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キリト

きりと

キリトとは、「ソードアート・オンライン」(電撃文庫刊)の主人公。
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曖昧回避

概要

声:松岡禎丞
VRMMORPG《ソードアート・オンライン》に囚われた約1万人のプレイヤーのひとり。黒い髪に黒い瞳、さらに黒い服を好んで着用することから《黒の剣士》の別名を持つ。
少女と見まがう線の細い顔立ちとは裏腹に態度は飄々としていて、出会った人々に「掴み所がない」「年齢不詳」という印象を与えている。
自身の生い立ちや過去のトラウマから他者との関わりを避けて生きてはいるが本来の彼は情に厚い性格であり、理解者は少なくない。
自他共に認めるコアゲーマー。反射神経や洞察力に優れており、これらの要素が彼をトッププレイヤーへと押し上げた。

原作

アインクラッド編

黒の剣士


アインクラッドの解放を目指すトッププレイヤー集団《攻略組》のひとり。
SAOでは珍しいソロプレイヤー。戦闘スタイルは盾なしの《片手剣》。敏捷寄りのダメージディーラーであり、殺られる前に殺るタイプといえる。βテスト出身で製品版SAOにダイブしたことでデスゲームに巻き込まれた。
全プレイヤー中最高の反応速度を持ち、その事からユニークスキル《二刀流》の所持者に選ばれている。
使用武器は50層フロアボスのLAボーナスである黒い片手剣《エリュシデータ》。《二刀流》を使用する際にはリズベットの製作した水色の剣《ダークリパルサー》も使用する(設定上は片手剣の際も武器の耐久値に合わせて使い分けている模様)。
アスナとはSAO内で知り合い、やがて互いに想いを通わせ『結婚
現実への帰還後には恋人同士となった。
ヒースクリフ正体とその思惑を見抜き、デスゲームをクリアしたことで、二つ名の『黒の剣士』は英雄として広まるようになる。

電撃文庫FIGHTINGCLIMAX』ではこの姿でプレイヤーキャラとして登場する。

フェアリィ・ダンス編

スプリガンのキリトくん


エギルからもたらされた情報を手がかりに囚われの明日奈を救うため、ALOにダイブする。

種族はスプリガン。アバターは黒髪・黒瞳は現実と共通だが、逆立った髪型と妖精の耳や翅、肌がやや色黒なところが異なる。
SAOから引き継がれていたステータス、2年の間に培った驚異的な反応速度や剣技を以て、初心者ながら最強格のプレイヤーすら凌駕する戦闘力を持っている。
そのステータスを活かし、ノーム等のパワー型アバターが使うような大剣を片手で軽々と使いこなす。
この大剣は長らく名称が不明だったが、ロスト・ソングにて《ブラックプレート》という正式名称が与えられた(スマホ版やホロウ・フラグメントでは『黒の両手剣』となっている)。

フェアリィ・ダンス編終了後は彼なりのけじめとしてパラメータを初期化、一から鍛え直している。また、ユイの希望(座りにくい髪形をどうにかして欲しいとのこと)により、逆立った髪を元に戻している。

ファントム・バレット編以降

SAOのキリト君は女顔だったよー


死銃事件の調査のためGGOにダイブする。慣れない銃火器を用いた戦闘に戸惑いつつも、持ち前の反射神経とSAOで培った経験・技術を活かし、『光剣(フォトン・ソード)』で銃弾をガードしつつ白兵戦に持ち込むという戦法を取る。
アバターの容姿は女性と見紛う姿。この姿により生じた勘違いからシノンに激怒された。
武器は《光剣カゲミツG4》のほかに、牽制用として《ファイブセブン》を使用。

時雨沢氏による外伝、ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインでは主人公のレンP90を使用するが、電撃大王で連載されていたガンスリンガーガールの主役ペア・ジョゼヘンリエッタの武装もファイブセブンとP90であり、電撃ファンならにやりと出来る組み合わせである。

