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ガラピコぷ~

がらぴこぷー

NHK教育テレビの幼児向け番組『おかあさんといっしょ』で放送されていた第13代目着ぐるみ人形劇である。
目次 [非表示]

概要

放送期間は2016年4月4日〜2022年3月30日。


この作品ではメインキャラクターとして歴代人形劇シリーズ初のロボットキャラが登場するのが特徴。


作品タイトルもそのロボットキャラであるガラピコをフィーチャーしたものであり、『ブンブンたいむ』以来にメインキャラの名前がタイトルに含まれている。

しかし、ガラピコは第3話まで登場しないという人形劇では珍しい展開で始まり、「おかあさんといっしょ」のエンディングにも1週間後まで登場しないという異例の事態だった。


ナレーションも『モノランモノラン』以来導入され、本作ではサブキャラクター(後述)が担当。


作風としては過去作よりもコミカル色が強く押し出されていて、ロボットが登場する、時折別の星に行くエピソードがあるなど、SF要素も強い。また、サブキャラクターの声優に西川貴教(T.M.Revolution)や山崎銀之丞など、本職の声優以外もキャスティングされているのも特徴。

「元気な女の子」「大人しい男の子」「男の子でも女の子でもないキャラ」「男女比に偏りがない」「発達障害を思わせるキャラ造形」など、近年のポリコレムーブメントを意識したような点も散見される。プロデューサーによれば「”普通の子”でなくていい」「”いい子”でなくていい」というのが作品のテーマであるという。


人形劇とエンディング以外では、スタジオの日替わりコーナーに加え、生活習慣指導のコーナーも担当する(これによりリンは『おかあさんといっしょ』に登場しなくなった)。スプームテ吉とは違ってスタジオの歌コーナーには基本登場していなかったが、2020年度からはイレギュラーな事態により、一般の子供達に代わって参加するようになり、放送終了間際までその状態が継続した。


基本的には実写だが、『おかあさんといっしょ』の劇場版ではアニメーション映画も制作され、そちらはオープニング映像のようなファンシーな作画になっている。


2022年2月16日に同年3月30日をもっての放送終了が発表され、6年の放送に幕を下ろすことになった。番組には4月2日まで登場し、放送終了後も2022年夏のスペシャルステージにゲスト出演した(同時に次作『ファンターネ!』のキャラクター達と共演を果たしている)。


2019年5月1日に元号が平成から令和に改元されたため、平成最後の人形劇シリーズでもある。


メインキャラクター

ムスービ村出身のウサギ(※)の女の子。4歳。(CV:吉田仁美

スヤスヤ森出身のオオカミの男の子。3歳。(CV:冨田泰代

惑星探索用のロボット。(CV:川島得愛


(※)当初は「ハリケーンウサギ」とされていたが、最終回放送後にシリーズ構成の山中隆次郎氏がTwitterで「ただのウサギ」と訂正した。


サブキャラクター

  • プッチマーゴ

ホシノキの番人であるメスのモモンガ。落ち着いた性格で、冷静な口調で喋る。この作品のナレーションも務める。(CV:佐藤仁美

  • キュリオ

キュリオマートの店主であるタコのおじさん。関西弁を話す。(CV:龍田直樹

  • スキッパー

グースー急便で働くアヒルのお兄さん。さまざまな星に行ったことがある。(CV:西川貴教(T.M.Revolution))

  • タッチパッチ

ラジオ番組『タッチパッチ・ショー』のパーソナリティ。ピエロの様な容姿をしている。

ガタラットとは逆に、サブキャラクターでは珍しい着ぐるみキャラ。(CV:山崎銀之丞/操演:SHU110)

  • ビービル

「びっくり新聞」の記者であるカメレオン。

スクープを探しているうちにスヤスヤ森に迷い込む。スクープのためにはパパラッチも辞さない。

2018年度から、子供の特技を取材する『きょうのびっくりしんぶん』というコーナーを受け持っている。人形劇のサブキャラクターが他のコーナーに登場するのは異例。(CV:松野太紀


主題歌

オープニング「ガラピコぷ~のテーマ」

作詞:須田和博 作曲:ベアグラウンド


オープニング映像はモノランモノラン以来アニメーションだが、キャラクターデザインが着ぐるみや公式イラストとはかなりデザインが異なるため、オープニングの後に本編を見た際のギャップが凄まじい。


エンディングテーマ「あしたてんきにな~れ」(2016年度)

作詞:日暮真三 作曲:赤坂東児


前々作「モノランモノラン」、前作「ポコポッテイト」より引き続き放送され、累計で8年間放送された。


ガラピコは上記のように2016年4月11日より登場。ガラピコの構造の都合上、ハンドゲートはチョロミーとムームーで固定。


エンディングテーマ「べるがなる」(2017年度~)

作詞:山村浩二 作曲:櫻井映子


うたのおにいさんが花田ゆういちろうに交代した2017年度より放送。


歴代のエンディングとは異なり、専用のビデオクリップが製作されており、ハンドゲート部分などにも歌詞が追加されている。


月曜日のスタッフロールは従来の右側の縦流れから画面下の横流れに変更。


この曲のハンドゲートではガラピコも片腕のみを伸ばして参加するようになった。


コロナ禍により一般の子供達が参加しなくなってからは、スタジオでレギュラー出演者だけで歌うか、ビデオクリップを流す方式を取る。

2021年度以降、子供達が参加する回では感染防止の観点からハンドゲートを行わず、子供のみならずその親も出演し、バックダンサーとなるたいそうのおにいさん・たいそうのおねえさん・人形劇のキャラクター以外は着席している。


こちらは本作終了と同時に2021年度末(2021年4月2日)で使用終了となった。


共演者

小野あつこは本作開始と同時に就任し、同時に卒業した。


ちなみに、横山だいすけと小林よしひさは、『ぐ~チョコランタン』から本作まで4代の人形劇と共演していた。



関連タグ

おかあさんといっしょ 人形劇

人形劇(おかあさんといっしょ)

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