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概要

悪の科学者Dr.マシリトが製作した世界征服用のロボット。

回を重ねていくことに強くなっていくが、詰めの甘さから毎回敗北を喫してしまう。

本誌では番号の重複が発生しているが、これは鳥山明が数を忘れていたためである。


歴代のキャラメルマン

集まる!キャラメルマン!!


キャラメルマン1号

登場話:『Dr.マシリトの野望の巻 part.1/part.2』(第6巻収録)

【メイン画像の中列左】


キャラメルマンシリーズの第1作。

外見は鉄人28号、頭部は鉄腕アトムに似ている。

「合体!」と叫んで内部に乗り込むタイプである。

持っているパワーはアラレと大差ない。

ハンマーパンチという所謂ロケットパンチ機能を持つが、コード巻取りによる飛んで行った腕の回収がとんでもなく遅い。


アラレが近眼であることを利用し、眼鏡を奪って視界がぼやけたところを必殺のハンマーパンチで倒そうとするが、たまたま1号と似た頭にされていた千兵衛と激突。仕切り直しで乗り込もうとしたが、いつの間にかガッちゃんに食べられてしまっていた。


産業財産権教育用DVD教材の「特許編『んちゃ! アラレのおしおき! アイデア泥棒をやっつけちゃえ!』」にも登場しており、自律駆動できるようになっている他、マシリトがめんどくさがるほどの几帳面な性格に描かれていた。


ゲーム『ジャンプスーパースターズ』では、原作では7号の技である「ウルトラスーパーズビズバメッチャンコバズーカ」を使用している。


キャラメルマン2号

登場話:『ペンギン・グランプリの巻 part.1~part.4』(第8巻収録)

【メイン画像の中列右】


歴代で唯一戦闘用ではなくレース用として開発された。

作中では「7」のゼッケンを付けているが、これはキャラメルマンとしての番号ではなくレースのエントリーナンバー。

通常形態はダチョウ型だが、ペンキを塗り機体に自己暗示させることで、湖を泳げる白鳥・崖をジャンプで飛び越えられるカエル・極寒地を走破するペンギン型に変形する。

武器はミサイルで、先頭を走っていた空豆タロウをリタイアさせた。また、アラレの気をそらすために、うんちも装備している。

リメイク版では終盤マグマに転落してしまうが、炎上した機体のまま火の鳥としてゴールへの最後の追い上げを行う。


コミックス13巻のおまけコーナー(『オレたちひょうきん族』「懺悔の部屋」のパロディ)では、ゼッケン7番を書き忘れたことを指摘されているが、これは許された。


キャラメルマン3号

登場話:『ペンギン村ウォーズの巻 part.1~part.3』(第8巻収録)

【メイン画像の手前右】


のような姿をした、三輪戦車。

1号を上回るパワー・2号の数倍を誇るスピードを持ち、右手のグローブ状のハサミはガッちゃんが食べられないゴム製で作られ、左手下部からウンチロボットでアラレを油断させ、左手の必殺光線で攻撃する作戦。

1号と同様に搭乗型で、サンルーフリクライニングシートといった、当時の高級車の設定を踏まえ、操縦の快適さも増している。まさにマシリト渾身の自信作である。


前述通りの装備でガッちゃんを捕獲、アラレをウンチロボットに夢中にしつつ光線発射準備まで入りまさに完全勝利寸前まで行ったのだが、その際アラレ達と共にいたが、侮って放っておいたブタの竹槍攻撃でタイヤをパンクさせられ、その時慌てた状況を面白がったアラレの体当たりでひっくり返されたことでハサミからガッちゃんが解放され、最期はガッちゃんに食べられてしまった。


この時はアラレとガッちゃん、ブタがスッパマンと共に地球防衛隊を結成し、マシリトはニコチャン大王その家来と結託していたが、その途中、(例にもよって)スッパマンが裏切り行為に出ており、リメイク版では3号敗北後に形勢逆転のきっかけを作ったブタが自分達を裏切ったスッパマンを竹槍で追い回していた。


キャラメルマン4号

初登場話:『最強ライバル出現!の巻』(第13巻収録)