新生ALOでは純粋にゲームを楽しんでいたが、キャリバー編にてカーディナルシステムの一人歩きと運営の年末休みが重なり、ALO消滅の危機が発生。これに立ち向かうことになった。
ステータスリセット後の武器は、かつて愛用したエリュシデータの面影を持つ無骨な黒い片手剣。二刀流解禁時にはやはりかつての愛剣ダークリパルサーを思い起こさせる青みがかった濃緑色の刀身を持つ片手剣を追加装備する。
スマホ版などでは黒い方が《ユナイティウォークス》、白い方が《ディバイネーション》という名称で通されているが、ロスト・ソングにおける原作装備入手クエストでは名称が『ロールラウンダー』、『フォロドゥネーション』及び『フェイトリレイター』に変更されている。

マザーズ・ロザリオ編では主役ではないものの、身を挺して巨大ギルドの軍勢を抑えるなどアスナをナイスアシストするイケメン振りを見せた。その際にはキャリバー編で手に入れた聖剣の中の聖剣、金色の刀身を持つ《エクスキャリバー》を使用した。
また、物語の直前にユウキとデュエルしており、彼女の正体をいち早く見抜いていた。

アリシゼーション編

Alicization Turning


人界編(文庫9~14巻)
新型フルダイブ機器『ソウル・トランスレーター(STL)』モニターのバイトを行っていたある日、ファントム・バレット編での騒動後に唯一逃げ延びていた死銃事件関係者に襲われ、薬剤を打たれ意識不明となる。
その後誰かの手によって、仮想世界『アンダーワールド』にダイブさせられ、目覚める。
NPCとは思えない程に人に近い心を持った人々、何故か存在しているソードスキル、ログアウト不能などの様々な謎や苦難に見舞われながら、知り合った少年ユージオと共に央都セントリアを目指す。
旅の果てに人界の支配者アドミニストレータを倒し、現実世界とのコンタクトに成功する。
だが、そこで起きたとある事故の影響で精神を喪失してしまう。

今回は今までのストーリーと違い、キリトも初期レベルからのスタートとなっている。

アンダーワールド大戦編(文庫15巻~)
事故の影響で精神を喪失し、廃人同然の状態となったままアリスの庇護下に置かれている。

リアル

桐ヶ谷和人

無題


詳しくは単独記事を参照。

ゲーム版の時間軸

75層でのヒースクリフとの決闘中、SAOを司るカーディナルシステムに致命的なシステムエラーが発生。
ゲームクリアが成立しなかったことで展開は原作から大きく分岐し、一部のヒロインの運命や社会情勢に至っては大きくその状況を変えることになる。キリト自身は(プレイヤーが妙な真似をしない限りは)影響が少なく、原作同様に他のプレイヤーを手助けするポジションに回る事が多い。

インフィニティ・モーメント(階層攻略編)

ゲームクリアがならず、更にシステムエラーで心の折れかかった攻略組プレイヤーたちを激励。
これまでに出会った仲間が集結し、新たな仲間と共に改めて100層を目指してアインクラッドを踏破してゆくことになる。
76層に新たに開かれたエギルの宿を拠点に仲間達と過ごしており、ソロプレイヤーからはもはや完全に卒業している。身分上は原作終盤からそのまま血盟騎士団預かりになっているが、従来のメンバーへの配慮からギルドの運営には一切関わらず形式的なものに留まっている。

最終盤、本性を現したアルベリヒと対峙してその計画を未然に阻止。その後ストレアを救出し、カーディナルシステムを正常化すると共に今度こそゲームクリアに成功する。
しかし、キリト本人は自身の気持ちに決着をつけるためにプレイヤー達をログアウトさせようとするヒースクリフに改めて真のラストバトルを挑み、これに勝利。後腐れなく現実世界へと帰還した。
HFでは条件を満たすと追加イベントが発生し、崩落中のアインクラッドへ転移してきたユウキとの手合わせが発生。
原作ではアスナと夕日を眺めた場所で、全盛期の黒の剣士と絶剣の対決が実現することになる。
EDではダイシーカフェで打ち上げが行われ、リーファの誘いからALOへと移住することになる。

