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カンフーパンダ

かんふーぱんだ

『カンフーパンダ』とは、2008年に公開されたアメリカの3Dアニメ映画。製作はドリームワークス。
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概要

カンフーを題材に、擬人化された動物達が活躍するアクションアニメ映画。音楽をハンス・ジマーとジョン・パウエルが担当している他、声優が豪華な事でも知られる。随所に香港のカンフー映画などに対するオマージュが散りばめられている。

当初は、今までのカンフー映画をもとにしたパロディ映画として製作が予定されていたものの、その企画案に対し監督を含む多くの製作スタッフが難色を示し路線変更、最終的に安易なパロディに頼らない、オリジナルの武侠アニメ映画を製作することで落ち着いたという経緯がある。

原作の存在しないオリジナルの映画だったものの、公開するや否や全米でNo.1ヒットとなり、アメリカ国内のみならず日本やオーストラリア、香港などでもNo.1スタートを飾るなど、結果として大ヒットを成し遂げた。

第2作目では遂にアカデミー長編アニメ映画賞を受賞。今や、ドリームワークスの看板シリーズの一つとなっている。ちなみに、2作目からギレルモ・デル・トロも制作に携わっている。

第1作のヒットを受け、続編『カンフーパンダ2』は2011年に、中国とのタイアップで制作された『カンフーパンダ3』は2016年にそれぞれ公開された。ハリウッドと中国のスタジオのタイアップは珍しい。「3」は日本未公開だが、これは「ヒックとドラゴン2」や「ガーディアンズ伝説の勇者たち」なども同様で、ドリームワークスが日本を市場対象から見限ったと言えなくもないのが原因。
※日本におけるドリームワークスの知名度はディズニーと比べて低く、日本映画界での宣伝と配給の制度にドリームワークスが納得していないことが背景にある。

また、映画と世界線は異なるが繋がりのあるテレビシリーズやビデオ作品も製作・放映されている。映画は第6作まで制作が予定されている。

あらすじ

舞台は古代の中国
安住の地で知られる「平和の谷」が凶悪なカンフー使いのユキヒョウ、タイ・ランに狙われてしまう。タイ・ランはかつて、伝説の「龍の戦士」候補と目されながら任命されなかったことに怒って「平和の谷」を壊滅させ、囚われの身となっていたが脱獄。復讐のために再び谷に現れたのだ。

彼に太刀打ち出来るのは谷のリーダー、ガラパゴスゾウガメのウーグウェイ導師が選んだ「龍の戦士」だけ。
ウーグウェイ導師の立会いの下、カンフーを極めた動物たちが選抜大会で腕を競うが、導師が選んだのは何と、カンフーへの熱意だけは人一倍だけど怠け者で小心者のパンダ、ポー。

ポーはカンフーの達人であり、中国一のカンフーの教え人であるレッサーパンダのシーフー老師に弟子入りし、兄弟子であるマスターファイブ (原語ではフュリアス・ファイブ)と共に特訓していくが・・・。果たしてポーは無事カンフーを修得し、平和の谷をタイ・ランの脅威から救うことが出来るか?

キャスト

役名原語版声優日本語版声優
ポージャック・ブラック山口達也
シーフー老師ダスティン・ホフマン笹野高史
タイ・ランイアン・マクシェーン中尾彬
マスター・タイガー(本来はタイガレスアンジェリーナ・ジョリー木村佳乃
マスター・モンキージャッキー・チェン石丸博也
マスター・ヘビ(本来はバイパールーシー・リューMEGUMI
マスター・カマキリ(本来はマンティスセス・ローゲン桐本琢也
マスター・ツル(本来はクレインデヴィッド・クロス真殿光昭
ゼンダン・フォグラー高木渉
ヴァチール所長マイケル・クラーク・ダンカン郷里大輔
ミスター・ピンジェームズ・ホン龍田直樹
ウーグウェイ導師ランダル・ダク・キム富田耕生

スタッフ

監督:マーク・オズボーン/ジョン・スティーヴンソン
脚本:ジョナサン・エイベル/グレン・バーガー
原案:イーサン・リーフ/サイラス・ヴォリス
製作:メリッサ・コブ
製作総指揮:ビル・ダマスキ
音楽:ハンス・ジマー/ジョン・パウエル
製作会社:ドリームワークス・アニメーション
製作国:アメリカ合衆国
言語:英語

配給と公開日

アメリカドリームワークス2008年6月6日
日本アスミック・エース/角川エンタテインメント2008年7月26日


主題歌

原語版:「Kung fu fighting」



余談

  • マスターファイブの元ネタは蟷螂拳などカンフーの五大流派。
  • ありがちな人間寄りのスタイルをした獣人とは異なり、キャラクターによって大きさに差があったり、頭や腕などが大きかったり短足だったりするが、これはモデルとなった動物の実際のプロポーションを参考にしているためである。これは、後のディズニー作品『ズートピア』にも見られる。
  • WOWのパンダレンは共通点が多く、よくネタにされるが先行はカンフーパンダ(厳密に言えば、パンダレンの設定などは以前からあったが、同族を代表する ‎Chen Stormstout はカンフーパンダよりも後に生み出された)。
  • ジャッキー・チェン自ら演技指導をしており、箸のシーンなどジャッキー自身が行った特訓法も再現されている。
  • 監督のマーク・オズボーン氏は本作を製作する際、カンフーの要素だけでなく宮崎駿作品などの日本のアニメのアクションも参考にしたと語っている。
  • 中国政府の顧問委員会で、「なぜ我が国ではこのように優れたアニメが作れないのか?」というテーマで議論が行なわれたことがある。
  • マスター・モンキーの日本語版声優である石丸博也氏は、原語版声優であるジャッキー・チェンの専属吹き替えも担当している。
  • 「亀が最強なのは玄武など古くからの中国の神話に由来」、「翡翠が目立つのは縁起が良い」など中国文化に深く根付いた描写が散見される。ただし、ポーの翡翠色の瞳は悪魔の特徴でもあるとされ、中国国内では一部から批判が上がったことがある。
  • ゾウワニゴリラサイコモドドラゴンなど、一見すると現在の中国とは馴染みがないように思える動物も登場するが、ゾウとワニは現在も少数が棲息している。ナウマンゾウマンモス、サイの系譜やゴリラに似ているギガントピテクスも人間によって滅ぼされる以前は中国大陸に棲息していたとされている。コモドドラゴンの先祖や大トカゲの類も中国にいた。
  • 第2作では、遂にディズニーの「塔の上のラプンツェル」を抜き、アカデミー長編アニメ映画賞を獲得した。

関連イラスト

カンフーパンダ
ぱんだ!ぱんだ!
カンフーパンダ2


関連動画

予告編

表記揺れ

カンフー・パンダ

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