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ウルトラシリーズに登場する強化怪獣。

データ

別名:超力怪獣
身長:75メートル
体重:8万7千トン
出現地:横浜
武器ゴルドニック・サンダー
スーツアクター西村郎

概要

概要

映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』に登場するスーパーヒッポリト星人が時空界に棲息するゴルドラスの別個体に強化改造を施した強化形態。


全身の棘のような部分がより刺々しく体表もゴツゴツした鉱物を思わせるようなものへと変化しており、体格も以前より強靭なものになった。鼻のツノもより長く伸び、稲妻状に近づいており、牙も伸びている。

また、体の金色部分の面積も広がり、原種は所々赤みがかっていたのに対してこちらはより黄金に近づいている。


攻撃面は強化されており、角から放たれる電撃光線「ゴルドニック・サンダー」は自身の意思で自在に方向を変えて放つ事ができるほか(劇中では建造物の隙間を縫うようにして撃っている)、初代同様に防御バリアーも使用することも可能であるが、こちらは手を回して亜空間バリアーのようなものを発生させる方式である(原種はツノに黄色い球体のバリアーを張っていた)。しかも、本体の防御力はミサイル程度にはビクともしないほどに強力になった。なお、バリアーを使用したのは自衛隊の戦闘時の時のみである。


『ウルトラマンオフィシャルデータファイル』(デアゴスティーニ・2009〜2011)の解説によれば、強敵との戦いを求める好戦的な性格とされ、皮膚は超合金並みで相方を上回る怪力も有しているとの事。尻尾は一振りでビルを倒壊させるほどだという。

劇中ではキングパンドンのように竜巻から出現していないが、これは自前で空間を歪めて移動する能力を持っているからである。とはいえ、原種のように時空を歪めて周囲の環境に影響を及ぼすという活動は行っていない(もし実行していたら劇中以上に甚大な被害が出ていただろう)。


また、原種は角が弱点となっていたが、本作では角を折られずに倒された為、弱点が克服されたかまでは判明していない。


主な活動歴

主な活動歴

スーパーヒッポリト星人に操られ、弟分のキングシルバゴンと共に別宇宙の地球に出現。横浜市街地を荒らし回る。自衛隊とも交戦したが、バリアーなど人知を超えた能力で優位に立ち、全滅に追い込んでいる。


その後、別世界のダイゴが変身したウルトラマンティガと対決し、ティガをキングシルバゴン、スーパーヒッポリト星人と組んで痛めつけるが、そこに別世界のアスカ我夢が変身したウルトラマンダイナウルトラマンガイアが駆けつけた事により形勢は逆転。最後はガイアと戦闘になり、最終的にフォトンエッジを食らい爆発四散した。

その後、影法師の手によりギガキマイラの一部となる。


派生作品

派生作品

ウルトラ銀河伝説』ではウルトラマンベリアルによって超ウルトラ8兄弟の怪獣メンバーと共に復活。大ダメージを負ったウルトラセブンにキングシルバゴンと共に止めを刺そうと襲い掛かるが、アイスラッガーで切り裂かれ敗れた。


立体化

立体化

バンダイの『ウルトラ怪獣シリーズ 2008 MOVIE』から発売。足の爪は原作ほど反り返ってはいない。

ただし、『ウルトラ怪獣500シリーズ』ではキングゲスラキングパンドンは続投し、キングシルバゴンが出ない代わりに原種のシルバゴンが商品化されるなどしたが、キングゴルドラスの場合は(原種であるゴルドラスすらも)ラインナップに上がらなかった。とはいえ、『ウルトラマンギンガ』でウルトラ怪獣シリーズ版が小道具として登場はする。


食玩の『プレイヒーローVS ウルトラマン対決セット 超ウルトラ8兄弟スペシャル』では他の怪獣軍団と共に登場。キングゴルドラスは劇中で対決したガイアとのセットになっている。


余談

余談

デザイナーは酉澤安施氏。生物的なキングシルバゴンとの違いを明確にするため、首を伸ばして頭を小さくしており、体表もキングシルバゴンと対照的な鉱物をイメージしたものとなっている。また、初稿ラフでは首が短くなっている。(出典:『てれびくんデラックス 愛蔵版 大決戦!ウルトラ8兄弟超全集』(2008・小学館)P87より)。