【メイン画像の中列真ん中】


物語後期の主要人物。詳細はオボッチャマンの記事を参照。

またキャラメルマン3号の戦いで敗れた(と言うかその後車に轢かれた)マシリト本人が自分を改造していた姿の名前でもある。


キャラメルマン5号

登場話:『キャラメルマン5号登場!の巻』(第13巻収録)

【メイン画像のマシリトの隣】


いつまでたってもアラレを倒そうとしない4号に業を煮やしたマシリトが、千兵衛を顔を模して作ったただのハリボテお面。

千兵衛に扮して「メンテナンス」と称しアラレの首の導線を切断し、機能停止に追い込む作戦だったが、千兵衛を悪の科学者だと思い込んでいた4号にぶっ飛ばされてしまう。

これに怒ったマシリトは4号を追放処分にしたが、結果的にこの処遇が命取りとなった(後述)。


後述のキャラメルマン6号よりもずっと地味な印象を受けるが、なぜか作者はこの5号ではなく、6号の方を忘れてしまっていた。


キャラメルマン6号

登場話:『キャラメルマン7号登場!の巻』(第13巻収録)

【メイン画像の後列右】


35日間風呂にも入らず寝る間も惜しんで作ったアラレの偽者で、7号と同時に誕生した。

オボッチャマン(旧4号)とアラレの仲を裂こうと暴言を吐き散らし、両者を遠ざけてマシリトは7号で本物のアラレを倒そうとする。

しかし途中で偽者だと分かり、オボッチャマンは7号と戦うアラレの元へ向かう。


本物のアラレと区別するため、セリフはカタカナで表記されている。

他のキャラメルマンに比べて地味なせいか、作者の鳥山はこの6号の存在を忘れており、数え間違いが起こってしまった。


キャラメルマン7号

初登場話:『キャラメルマン7号登場!の巻』(第13巻収録)

【メイン画像の後列真ん中】


歴代最強のキャラメルマンで、6号と同時に誕生した。

しかし、あまりに巨大すぎたために出撃の際に研究所を破壊する羽目になってしまった。


リモコンで動く遠隔操作タイプ。

アラレやオボッチャマンの攻撃にびくともしないほどの頑丈なボディを誇り、右手に備えられた伸縮自在の鎖付きのハンマーパンチでアラレの胴体を一撃で破壊し、左腕に備えられたビーム砲「ウルトラスーパーズビズバメッチャンコバズーカ」でオボッチャマンの頭脳を機能停止させている。


前述通りの装備でアラレやオボッチャマンを倒し、ガッちゃんをゴム製の顎に閉じ込め、完全勝利を確信していたマシリトだったが、この時点でガッちゃんが2人に増えていたことを知らなかったために顎の中に閉じ込めていた1人目のガッちゃんを取り逃がし、ガッちゃんズが用意したカラオケマシーンで「愛の水すまし」を歌っていた隙を突かれ、リモコンを奪われてしまう。

その結果、ガッちゃんズの無茶苦茶な操縦で7号は暴走し、マシリトを踏み潰した挙句、上空で自爆した(この時に「まいりました!」という文字が空に浮かんだ)。

リメイク版ではニコチャン大王がマシリトから強奪したUFOで特攻、爆風で吹き飛んだニコチャン大王が受信アンテナを折り、同時に落下してきたニコチャン家来がリモコンを水没させてしまう。

その結果暴走した7号はマシリトを踏み潰し、最後は頭部が壊れたことで顎の中から脱出したガッちゃんの光線によって爆発した。


アラレを一撃で大破させ、オボッチャマンも機能停止に追い込まれており、パワーだけで言うなら鳥山明ワールド最強の敵役と思われる


キャラメルマン8号

登場話:『マシリトからの贈り物の巻』(第16巻収録)

【メイン画像の後列左】


クリスマスの時期に開発された、サンタクロース型のロボット。

今まではアラレをメインターゲットにしていたが、今回は千兵衛をメインターゲットに変えた(※)。

則巻家に爆弾入りのプレゼント袋を置いたが、みどりにゴミ袋と勘違いされてしまい、ゴミ収集車に運ばれてしまう。そして、爆弾入りゴミ袋が収集車から落下してマシリトの元に戻ってしまい大爆発。作戦は見事失敗に終わった。

