概要
形式番号SPA-51。ウィル・ゲイムがキングスレーの谷から発掘したMS。
全高は15m程度で、コックピットブロックが宇宙世紀0120年頃の地球連邦製の機体に普及しているものであることから、コスモ・バビロニア建国戦争当時に中距離支援機として開発・製造されたと考えられる。
武装は背部にガトリング砲を搭載している。また、設定画にはシールドにビームサーベルが付いているが、劇中では使用していない。
見た目的にはジム・キャノンを彷彿とさせる機体であるが、これまで関連性は不明とされてきたが、近年初期稿はGキャノンの小アレンジであったことが判明した画像 恐らく既存のデザインではスタイリッシュに過ぎてあえて不格好にデザインしなおされたと思われる。
最後は同士の誤解によりミリシャのボルジャーノンとカプルと交戦する事となり、最初はウィルの月に行く事への信念で圧倒するもガトリングが弾切れを起こした後はボルジャーノンのバズーカの接続射撃を受け大破、コクピットに命中した一撃でウィルも戦死した。
戦闘後両腕と頭部が捥げ両脚だけで仁王立ちしている本機と、半開きになったコクピットから(おそらく)無惨な姿になり果てたウィルの遺体の両腕だけが伸びている様(下記の関連動画『昼MS』のサムネがそれである)は視聴者に深いトラウマを植え付けた。「母さんです」より怖いという人も少なくない。
関連動画
ロストヒーローズ2
アビス・キューブの隠しキャラとDLCクエストにてボスキャラとして登場する。コロニー・キューブで黒歴史の爆弾をコロニーの穴の中に投げ捨てようとした∀ガンダムの前に姿を現し、爆弾を奪おうとしてきたが、戦いの末キャノン・イルフートを撃破し∀は無事爆弾を投げ捨てることに成功した。
余談
当初はイフリートが登場する予定であった。本機の名称にその経緯の名残が見て取れる。