キングシルバゴンとキングゴルドラスの登場シーンは『怪獣映画』を意識した演出がなされている。

そして、何気にシルバゴンとゴルドラスが共闘するのはこれが初であり、ティガを相手に戦うというファン垂涎の展開となった。しかもタッグでティガをピンチに追い込んでいるという健闘ぶりである。

また、今回はガイアと対決するという異色のマッチとなったが、そもそもな話、『ガイア』出典の怪獣の強化個体が本作に登場しておらず、ティガはスーパーヒッポリト星人と戦っているからというのが理由であろう(参考までにシルバゴンは『ダイナ』と関連があり、ジャックに対応したブラックキングもボツになったとはいえ、デザイン画が存在している)。


キングゲスラ、キングパンドン、キングシルバゴン、スーパーヒッポリト星人とは異なり、『ウルトラ銀河伝説』以降一度も再登場していない。弟分のキングシルバゴンも『ウルトラゼロファイト』に少しだけ登場して以降、全く登場しておらず、この2体は『超ウルトラ8兄弟』に登場した怪獣の中でももっとも不遇な存在になっている。しかしながら、『超ウルトラ8兄弟』の中で1作品の中から二体も怪獣がリメイクされた事は他の3体にはない彼らの大きな魅力になっている。登場しない理由については金色の塗料は経年により黒ずみやすくなっており、ラテックスを侵蝕してしまうためである。しかし近年では腐食しづらい塗料が出てきている。


しかし、本編外ではちらほら登場している模様で、ウルトラゾーンのアイキャッチでは弟分と共に奈良へ旅行に行っていたり、『ウルトラマンゼロ&オールスターウルトラマン超絶!ウルトラリーグ』のテレビマガジン版ではウルティメイトフォースゼロを相手に戦っている。


関連タグ

関連タグ

大決戦!超ウルトラ8兄弟 ウルトラ怪獣

ゴルドラス

キングシルバゴン キングゲスラ キングパンドン スーパーヒッポリト星人

データ

別名:超力怪獣
身長:75メートル
体重:8万7千トン
出現地:横浜
武器ゴルドニック・サンダー
スーツアクター西村郎

概要

概要

映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』に登場するスーパーヒッポリト星人が時空界に棲息するゴルドラスの別個体に強化改造を施した強化形態。


全身の棘のような部分がより刺々しく体表もゴツゴツした鉱物を思わせるようなものへと変化しており、体格も以前より強靭なものになった。鼻のツノもより長く伸び、稲妻状に近づいており、牙も伸びている。

また、体の金色部分の面積も広がり、原種は所々赤みがかっていたのに対してこちらはより黄金に近づいている。


攻撃面は強化されており、角から放たれる電撃光線「ゴルドニック・サンダー」は自身の意思で自在に方向を変えて放つ事ができるほか(劇中では建造物の隙間を縫うようにして撃っている)、初代同様に防御バリアーも使用することも可能であるが、こちらは手を回して亜空間バリアーのようなものを発生させる方式である(原種はツノに黄色い球体のバリアーを張っていた)。しかも、本体の防御力はミサイル程度にはビクともしないほどに強力になった。なお、バリアーを使用したのは自衛隊の戦闘時の時のみである。


『ウルトラマンオフィシャルデータファイル』(デアゴスティーニ・2009〜2011)の解説によれば、強敵との戦いを求める好戦的な性格とされ、皮膚は超合金並みで相方を上回る怪力も有しているとの事。尻尾は一振りでビルを倒壊させるほどだという。

劇中ではキングパンドンのように竜巻から出現していないが、これは自前で空間を歪めて移動する能力を持っているからである。とはいえ、原種のように時空を歪めて周囲の環境に影響を及ぼすという活動は行っていない(もし実行していたら劇中以上に甚大な被害が出ていただろう)。