8号はその後お役御免となり、則巻家にクリスマスプレゼントとして住むこととなった。

  • ※:則巻千兵衛爆殺計画はこれが2回目。1度目は上記のキャラメルマン7号によって破壊されたアラレとオボッチャマンの修理の為に千兵衛が奔走していたところへ小包爆弾を送りつけた。タイムスリッパーでアラレが壊れる数日前に飛ぼうとするも、タイムくんのミスでたまたま未来に飛ぶと家が跡形もなく、木緑葵(リメイク版ではアキコさん)に事情を聞きに行ったところ「家が大爆発して死んだはず」と言われ、自分の死の未来を知ると、差出人不明の小包を疑い、大至急過去へ戻る。爆発寸前のところで投棄したため、難を逃れた(こちらの爆弾もマシリトの元へ戻ってきており、そのまま大爆発している)。ちなみに2回とも既にみどりと結婚した後であり、その点から言っても非常に悪質(リメイク版において、1度目の爆弾に千兵衛が気づかない世界線では実際に死亡する展開になっており、千兵衛どころか何の罪もない妻のみどりまでもが死んでしまい、一家規模の大々的な葬式が執り行われていた)。

本来は8号だが作中では一貫して「7号」と呼ばれており、後に鳥山は「7号と描いてしまった!」と慌てていた。

作品によっては完全にロボットとなったマシリトがこう呼ばれる事もある。


キャラメルマン9号

登場話:『世界一つおいのだーれだ大会の巻 part.1~part.4』(第16巻収録)

キャラメルマン8号

作中最後に登場したキャラメルマンで、マシリト自身が9号となった。

初登場時は「8号」だったが、観客からの指摘で「9号」と訂正された。


1回戦では巨漢力士・象の尻と戦い、おならガスで怯んだところをミサイルで攻撃し勝利。

準決勝では怪獣・ラジゴと戦い容赦のない攻撃で決勝に駒を進めた。

そして決勝で(アラレに扮した)オボッチャマンのあいさつ砲によって、ネジとバネを残し、死亡した(なお、準優勝の賞金は主催側に帰属した)。

最終回ではマシリトは幽霊として登場している。アニメ第1作最終回では、キャラメルマン1号・2号・3号・6号・7号と共に登場している。また、リメイク版68話ではキャラメルマン1号・7号が再登場するが、(7号は一度アラレに完全勝利したにもかかわらず)アラレにあっさりと白旗を揚げていた。


キャラメルマン10号

2005年ジャンプスーパースターズ」の発売直前に描かれた漫画に、下記の11号と共に登場(作画はアイシールド21の村田雄介氏)。ジャンプキャラたちを囚えようとしたが、ルフィやナルトたちによって呆気なく破壊される。ちなみにアニメ第1作では復活したマシリトが、電子頭脳が再プログラムされ、乱暴な性格になったオボッチャマンとして登場している。


キャラメルマン11号

上記の10号の敵討ちとして登場、多数の兵装でジャンプキャラたちに攻撃を仕掛けるがセナの俊足をきっかけに形勢逆転。総攻撃の果てに、悟空のかめはめ波によって破壊された。このときDr.マシリトも登場しており、全身を機械化しているが生前のような小柄な体格に戻っており、天使の輪がついている。また、ゲーム版では「キャラメルマンJ」として登場している。


キャラメルマン22号

2007年『月刊少年ジャンプ』4月号に掲載された『Dr.MASHIRITO ABALEちゃん』に登場。

マシリトの隠し子・マシリトJr.が製作したが、アラレの頭突き一発で、あっさり倒された。


キャラメルマン23号(アバレ

☆ABALE☆

2007年『月刊少年ジャンプ』4月号に掲載された『Dr.MASHIRITO ABALEちゃん』に登場。

マシリトがオボッチャマン製作時に使用したアラレのX線写真を元にしてマシリトJr.が製作したロボット。アラレとパワーや性能が同等で、アラレそっくりな外見をしているが、不良のような格好で眼鏡でなくサングラスをかけており、バイクをかっ飛ばすような走り方をする。性格や態度のサンプルは、空豆タロウが自費出版した『オレも昔はワルだった』という本からで、それゆえに根っからの悪ではない。


関連タグ

Dr.スランプ/ドクタースランプ Dr.マシリト

人造人間:同じく鳥山原作の『ドラゴンボール』に登場する敵対勢力。

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