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概要

聖闘士星矢』の玩具『聖闘士聖衣体系』(セイント・クロス・シリーズ)のヒットに気を良くしたバンダイSDガンダムで同じことをやろうとしたのが始まり。

クロス(cloth)とは「布の服」言う意味(僧衣の意味もある)なので、アーマー(鎧)なのにクロスを名乗っている時点で聖衣が元ネタなのは確実。


機動戦士ガンダム』の企画段階時(フリーダムファイターガンボーイ)のモビルスーツは人間サイズのパワードスーツの予定だった事を考えると皮肉ではある。


ベースとなる人形に鎧をつけるとモビルスーツの姿になる。Ζガンダムウェイブライダー)等を除きオブジェ形態に当たるものは存在しない。ただしメインの人形の代わりに鎧を付けておく、無彩色の汎用人形(顔はヘルメットで誤魔化されている)が付属していることが多い。

ベースとなる人形はすべて人間であり、中の人などいないはずの武者頑駄無達も本シリーズではすべて人間が鎧を着ている扱いである(なお本シリーズの摩亜屈の中の人はプラモ狂四郎である。阿無路(アムロ)は仁宇将頑駄無。実は武者頑駄無自体は存在しない)。

バリエーションである『リアルタイプガンダムクロス』『リアルタイプムシャガンダムクロス』ではノーマルガンダム達に鎧などを装備させる形式になっている。


何気に『騎士ガンダム』はこの企画(正確には「リアルタイプ~」)が初出。

SD版での中の人はアル。これは漫画『元祖!SDガンダム』でアル少年が騎士ガンダムが元々着ていた鎧を譲り受けた話があったことに由来する。


また『ビックリクロス』『ディフォルメクロス』等の派生企画が存在する。これはガンダムクロスのコンセプトをほかのキャラクターに落とし込んでいるもので、特にライダーはのちの『装着変身』に繋がるものであった。ちなみにビックリクロスは文字通り『衣類を纏う』仕様となっているため、コンセプトそのものが本家に近い。

ラインナップ


派生など

クロス系はグレート合体の祖といえるゴッドジンライスーパーライブロボの強化合体形式に大いに役立っている。特に90年代のロボットアニメ(特撮)にはこのパターンが多くみられている。


クロスのような『纏う』装着方式は、ガンダムクロスが展開停止した後もさまざまな形で息づいている。例を挙げると完成品アクションフィギュア『武装神姫』やいわゆる美少女プラモである『フレームアームズ・ガール』、クロス系の末裔といえる『装着変身』などがある。ちなみに本家の聖衣も『聖闘士聖衣神話(セイントクロスマイス)』として2000年代に新生しており、現在も続く長期シリーズとなっている。


余談

スーパーファミコンのRPG『ヒーロー戦記』では、等身大ヒーローである仮面ライダーと共闘する関係もあり、モビルスーツがこのようなパワードスーツ扱いになっている(当然ゲシュペンストも)。


直接の関係はないが、『機動武闘伝Gガンダム』に登場するモビルファイターはしばしばパイロットがガンダムを纏っているのような描写がされる事がある。(システムでパイロットとシンクロさせてはいるが直接着込んでいるわけではなく、機体自体も15m以上ある。)

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