また、原種は角が弱点となっていたが、本作では角を折られずに倒された為、弱点が克服されたかまでは判明していない。


主な活動歴

主な活動歴

スーパーヒッポリト星人に操られ、弟分のキングシルバゴンと共に別宇宙の地球に出現。横浜市街地を荒らし回る。自衛隊とも交戦したが、バリアーなど人知を超えた能力で優位に立ち、全滅に追い込んでいる。


その後、別世界のダイゴが変身したウルトラマンティガと対決し、ティガをキングシルバゴン、スーパーヒッポリト星人と組んで痛めつけるが、そこに別世界のアスカ我夢が変身したウルトラマンダイナウルトラマンガイアが駆けつけた事により形勢は逆転。最後はガイアと戦闘になり、最終的にフォトンエッジを食らい爆発四散した。

その後、影法師の手によりギガキマイラの一部となる。


派生作品

派生作品

ウルトラ銀河伝説』ではウルトラマンベリアルによって超ウルトラ8兄弟の怪獣メンバーと共に復活。大ダメージを負ったウルトラセブンにキングシルバゴンと共に止めを刺そうと襲い掛かるが、アイスラッガーで切り裂かれ敗れた。


立体化

立体化

バンダイの『ウルトラ怪獣シリーズ 2008 MOVIE』から発売。足の爪は原作ほど反り返ってはいない。

ただし、『ウルトラ怪獣500シリーズ』ではキングゲスラキングパンドンは続投し、キングシルバゴンが出ない代わりに原種のシルバゴンが商品化されるなどしたが、キングゴルドラスの場合は(原種であるゴルドラスすらも)ラインナップに上がらなかった。とはいえ、『ウルトラマンギンガ』でウルトラ怪獣シリーズ版が小道具として登場はする。


食玩の『プレイヒーローVS ウルトラマン対決セット 超ウルトラ8兄弟スペシャル』では他の怪獣軍団と共に登場。キングゴルドラスは劇中で対決したガイアとのセットになっている。


余談

余談

デザイナーは酉澤安施氏。生物的なキングシルバゴンとの違いを明確にするため、首を伸ばして頭を小さくしており、体表もキングシルバゴンと対照的な鉱物をイメージしたものとなっている。また、初稿ラフでは首が短くなっている。(出典:『てれびくんデラックス 愛蔵版 大決戦!ウルトラ8兄弟超全集』(2008・小学館)P87より)。


キングシルバゴンとキングゴルドラスの登場シーンは『怪獣映画』を意識した演出がなされている。

そして、何気にシルバゴンとゴルドラスが共闘するのはこれが初であり、ティガを相手に戦うというファン垂涎の展開となった。しかもタッグでティガをピンチに追い込んでいるという健闘ぶりである。

また、今回はガイアと対決するという異色のマッチとなったが、そもそもな話、『ガイア』出典の怪獣の強化個体が本作に登場しておらず、ティガはスーパーヒッポリト星人と戦っているからというのが理由であろう(参考までにシルバゴンは『ダイナ』と関連があり、ジャックに対応したブラックキングもボツになったとはいえ、デザイン画が存在している)。


キングゲスラ、キングパンドン、キングシルバゴン、スーパーヒッポリト星人とは異なり、『ウルトラ銀河伝説』以降一度も再登場していない。弟分のキングシルバゴンも『ウルトラゼロファイト』に少しだけ登場して以降、全く登場しておらず、この2体は『超ウルトラ8兄弟』に登場した怪獣の中でももっとも不遇な存在になっている。しかしながら、『超ウルトラ8兄弟』の中で1作品の中から二体も怪獣がリメイクされた事は他の3体にはない彼らの大きな魅力になっている。登場しない理由については金色の塗料は経年により黒ずみやすくなっており、ラテックスを侵蝕してしまうためである。しかし近年では腐食しづらい塗料が出てきている。


しかし、本編外ではちらほら登場している模様で、ウルトラゾーンのアイキャッチでは弟分と共に奈良へ旅行に行っていたり、『ウルトラマンゼロ&オールスターウルトラマン超絶!ウルトラリーグ』のテレビマガジン版ではウルティメイトフォースゼロを相手に戦っている。


