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キングジョー

きんぐじょー

ウルトラセブンに登場するロボット怪獣。
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キングジョー その2
キングジョー



ウルトラセブン第14話「ウルトラ警備隊西へ 前編」、第15話「ウルトラ警備隊西へ 後編」に登場するロボット怪獣

データ

種別宇宙ロボット
身長55m
体重4万8千t
製造地ペダン星
武器デスト・レイ


概要

ペダン星人が開発したスーパーロボット。当初は特定の名前が付けられておらず、本編中では「ペダン星人のロボット」と呼ばれており、ソフビ人形の販売に際して、脚本の金城哲夫氏の名前をとってキングジョーと名付けられたという逸話がある。(他にも金城の父親のあだ名説やイギリス戦艦キング・ジョージ5世から取ったという説もある)
当初は、地球侵略しに来たと誤解したペダン星人の指令により、地球防衛軍原子力潜水艦や防衛センターを襲っていたが、星人の目的が途中から地球侵略に変わったため、神戸で無差別破壊を行なった。

10122015


頭、胸、腹、足の4機の宇宙船分離合体が可能。主武装は目のような部分から放つ破壊光線デスト・レイで、鋼鉄をも溶かす高熱を放つという。
また、格闘能力も高く、軽々と10万t級の艦船を振り回す剛力でセブンを圧倒した。おかげで「キングジョー=船」みたいな印象がいまだに残っている。
攻撃面だけでなく防御面も申し分なく、装甲はきわめて頑丈であり、ウルトラセブンのエメリウム光線は通用せず、アイスラッガーも苦もなくはじき返すほど。セブンが羽交い絞めにしたところを、ドロシー・アンダーソン博士が開発した兵器、ライトンR30爆弾を使う事でようやく撃破できた。

他の映像作品での活躍

ウルトラファイト

なぜかキング「ジョオ」と呼ばれていた。

ウルトラマンマックス

第14話「恋するキングジョー」にて登場。
今回はゼットン星人が操っている。分離の仕方が頭(キングジョーアルファー号)、胸(キングジョーベーター号)、右下半身(キングジョーガンマー号)、左下半身(キングジョーデルタ号)に分離と少々異なる。その体を構成する装甲「ゼットンニウム」は分子レベルまでの分解・再生が可能。
DASH監視衛星破壊して地球に侵入しゼットンの地球侵入支援のため縮小され、町工場で作られたラジコンロボを装っていたが、名前と構造がDASHに怪しまれたため巨大化。ゼットン星人が操っている女性・夏美を操縦者としている為マックスも手が出せなかったが、カイトの説得で夏美が意識を取り戻し脱出したため動きが鈍り、マクシウムカノンで倒された。

ウルトラマンゼロ外伝 キラー・ザ・ビートスター

天球内部の護衛用メカとして大量生産され、そのうちの一体がインペライザーエースキラーと共に天球に侵入したウルティメイトフォースゼロに襲い掛かる。セブンの息子、ウルトラマンゼロによりこの個体は撃破され、残りの量産されたキングジョーも天球の爆発に巻き込まれて全滅した。

ウルトラマンX

第11話「未知なる友人」に登場。

四機の宇宙船の状態で、突如として地球に飛来。スカイマスケッティを撃墜しそのまま破壊しようとするが、救出に現れたエックスとの戦闘を開始する。
強固な装甲にはエックスの通常攻撃がまるで効かず、対抗策として使用したゼットンアーマーのゼットン火炎弾やザナディウム光線を尽く分離して躱し、苦戦させる。大地がリアライズさせたサイバーゴモラとの2vs1でも互角に戦ったが、サイバーゴモラのサイバー超振動波を受けてひるんだところに、(かつて同じくキングジョーを倒したウルトラマンマックスサイバーカードを使用して)マックスギャラクシーを装着したエックスのギャラクシーカノンを食らい、爆散した。

何の目的で地球に飛来したのかは明らかになっていないが、グルマン博士曰く、過去にもペダン星人の宇宙船として7つの星の文明を滅ぼしたとされており、今回も純粋な破壊活動の為に現れたと思われる。しかし内部に生命反応がないと解析された事から、無人で稼働していたものと思われる(たまたま搭乗者がいなかったのか、もともと無人機として開発されたものなのか、どちらなのかは不明)。

因みにX本編で初めてスパークドールズにならずエックスの手で完全に滅ぼされた敵である(スパークドールズにされずに滅ばされた敵は以前にも何体か存在したが、いずれも倒したのはエックスではなかった)。代わりに「大地の怪獣ラボ」にはサイバー怪獣化されたサイバーキングジョーサイバーカードが登場している。このカードは後に第19話で劇中でも登場し、スカイマスケッティがデスト・レイを元にした「キングジョーデストロイ砲」を発射して、湾岸地域で暴れ回っていたEXゴモラを攻撃する際に使用した。