ソードアート・オンライン インフィニティ・モーメント


本作では大人の事情により黒コートではなく黒ジャケットを着用。原作の黒コートは2周目から使用可能となる。ヒロインにはデフォルトの装備に加えて攻撃・防御・バフに特化した専用防具が3種類用意されているが、キリトに関しては専用装備の『カオスアーマー』『デュエルジャケット』『オーダークロス』及びそのセット品が同様の傾向を持っている。
また、ゲーム上では二刀流以外の武器も装備できるため、『盾とフルプレートに身を固めて斧を振り回すキリト』『武者鎧と刀でお侍になったキリト』も見ることが可能である。

ホロウ・フラグメント(ホロウ・エリア編)

インフィニティ・モーメント開始から一ヶ月後、2024年の12月に起きた出来事。
突然未知のエリアに飛ばされたキリトはその場に現れたオレンジプレイヤーの少女・フィリアと遭遇。交戦するも、その場に現れたスカルリーパーっぽいモンスター(実際はホロウデッドニングリーパーという別のモンスター)の襲撃によって成り行きで共闘することになる。
フィリアと和解したキリトはアインクラッドとホロウ・エリアを行き来しながらこのエリアを探索してゆくことになるが、その先に待ち受けていたのは行方をくらませたはずのあの男だった。
本作では大人の事情が解消されたことで前作から原作仕様を含むコート状の防具が大量に追加。
新規ムービーでも原作同様の黒いコートを着用している。ヒロインに特化装備に続きコンプリート装備が追加されたが、キリトの新たな専用装備『マスターズアーマー』はこれに相当するといえる。
また、血盟騎士団仕様の白いコート(アニメに登場したものとは異なる)が複数追加され、中には最終装備候補まであるためキリト的にはたまったものではないかもしれない。プロダクトコード限定だがGGO版のキリトまで白くなる始末である。形式上血盟騎士団のメンバーなので、着用することには何の問題もないのだが…。

ロスト・ソング

アニメ準拠の容姿で登場。SAOから解放され思う存分にゲームを楽しんでおり、やがてゲーマーとしての意地と矜持を掛けて美少女天才科学者と激突することになる。
原作7巻に相当するイベントではユウキとアスナの仲を取り持つなど出番が増えた。猫耳をつけさせられそうになるイベントなど女難の相あり。ユウキにも度々軽く釘を刺されるなど、自業自得と言えなくもない
原作ALOでの衣装の他に、黒地に緑ラインのオリジナル衣装やGE2ジュリウス・ヴィスコンティのコスプレを着用する。
使用可能武器は二刀流・片手剣・両手剣とキッチリと原作を再現している。黒の両手剣改めブラック・プレートは種別が片手剣に変更され、フェアリィ・ダンス編におけるリーファの剣(ゲームでの名称はスウィープセイバー)との二刀流を再現可能。

白キリト

二人だけの時間


白地に赤のコートを着用した血盟騎士団仕様のキリト。アニメでの出番はたった1話のみだが、ゲーム版やスマホ版などで度々出番がある。コードレジスタにて《黒の剣士》と対になる《赤光の剣士》の称号が付けられている。

客演

アクセル・ワールド

『アクセル・ワールド』の原作小説10巻、漫画版5巻、『アクセル・ワールド』+『ソードアート・オンライン』ドラマCD収録エピソード「バーサス」ではなんと、アインクラッドの時の黒の剣士のアバターでブレイン・バーストに乱入シルバー・クロウとの次元を超えた対決が実現。
2人が登場する2つの作品の原作者川原礫による一種の読者サービスのようなものである。両作品には共通する設定も複数登場することから同一世界観、パラレルワールドの関係にあることが推測され、クロスオーバーさせやすかったという所もあると思われる。
ちなみにシルバー・クロウによれば、黒の印象が大きい彼の存在は黒雪姫に似てるようだ。
AWの19巻では、ブレイン・バーストの製作者である事を匂わせるシーンが挿入される。