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ウルトラシリーズに登場する強化怪獣。

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別名:超力怪獣
身長:75メートル
体重:8万7千トン
出現地:横浜
武器ゴルドニック・サンダー
スーツアクター西村郎

概要

概要

映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』に登場するスーパーヒッポリト星人が時空界に棲息するゴルドラスの別個体に強化改造を施した強化形態。


全身の棘のような部分がより刺々しく体表もゴツゴツした鉱物を思わせるようなものへと変化しており、体格も以前より強靭なものになった。鼻のツノもより長く伸び、稲妻状に近づいており、牙も伸びている。

また、体の金色部分の面積も広がり、原種は所々赤みがかっていたのに対してこちらはより黄金に近づいている。


攻撃面は強化されており、角から放たれる電撃光線「ゴルドニック・サンダー」は自身の意思で自在に方向を変えて放つ事ができるほか(劇中では建造物の隙間を縫うようにして撃っている)、初代同様に防御バリアーも使用することも可能であるが、こちらは手を回して亜空間バリアーのようなものを発生させる方式である(原種はツノに黄色い球体のバリアーを張っていた)。しかも、本体の防御力はミサイル程度にはビクともしないほどに強力になった。なお、バリアーを使用したのは自衛隊の戦闘時の時のみである。


『ウルトラマンオフィシャルデータファイル』(デアゴスティーニ・2009〜2011)の解説によれば、強敵との戦いを求める好戦的な性格とされ、皮膚は超合金並みで相方を上回る怪力も有しているとの事。尻尾は一振りでビルを倒壊させるほどだという。

劇中ではキングパンドンのように竜巻から出現していないが、これは自前で空間を歪めて移動する能力を持っているからである。とはいえ、原種のように時空を歪めて周囲の環境に影響を及ぼすという活動は行っていない(もし実行していたら劇中以上に甚大な被害が出ていただろう)。


また、原種は角が弱点となっていたが、本作では角を折られずに倒された為、弱点が克服されたかまでは判明していない。


主な活動歴

主な活動歴

スーパーヒッポリト星人に操られ、弟分のキングシルバゴンと共に別宇宙の地球に出現。横浜市街地を荒らし回る。自衛隊とも交戦したが、バリアーなど人知を超えた能力で優位に立ち、全滅に追い込んでいる。


その後、別世界のダイゴが変身したウルトラマンティガと対決し、ティガをキングシルバゴン、スーパーヒッポリト星人と組んで痛めつけるが、そこに別世界のアスカ我夢が変身したウルトラマンダイナウルトラマンガイアが駆けつけた事により形勢は逆転。最後はガイアと戦闘になり、最終的にフォトンエッジを食らい爆発四散した。

その後、影法師の手によりギガキマイラの一部となる。


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ウルトラ銀河伝説』ではウルトラマンベリアルによって超ウルトラ8兄弟の怪獣メンバーと共に復活。大ダメージを負ったウルトラセブンにキングシルバゴンと共に止めを刺そうと襲い掛かるが、アイスラッガーで切り裂かれ敗れた。


立体化

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バンダイの『ウルトラ怪獣シリーズ 2008 MOVIE』から発売。足の爪は原作ほど反り返ってはいない。

ただし、『ウルトラ怪獣500シリーズ』ではキングゲスラキングパンドンは続投し、キングシルバゴンが出ない代わりに原種のシルバゴンが商品化されるなどしたが、キングゴルドラスの場合は(原種であるゴルドラスすらも)ラインナップに上がらなかった。とはいえ、『ウルトラマンギンガ』でウルトラ怪獣シリーズ版が小道具として登場はする。


食玩の『プレイヒーローVS ウルトラマン対決セット 超ウルトラ8兄弟スペシャル』では他の怪獣軍団と共に登場。キングゴルドラスは劇中で対決したガイアとのセットになっている。


余談

余談

デザイナーは酉澤安施氏。生物的なキングシルバゴンとの違いを明確にするため、首を伸ばして頭を小さくしており、体表もキングシルバゴンと対照的な鉱物をイメージしたものとなっている。また、初稿ラフでは首が短くなっている。(出典:『てれびくんデラックス 愛蔵版 大決戦!ウルトラ8兄弟超全集』(2008・小学館)P87より)。


