歴史
スーパーファミコン(発売:セタ)で最初に発売された和製RPG(ただし、移植を含めると『ドラッケン』が先)。
この世界観が最初に発表されたのはPC-8801、PC-9801、MSX2にて発売されたディガンの魔石というゲームであった。
そしてこのゲームにて重要なパートを担当していた山口祐平(後の羅門祐人)が、その世界観を利用して1989年に小説を発表、それが「自航惑星ガデュリン」(角川スニーカー文庫)であった。
この作品は1990年にはOVAとなり、1991年にはスーパーファミコンにてゲーム化された(一説によるとこのゲームはファミリーコンピューター向けに開発されていた)。
また、小説も外伝的な要素を含むガデュリン〈愛・放浪編〉(1990年)や、ガデュリン辺境編(1994年)、電子出版にてガデュリン望郷編(2006年)が発表された。おそらくは著作者にとっても思い入れのある作品だったのであろうと推測される。
なお、ゲームサントラが2020年11月4に再販予定。
余談
この「ディガンの魔石」というゲーム、特色としては「やたらと出来ることが多い」「町がやたらと作りこまれている」というもので、なかなか好評だったとのことである。
pixivにおけるタグ
この作品は特にゲーム版が知られており、そのイラスト(特に「ファナの水浴びシーン」)やディガンの魔石関連のイラストが多いとされる。