電撃文庫FIGHTINGCLIMAX

SAO編のアバターの姿で参戦。漆黒のロングソード・エリュシデータを駆使して戦う。
稼働当初は数少ない男性プレイヤーキャラ(平和島静雄(デュラララ!!)と2人だけ)だった。
性能面では飛び道具系技が無いインファイタータイプ。武器持ちだがリーチも長くなく機動力、火力も低い。しかし切り札の『エクストラスキル「二刀流」』を使う事で一転、上記の欠点のほとんどを補う形で大幅強化され全キャラでもトップクラスのコンボ数を叩き出せるようになる。相手にガードされても切り札中のみ使えるキャンセルからガードを崩したり、離れていれば牽制に技を振って当たれば一気に相手を押し切るという戦法も可能。「通常時は最弱キャラ、切札時は最強キャラ」と言われる所以である。
かなり切り札に依存するキャラなので使うタイミングを見極めるのが重要な上級者向けのキャラクターに仕上がっている。それが原因だったのか、稼働当初は高い選択率を誇ったものの勝率はぶっちぎりの最下位だったという過去を持つ。
『IGNITION』でもこの性能は変わらない。…が、他の面々が軒並みアッパー調整をうけたのにもかかわらず通常時のキリトは本当に前作のままの性能であり、切り札中もルートが追加されたこととポテンシャル(攻撃力アップ)の発動条件が変わったことぐらいで強化点は少ない。
これによりますます切り札に依存することになり、相対的に弱体化してしまった。
切り札による攻撃面は健在だが発動中でも気が抜けなくなった(特に当たり判定が強化されたアスナ、発生が早くなったコマンド投げが怖い平和島静雄などが厳しい)。
さらに追い打ちをかけるようにキリトに機動力をプラスしたようなほぼ上位互換の性能のユウキが参戦(家庭版で先行配信、後に有料でDLC販売とAC版での使用解禁)。これによりキリトの立ち位置はますます厳しいものになってしまった。

アスナと戦う前の専用台詞として何でここにいるのか戸惑い、シャナとの専用台詞では彼女の持つ『贄殿遮那』をレアアイテムと勘違いして勝てば手には入れるのかと思ったところで彼女から「ゲームと一緒にしないで」とツッコまれ、家庭用版・Ver1.30で追加された雪菜との専用セリフではシャナと同じようにレアアイテムと勘違いして雪菜からは「変態さんが現れたようですね」と呆れられており、セルベリアとの対戦でも彼女の手持ち武器『ヴァルキュリアの剣』をレアアイテムと勘違いし、どこで手に入れたかセルベリアに詰め寄り彼女が怖気付くやり取りがある。
高坂桐乃とのバトル前トークにてキリトに妹が居るのを知った桐乃が会わせてほしいと詰めより、キリトが「声だけ聞いたらスグに似ている」と言う中の人ネタをやっている。
なお、続編 IGNITONではアスナと戦う前の専用台詞は「負けたほうが昼飯の奢り」に差し替えられている〈前作の設定が『絶夢』に操られた設定のため、バトル時に正気に戻り驚くという設定のためだと思われる〉。
また、司波深雪とのバトル前トークにて「君みたいに魔法が使えたら大勢の人が死なずに済んだのに」と言う、サチとの一件を思わせるセリフを言う〈サチも深雪もCVが同じ〉。

ちなみに、カラーバリエーションの2番のカラーが後述の『赤光の剣士』のカラーになっている。

ニューワールド.hack

2016年にスマホ版コード・レジスタとの間で行われた相互コラボイベントにて客演。MMO題材の二大作品の夢の共演が遂に実現した。
アインクラッド周辺に現れたという『光の門』の噂の調査のために未踏破階層に赴いたキリトとアスナは件の光の門へと吸い込まれてしまう。異空間の中で謎の双剣使いに襲われ、SAOですらないどこかに飛ばされてしまった二人の前にもう一人の双剣使いが現れる。

関連イラスト

無題
黒の剣士


黒の剣士
[kirito]


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