キングシルバゴンとキングゴルドラスの登場シーンは『怪獣映画』を意識した演出がなされている。

そして、何気にシルバゴンとゴルドラスが共闘するのはこれが初であり、ティガを相手に戦うというファン垂涎の展開となった。しかもタッグでティガをピンチに追い込んでいるという健闘ぶりである。

また、今回はガイアと対決するという異色のマッチとなったが、そもそもな話、『ガイア』出典の怪獣の強化個体が本作に登場しておらず、ティガはスーパーヒッポリト星人と戦っているからというのが理由であろう(参考までにシルバゴンは『ダイナ』と関連があり、ジャックに対応したブラックキングもボツになったとはいえ、デザイン画が存在している)。


キングゲスラ、キングパンドン、キングシルバゴン、スーパーヒッポリト星人とは異なり、『ウルトラ銀河伝説』以降一度も再登場していない。弟分のキングシルバゴンも『ウルトラゼロファイト』に少しだけ登場して以降、全く登場しておらず、この2体は『超ウルトラ8兄弟』に登場した怪獣の中でももっとも不遇な存在になっている。しかしながら、『超ウルトラ8兄弟』の中で1作品の中から二体も怪獣がリメイクされた事は他の3体にはない彼らの大きな魅力になっている。登場しない理由については金色の塗料は経年により黒ずみやすくなっており、ラテックスを侵蝕してしまうためである。しかし近年では腐食しづらい塗料が出てきている。


しかし、本編外ではちらほら登場している模様で、ウルトラゾーンのアイキャッチでは弟分と共に奈良へ旅行に行っていたり、『ウルトラマンゼロ&オールスターウルトラマン超絶!ウルトラリーグ』のテレビマガジン版ではウルティメイトフォースゼロを相手に戦っている。


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大決戦!超ウルトラ8兄弟 ウルトラ怪獣

ゴルドラス

キングシルバゴン キングゲスラ キングパンドン スーパーヒッポリト星人

データ

別名:超力怪獣
身長:75メートル
体重:8万7千トン
出現地:横浜
武器ゴルドニック・サンダー
スーツアクター西村郎

概要

概要

映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』に登場するスーパーヒッポリト星人が時空界に棲息するゴルドラスの別個体に強化改造を施した強化形態。


全身の棘のような部分がより刺々しく体表もゴツゴツした鉱物を思わせるようなものへと変化しており、体格も以前より強靭なものになった。鼻のツノもより長く伸び、稲妻状に近づいており、牙も伸びている。

また、体の金色部分の面積も広がり、原種は所々赤みがかっていたのに対してこちらはより黄金に近づいている。


攻撃面は強化されており、角から放たれる電撃光線「ゴルドニック・サンダー」は自身の意思で自在に方向を変えて放つ事ができるほか(劇中では建造物の隙間を縫うようにして撃っている)、初代同様に防御バリアーも使用することも可能であるが、こちらは手を回して亜空間バリアーのようなものを発生させる方式である(原種はツノに黄色い球体のバリアーを張っていた)。しかも、本体の防御力はミサイル程度にはビクともしないほどに強力になった。なお、バリアーを使用したのは自衛隊の戦闘時の時のみである。


『ウルトラマンオフィシャルデータファイル』(デアゴスティーニ・2009〜2011)の解説によれば、強敵との戦いを求める好戦的な性格とされ、皮膚は超合金並みで相方を上回る怪力も有しているとの事。尻尾は一振りでビルを倒壊させるほどだという。

劇中ではキングパンドンのように竜巻から出現していないが、これは自前で空間を歪めて移動する能力を持っているからである。とはいえ、原種のように時空を歪めて周囲の環境に影響を及ぼすという活動は行っていない(もし実行していたら劇中以上に甚大な被害が出ていただろう)。


