、口調は変わらないが習様からシウ様に変わった。
屋上で佐々木に敗北した月山を目撃し、佐々木の片腕を弾き飛ばして月山の制止の声を聞かず殺そうとするも反撃に遭う。エトの援護を受けて形勢が逆転し彼を追い詰めるがこの戦闘によってカネキは目覚めてしまい、敗北。放り投げられた月山を庇い地面に衝突する。
月山への忠誠心は歪んだ独占欲の裏返しで、カネキへの嫉妬は主の快復を機に殺意に変わる。
クインクスを襲ったのも佐々木を絶望に追い込み愉悦を味わいたいが為であったらしい。
エトの洗脳後は月山の愛を独占するべくカネキの器である佐々木殺害を目論むが、皮肉なことに叶自身の手で憎んでいたカネキを再びこの世に蘇らせてしまった。
ネタバレ注意
実は…。
赫子
鱗赫。先が蕾のような形状をしている。
強化されてからははまだ明確な姿は描かれていないが、一瞬で人を切り裂く素早さを持つ。
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