カルイル

かるいる

『魔入りました！入間くん』に登場する、ナベリウス・カルエゴ×鈴木入間のBLカップリング。

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目次 [非表示]

1 概要

1.1 始まり

1.2 経過(※15巻までのネタバレ注意)

2 脚注

3 おまけ①書店特典

4 おまけ②twitterイラスト

5 おまけ③twitterふわっと語り

6 関連タグ

概要

『魔入りました!入間くん』に登場する、ナベリウス・カルエゴ × 鈴木入間のBLカップリング。

※※カル入表記も存在する※※

非常に厳粛な悪魔学校の教師であるカルエゴとその生徒である入間は、使い魔と主という2つの関係性を持つ。原作者曰く、でこぼこ主従【1】。

始まり

1巻2話の使い魔召喚の授業にて、事故によりカルエゴが入間の使い魔となる。契約は1年間で、解除は不可。無理に解除をすれば死んでしまうほど濃い血の契約である。入学式にて禁忌呪文を詠唱し主席のアスモデウスと決闘を繰り広げるなどの騒ぎを起こしたためカルエゴの入間への嫌悪は大きく、その使い魔となってしまったショックからしばらく自宅で寝込んだ。一方入間はカルエゴを恐怖の対象として見ていた。

経過(※15巻までのネタバレ注意)

1巻4話：カルエゴが復職。入間と偶然会ってしまい「いいか入間私は貴様の使い魔には成り下がらん私に枷をつけていい気になっている様ならすかさずその首かき切ってやるからな」と脅す。
1巻5話：理事長サリバンの采配で入間が問題児クラスに、その担任教師がカルエゴとなる。
1巻6話：カルエゴは初授業の飛行レースで羽を持たず出遅れた入間を崖から蹴り落とし、満足気な顔をする。
2巻8話：位階発表で入間は「悪食の指輪」を手にするが、指輪が空腹のため暴走する。生徒に危険が及ぶことを懸念したカルエゴは入間の腕ごと吹き飛ばそうとするがサリバンに止められる。
2巻16話：位階アップを目的とした処刑玉砲にて、カルエゴは入間がアスモデウスと厳粛に全力で勝負したことを評価する。
3巻22話：衝撃の使い魔授業回。入間に召喚されたカルエゴは不服そうな顔をするが、新任教師ロビンに自身が作成した教師心得を諭されたことで一転気持ちを入れ替え授業に臨む。フリスビー・ダンス・追いかけっこを2人で行った【2】。

(アニメ版ではダンス中に2人で「イェイ、イェイ！」と声を出したり、追いかけっこの際には2人してやけに爽やかな笑い声で走り回っていた)

その最中アスモデウスとサブノックが使い魔で争おうとしたためカルエゴが使い魔状態で場を抑え、使い魔との信頼の重要性を説いた。また、入間から初授業の飛行レースの際に金剪の長とカルエゴがケガをすることを恐れ召喚しなかったことを告げられると、鳩が豆鉄砲を食ったような表情をし、授業を受けている者の中で唯一入間が使い魔との関係性の心構えを持っていると評価した。そして、ラストページには入間の膝の上で満足そうにブラッシングを受けるカルエゴが。デレ始めた・・・この回で無害でモフモフした使い魔姿は入間の影響であることを明かす【3】。

5巻37話：師団表彰式にて入間が入団した魔具研究師団はトリッキー賞を受賞。カルエゴは入間に「貴様は自分の危険に慣れすぎている癖がある。もっと教師を頼れ馬鹿め」と告げる。この忠告は後々にも響いている。ちなみにアニメではセリフ後、入間がカルエゴを見上げ、嬉しそうにしている。
6巻50話：アメリ生徒会長の性格改変の原因を突き止めるため、入間はオトモダチであるアスモデウスとクララに救援を依頼するが、「とりあえず2人には改めて協力お願いできたけどカルエゴ先生・・・は呼んだら怒るかな・・・」とカルエゴにも頼むべきか悩んでいた。
7巻55話：悪周期回。自我を得た悪食の指輪のアリクレッドによる性格改変魔法により悪入間と対面するカルエゴ。周りの生徒がみんな入間を”悪周期”と判断しているのに対し、カルエゴは「なんだそのキャラは・・・」と言う【4】。入間に乗せられ、「王の教室（ロイヤル・ワン）」を使用するための厳しい条件を出す。
7巻56話：入間がカルエゴを”エギーちゃん”と呼ぶ。
7巻59話：厳しい条件をクリアした入間率いる問題児クラスの面々は最後の砦であるカルエゴと対面する。条件の潜り抜けを指摘したカルエゴはサインしないと告げるが、入間の日々の人望の積み重ねや悪入間となってもお人よしである根本が変わってないことから、再度突き付けられた条件すらもクリアしてしまう。これにはカルエゴも認めざるを得ず、入間達は「王の教室」を手にすることになる。カルエゴは「まったくいつも思うようにならん・・・」とため息をつく。先生それは恋です・・・
8巻68話：家庭訪問回。独身で兄がいて【5】趣味はサボテン集めであることを明かす。問題児クラスの中で最後に訪問したのが入間宅である。入間が出迎えた途端に、カルエゴが入間をヒョーイと抱える。←！！？？学生時代執事のオペラと先輩後輩の間柄であり、逆らえない関係性であることが分かる。詰め寄るオペラに対し、カルエゴは入間の肩に手を置き盾にする。←！！？？サリバンの前で入間を”イルマくん”と呼ぶ。1冊丸ごと入間専用のノートを用意している【6】。ノートにはびっしりと文字が書き込まれており、”十分な生活をおくれていると判断”や”食事”、”徒歩での通学に理由が”などの言葉が読み取られ、普段から相当入間を観察していることが分かる。