放送前、監督を担当した富田卓氏は、「キングジョーの合体シーン」を見どころの1つとして挙げていた。また、本作では分離した宇宙船の状態でも極めて高い機動性を誇っている(事実、レーダーに感知されてからわずか数分での横を通り過ぎて日本上空までたどり着いている)ことが示されており、4機に分離した後、目にも留まらぬ速さで飛び回りながらエックスに光線を浴びせるというシーンがあった。

ウルトラマンオーブ

ジャグラス・ジャグラーの所持する怪獣カードの1枚として登場。
カードの属性

ウルトラゾーン

ドラマパート「最後の攻撃命令」では分離形態で地球に侵入し、防衛軍隊員・山本の妻の洋子ことペダン星人が内部に搭乗。防衛軍の攻撃を物ともせず暴れ回る。右脚部に損傷を受けたものの進撃は止まらず新型ミサイルでの攻撃が決定するが、洋子が戦闘する意思を失ったのか機能を停止し、新型ミサイルを腹部に受け大破した。

怪獣酒場カンパーイ!

第9話に研修生として登場。新人ながら、いかにも機械的なカチカチの固い応対・接客と、無類の打たれ強さで、悪名高きクレーマーナックル星人ヒッポリト星人)を退散させた。さすがキングジョーだ、なんともないぜ!

他のウルトラシリーズでは

ゲーム

ウルトラマン倶楽部

ディスクシステムのコンピュータゲーム。
キングジョー2が存在する(平成セブンのものとは別物)。コンビナート地区の最奥に出現。

スーパーヒーロー作戦

TDFの地球防衛会議を邪魔するために宇宙人の脱獄囚たちの互助組織「ETF」によって操られ、神戸の街を滅茶苦茶に破壊する。デュオ・マックスウェルの駆るガンダムデスサイズ攻撃をものともしない頑強性を見せつけたが、ライトンR30爆弾とR-GUNの追撃により破壊された。
また、作中ではペガッサ星人を滅亡させた原因を作っており、こいつのおかげで地球圏は銀河連邦警察から管轄外措置を受ける羽目になった。

大怪獣ラッシュ

第4弾には、内部をプラズマソウルに浸食されたプラズマメタルキングジョーがボス怪獣として登場する。オリジナルに比べかなり細身になっており、登場時にあのグランドキングを一撃で葬る等、ボスだけあってかなりの強敵。

怪獣バスターズ

ニンテンドーDSのゲーム。
原典を忠実に再現しているのか阿保みたいな強い強敵っぷりを披露し、プレイヤーを苦しめてくる。
さらに、最新型も登場する(後述)。

漫画など

ウルトラマン超闘士激伝

バルタン星人Jr機甲師団の一人(1台)としてガメロットクレージーゴンと共に登場。

ウルトラマンSTORY0

ウルトラマンレオ対キングジョー(story0版)


プロトタイプのヒョロヒョロとしたキングジョーが登場。
実験機だけあってミクラス攻撃装甲ひびが入るなど、あまり強くはなかった(ただ、セブンのパンチ程度では傷一つつかず、逆にセブンが根を上げてしまうなど、そこそこの耐久性はある)。

ウルトラ怪獣擬人化計画

ULTRAMAN × 擬人化計画その3


あの円谷プロ公認(!)の企画でも美少女化されたキングジョーが登場。

電撃版
デザインを担当したのは谷裕司氏。

当初は機械的で掴みどころのない無機質な表情にデザインされていたが、後述するコラボイラストでは恥じらいやせわしげな表情を見せるなど、感情表現が豊かになっている。
なお、異星人の作り出したロボットではあるが、長い黒髪茶髪にも見える。ワンフェスでなぎさ氏がコスプレした際には、装甲の色に合わせてか金髪になっていた)に清楚な顔立ちと、どこか大和撫子を思わせるような容姿をしている。

原画展で行われた人気投票では5位にランクインしている。その後行われた第2回原画展ではやや順位を落としたものの7位と比較的安定した人気を保っている。

2015年には谷氏描き下ろしの抱き枕が発売された(リンク)。ちなみに、裏面(衣服の肌蹴ている方)には、「整備中をのぞくのはルール違反です」と書かれている…。

また、東急ハンズとのコラボでは、エプロンを着てせっせと荷物を運ぶキングジョーのイラストも描かれ、“ワーキングジョー”というダジャレが書かれていた。

2016年2月7日に開催されたワンフェスでは、なぎさ氏によるキングジョーのコスプレが披露された。

2016年秋配信予定のアニメ版公式PVでも、空を飛ぶキングジョーが映り込むシーンがある(さすがに分離はしておらず、ロボット形態(の擬人化)のままである)。
連動した内容になっている小説版では、第3話「Flying Higher!」に登場。
キングジョーの怪獣魂を受け継いだ欧米人の怪獣娘で、本名はクララ・ソーン。優れた飛翔能力と旅客機を抱え上げることができるほどの凄まじい怪力を持つ。
同じ怪獣娘の友人である國枝アサミ(ブリッツブロッツ)と火野ユリカ(バードン)と共に、テロリストによる旅客機爆破の危機に直面して絶体絶命のアデリーナ・海堂(ペギラ)の救援に駆け付ける。