また、原種は角が弱点となっていたが、本作では角を折られずに倒された為、弱点が克服されたかまでは判明していない。


主な活動歴

主な活動歴

スーパーヒッポリト星人に操られ、弟分のキングシルバゴンと共に別宇宙の地球に出現。横浜市街地を荒らし回る。自衛隊とも交戦したが、バリアーなど人知を超えた能力で優位に立ち、全滅に追い込んでいる。


その後、別世界のダイゴが変身したウルトラマンティガと対決し、ティガをキングシルバゴン、スーパーヒッポリト星人と組んで痛めつけるが、そこに別世界のアスカ我夢が変身したウルトラマンダイナウルトラマンガイアが駆けつけた事により形勢は逆転。最後はガイアと戦闘になり、最終的にフォトンエッジを食らい爆発四散した。

その後、影法師の手によりギガキマイラの一部となる。


派生作品

派生作品

ウルトラ銀河伝説』ではウルトラマンベリアルによって超ウルトラ8兄弟の怪獣メンバーと共に復活。大ダメージを負ったウルトラセブンにキングシルバゴンと共に止めを刺そうと襲い掛かるが、アイスラッガーで切り裂かれ敗れた。


立体化

立体化

バンダイの『ウルトラ怪獣シリーズ 2008 MOVIE』から発売。足の爪は原作ほど反り返ってはいない。

ただし、『ウルトラ怪獣500シリーズ』ではキングゲスラキングパンドンは続投し、キングシルバゴンが出ない代わりに原種のシルバゴンが商品化されるなどしたが、キングゴルドラスの場合は(原種であるゴルドラスすらも)ラインナップに上がらなかった。とはいえ、『ウルトラマンギンガ』でウルトラ怪獣シリーズ版が小道具として登場はする。


食玩の『プレイヒーローVS ウルトラマン対決セット 超ウルトラ8兄弟スペシャル』では他の怪獣軍団と共に登場。キングゴルドラスは劇中で対決したガイアとのセットになっている。


余談

余談

デザイナーは酉澤安施氏。生物的なキングシルバゴンとの違いを明確にするため、首を伸ばして頭を小さくしており、体表もキングシルバゴンと対照的な鉱物をイメージしたものとなっている。また、初稿ラフでは首が短くなっている。(出典:『てれびくんデラックス 愛蔵版 大決戦!ウルトラ8兄弟超全集』(2008・小学館)P87より)。


キングシルバゴンとキングゴルドラスの登場シーンは『怪獣映画』を意識した演出がなされている。

そして、何気にシルバゴンとゴルドラスが共闘するのはこれが初であり、ティガを相手に戦うというファン垂涎の展開となった。しかもタッグでティガをピンチに追い込んでいるという健闘ぶりである。

また、今回はガイアと対決するという異色のマッチとなったが、そもそもな話、『ガイア』出典の怪獣の強化個体が本作に登場しておらず、ティガはスーパーヒッポリト星人と戦っているからというのが理由であろう(参考までにシルバゴンは『ダイナ』と関連があり、ジャックに対応したブラックキングもボツになったとはいえ、デザイン画が存在している)。


キングゲスラ、キングパンドン、キングシルバゴン、スーパーヒッポリト星人とは異なり、『ウルトラ銀河伝説』以降一度も再登場していない。弟分のキングシルバゴンも『ウルトラゼロファイト』に少しだけ登場して以降、全く登場しておらず、この2体は『超ウルトラ8兄弟』に登場した怪獣の中でももっとも不遇な存在になっている。しかしながら、『超ウルトラ8兄弟』の中で1作品の中から二体も怪獣がリメイクされた事は他の3体にはない彼らの大きな魅力になっている。登場しない理由については金色の塗料は経年により黒ずみやすくなっており、ラテックスを侵蝕してしまうためである。しかし近年では腐食しづらい塗料が出てきている。


しかし、本編外ではちらほら登場している模様で、ウルトラゾーンのアイキャッチでは弟分と共に奈良へ旅行に行っていたり、『ウルトラマンゼロ&オールスターウルトラマン超絶!ウルトラリーグ』のテレビマガジン版ではウルティメイトフォースゼロを相手に戦っている。


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