　　「イルマ・・・くんは

　　何事も乗り越える力がある大事にすべき才能です

　　ですが責任と自己犠牲を一緒にしてはならない・・・

　　重々注意しておくように」

　　と告げられた入間は頬を染め大変嬉しそうに返事をする。＼いい返事！／

　　その後オペラの助言により使い魔の姿にされ入間宅にお泊りするよう迫られたカルエゴだった

　　が、実際にお泊りしたのか否か真相は謎である。

10巻86話：ウォルターパーク編終盤。入間がアリと共に魔獣の魔力を飲み込み危機を脱する。使い魔状態であるカルエゴは真っ先に「イルマ！貴様は・・・っまた無茶を・・・」と心配を露にする。その後数ページに渡り入間に説教する姿が描かれている。ほんとに心配だったんだね。入間も入間でかつての忠告は忘れておらずそれでもそこから考え、自分の決意をあらわにしている。
11巻95話：カルエゴは収穫祭に向けて各問題児クラスの面々に特別講師を用意する。入間・リードには新任教師ロビンを宛がう。
14巻123話：オロバスの幻覚によりトラウマを見る入間。アスモデウス・クララに次いでカルエゴの幻覚が登場し、冷たい言葉を投げかけられる。数あるキャラクターを抑えて3番目に登場するあたり、入間の中でカルエゴの存在が大きくなっていることが窺える。
15巻125話：収穫祭の中間発表が行われる。カルエゴがポイント上位者を名を挙げ、話を終わらそうとする・・・が。

　「―――――――――・・・

　　・・・・・・・・・

　　現時点で獲得0ポイントでありながら生き残り

　　行方がわからないアホ生徒が1名いる

　　どこでなにをしているか知らんが

　　リタイアするならしろ・・・

　　だが優勝する気があるなら・・・

　　さっさと這い上がってこい馬鹿者が

　　私からは以上」

　　との爆弾発言をする。カルエゴのプロフィールを思い出してほしい。

　　悪魔学校教師心得である”常に厳粛に特例を良しとせず！”の作者であり、どんな嫌いな者に

　　でも公正に評価を下し、公私混同は決してしないカルエゴが、である。

　　公の場で入間だけに活を入れたのである。

　　ダリ・バラム・スージーはカルエゴの発言を受けてにやにやと顔をほころばせ、贔屓ではない

　　かと揶揄った。

　　尚、入間本人は聞いていない。

15巻127話：ようやく姿をあらわした入間。驚く教師陣を尻目に、カルエゴはマイクに駆け寄りガッと掴む。状況を説明しようする入間にカルエゴは、

　　「そんなことはいい‼

　　負傷の有無！

　　収穫物の報告は！？

　　リタイアするのか！？」

　　と汗を流し詰め寄る。

　　1巻6話で入間を崖から突き落とし2巻8話で腕ごと吹き飛ばそうとしたカルエゴが、

　　真っ先にケガの心配をしている・・・！！！？？？

　　入間が見た幻覚カルエゴとはまったくの別人である。

　　心配を前面に出したカルエゴに対し、入間は、

　　「優勝します！」と言い切る。＼男前！／

　　ツンデレな返しをして中継を切るカルエゴが非常に可愛いのでぜひご覧いただきたい

　（※攻めである）。

音楽祭編でも絡みは深く、カルエゴが黒服+ムチという「これなんてドSAV？」という様な服装で入間に地獄のピアノレッスンを指導したり、アムドゥスキアスに「イルマって？」と聞かれた際はそれまでの彼に弄ばれて嫌がる顔が一変し、どでかい彼の手に自分の小さな手を置いて悪い笑顔を浮かべながら「イルマは理事長の孫であり、王の教室を開けた張本人ですよ」と言い放ったりしている

(何度も言うが攻めである)