現在、サプライズネクストによりフィギュア化企画が進行中
また、造形化されたことにより、背中にロケットが装着されていることが判明した(上記のアニメで分離せずに空を飛べていたのはこれを使っていたからと考えられる)が、火が燃え移らないのか心配である

プレックス版

おジョーたん


「できゅーと ウルトラ怪獣擬人化計画」(ラバーストラップおよびねんどろいどのラインナップの1つに「キングジョーたん」が存在する。

POP版
(→参考
POP氏のデザインしたキングジョーが存在する。

他のバージョンと比べるとかなりスマートなデザインとなっており、ロボットの擬人化というよりは、「パワードスーツを着用した女性」とでも表現した方がしっくりくる外観。
背部にはペダニウムランチャーと思われる大口径ライフルを多数配備している。
銃で武装した女性…ということで、艦娘みたいだ…と言う声も。

はいたい七葉』とのコラボ会でも、エレキングと共にテンペラー星人の従者として登場。
ロボットだからなのか、他のキャラクターとは異なり、一言もしゃべらなかった


バリエーション

キングジョー(最新型)

データ

  • 身長:55m
  • 体重: 4万8千t

概要
ニンテンドーDSのゲーム『怪獣バスターズ』に登場する最新型のキングジョー
主に緑の惑星モリシスで戦いことになる。

外見上はカラーリングが色になっており、右腕キングジョースカーレットを彷彿とさせるペダニウムランサーに酷似した強力なブレードが装着されている。
装着されたブレードの威力はすさまじく、全てのものを容易く切り裂くことが出来るとされている。
ちなみにブレード攻撃は反時計回りに走ると避けやすいらしい(とはいってもゲームのキングジョーシリーズの性能がチート過ぎて攻撃する隙が殆ど無いが…)。

このゲームのキングジョーシリーズは、ダメージを与えると攻撃力とスピードが少しずつ上がっていく「強化プログラム」という能力を持っており、瀕死になると更に「オーバーブースト」を発動、即死級の攻撃をふざけたスピードで連発してくる

その他

上記以外にも平成ウルトラセブンではキングジョーⅡが、ウルトラギャラクシー大怪獣バトルシリーズでは強化型のキングジョーブラックキングジョースカーレットが、ウルトラマンギンガSではカスタム機のキングジョーカスタムが登場している。

ウルトラ超伝説とグラビア版では通常の30倍の力を持つ強化型が登場。後に「キングジョーグ」と呼称する怪獣戦艦も現れる。

余談

グロッキー状態のセブンに襲いかかる14話のラストシーンや、神戸港でタンカーを振り回してセブンを張り倒したシーンはあまりにも有名。

肉弾戦でセブンを一方的にフルボッコにしたその強さは衝撃的であり、結局セブンの独力では倒せなかったことから、ファンからしばしば「ゼットンとどちらが強いか」という議論が起こなど、その人気と実力の高さが伺える。
なお、ゼットンとの対決は『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』にて強化型:キングジョーブラックとの対決という形で遂に実現することとなったが、雌雄を決するまでには至らなかった。どちらも非常に人気の高い怪獣なだけに、製作側も意図的に勝負をつける展開にするのは避けたのだろう。『ウルトラマンX』でもゼットンアーマーという間接的な形で実現はしたが、こちらは能力を再現したアーマーだったからかあっさりと破られている。

『セブン』『平成セブン』『X』では機能停止した際に手足をピッタリと体に付けた状態(「気を付け」の状態)で硬直し、ぶっ倒れている。

ペダン星人のロボット初稿バージョン


初期デザインは画像のように人体のシルエットを崩すためジャミラのように肩と頭が融合し、顔面が人面のようなデザインになっている。また合体も無数の昆虫のようなパーツが飛来し訳のわからないうちに人型ロボットとなるというものだったが、CGなどの一切存在しなかった当時の映像技術では到底実現不可能だったため現在の形になった(なお、無数に分解されたパーツが飛来して合体するというシーンは、それから40年近くが経った『ウルトラマンマックス』で実現されることとなった)。
ただ、これによりキングジョーは、ウルトラシリーズ初の二足歩行ロボット型怪獣(非人型ロボット怪獣としてはナースの方が先)にして、1974年のゲッターロボスーパー戦隊シリーズに先駆ける1968年1月に合体ロボット」という概念を映像化するという、日本のサブカルチャー史上でもかなり大きな役割を果たしたキャラとなったのである。

名前の由来は脚本家の金城哲夫氏からという説、イギリス海軍に存在したキング・ジョージ5世級戦艦から取った説が存在する。
なおキング・ジョージ5世級は装甲が堅固な事で知られており、キングジョー自身も同じく装甲が堅固で艦船を持ち上げている事からキング・ジョージ説にも納得がいくが、実際にはスタッフの証言からファンの間では金城哲夫説が有力となっている。


関連項目

スーパーロボット
ヘルズキング:平成版キングジョーと呼べる怪獣
ゴモラ:大怪獣バトル以降何度も対決しているライバル

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